多機能すぎるAndroidの統合管理ツールウィジェットアプリ『System Tuner』

2011年11月23日 13:02 by みろいど
System Tuner

System Tuner

Android端末のあらゆる情報を見る、コントロールする、記録することができる『System Tuner』は、とにかく多機能なツールアプリ。本アプリは、図にありますようにウィジェットがベースとなっています。後ほどご紹介しますが、ホーム画面に機能ごとのショートカットが置けるのも魅力です。


では、どれほどの多機能を備えているのか、ご紹介します。


メイン画面

System Tuner:アプリ起動後に出る画面

System Tuner:アプリ起動後に出る画面

ウィジェットをタップすると、図の様な画面がでます。これがメイン画面と考えて良いでしょう。


表示されている内容は、上から、端末のハードウェア情報が表示されています。


  • CPU:CPU使用率
  • Frequency:CPUの周波数
  • Memory:メモリーの使用状況
  • SD Card:SDカードの使用状況
  • Internal:アプリ領域の利用状況



画面の真ん中あたりにある項目は、現在動いているアプリ(プロセス)が表示され、数字は使用メモリの大きさです。その下に見えるグラフは、設定により端末の状況を記録している状態で表示させています。また、一番下にあるアイコンの様な部分は、表示の設定や様々なセッティングをするためのメニューとなっています。横にスライドすることができて、全部で10あります。その主な機能を紹介します。


便利な10の機能

System Tuner:Memory画面

System Tuner:Memory画面

「Memory」は、アイコンをタップすると図の様なポップアップが表示されます。これは、先ほど説明したアプリ(プロセス)の表示される順番を何でソートするか?を選択する画面となっています。ちなみに、先ほどの図は「Used Memory」を選択した時の画面となっています。


「Kill-All」は、除外(Excluded)したアプリやシステムプロセス以外を一度に停止することができます。いわゆるタスクキラーの機能となっています。


「Analyzer」は、CPUの状態やアプリの動作状況(動作した時間)を記録し、その結果を読み込んでグラフにして表示してくれます。記録については、手動で動作させる方法(端末のメニューボタン→「Record」)と、端末を再起動して自動的にスタートしてくれる方法を選ぶことができます。記録している時は、通知バーに図の様な白丸の中心に小さな赤い丸が入ったマークが表示されます。なお、記録は5時間50分くらいで停止してしまう様です。


「Analyzer」をタップし、下図の左にある様に記録された日付の部分をタップすると、図の様なグラフが表示されます。どのアプリがどのくらい動いていたかが判ります。以前ご紹介した『トラフィックモニター』でも、通信量の視点から見ることができましたが、同じ様な感じです。


System Tuner:「Analyzer」記録された日付画面(左)グラフの表示画面(右)

System Tuner:「Analyzer」記録された日付画面(左)グラフの表示画面(右)


「Tweaks」は、画面上部に並んでいる5つのタブにある項目について情報が見られることや、ちょっとした設定ができるようになっています。


  • System Information:使用している端末の情報を表示
  • CPU:CPUの周波数の動作状態
  • SD Cards:SDカードの利用状況をフォルダ単位で確認
  • Memory:メインメモリの使用量を可視化
  • Auto-Kill:タスクを強制終了するための条件を表示・設定


System Tuner:「Tweaks」System Infomation画面(左)SD Cards画面(右)

System Tuner:「Tweaks」System Infomation画面(左)SD Cards画面(右)


「Apps(Applications)」は、インストールしているアプリケーションの一覧が表示され、それぞれのアプリの詳細情報などが見られます。画面に表示されているアプリをひとつタップして「Details」を選びます。真ん中の部分はスライドできて、細かい動作状態まで確認できます。


System Tuner:「Applications」画面(左)アプリ選択後のDatails画面(右)

System Tuner:「Applications」画面(左)アプリ選択後のDatails画面(右)


残りの「Excluded」「System」「Kernel」のボタンですが、これは、表示に関する設定をワンタップで変更できるものです。例えば、全部タップすると、全てのアプリやプロセスを画面に表示することができますが、結構見づらいです。その場合、このボタンで必要な部分のみを選択すれば簡単に表示・非表示ができます。


ウィジェットやショートカットを設定する

次は、本アプリの設定について説明します。ウィジェットより起動した画面で、メニューボタンを押すと、「Settings」と「Record」という2つのタブが見えます。「Record」は前述の通り、端末の記録のスタートとストップを手動で行うためのものです。


System Tuner:「Setting」画面

System Tuner:「Setting」画面

「Settings」をタップすると、設定メニューのトップが現れます。設定項目は以下の通りです。


  • Task Manager Preferences:タスクマネージャーに関すること
  • Notifications and Widgets:通知バーやウィジェットに関すること
  • Recording Preferences:記録に関すること
  • Auto-Kill Preferences:Auto-Killに関すること
  • Active Tweaks:Tweaksに関すること(これは「Tweaks」でのBoot Settingsと同様)
  • Widget Preferences:ウィジェットに関すること
  • Online help pages:オンラインヘルプ
  • Request Support:開発者への連絡


では、特に役立つ機能を上から順に紹介します。


「Task Manager Preferences」は、表示に関することやログの保存場所などを設定できます。その中にある「Usage Bars settings」は、ウィジェットをタップして表示される「Memory」画面の上部に配置されるバーの種類を設定することができます。


System Tuner:「Task Manager Preferences」画面(左)「Usage bars settings」画面(右)

System Tuner:「Task Manager Preferences」画面(左)「Usage bars settings」画面(右)


System Tuner:「Notifications and Widgets」画面

System Tuner:「Notifications and Widgets」画面

「Notifications and Widgets」は、通知バーに表示するアイコンを設定することができて、そのアイコンのOn/Offやアイコン自身をAndroidマーケットからダウンロードする設定画面となっています。


「Notification packages」をタップすると、インストールされている通知バーのアイコンと、それがアクティブになっているか否かを確認、及び設定ができます。操作は、それぞれの行をタップすることで行えます。また、「Get more icon packages」をタップすると、Androidマーケットへ飛ばされ、アプリ専用のアイコン『ST Icons』がインストールできます。マーケットには、様々なカラーやパターンのアイコンが置かれています。必要に応じてインストールすれば使うことができます。


System Tuner:Notification iconが表示される

System Tuner:Notification iconが表示される

設定したアイコンが通知バーに表示されると図のようになります。バーにたくさんアイコンが並んでいるのが分かります。


この図を見て不思議に思われる方もいると思いますが、ウィジェットが2種類置かれています。ところが、ウィジェットを設定する際のリストには1つしか存在していません。理由は、ウィジェットごとに表示設定を行うことができ、自分で様々な表示パターンからデザインもできるからです。詳しくは、後ほど説明します。各アイコンの情報は、通知バーをスライドさせて表示させます。


さらに、図のホーム画面にいっぱい配置されているのは、本アプリの「ショートカット」です。先ほどからご紹介してきた機能がそれぞれショートカット化されていて、直接その画面に飛ぶことができる様になっています。これは他のツール系アプリでは、あまり見かけない大きな特徴です。


System Tuner:「Auto-kill Preferences」画面

System Tuner:「Auto-kill Preferences」画面

「Auto-kill Preferences」は、Auto-Killが動作する条件を設定することができます。みろいどが設定していたのは、この図の様に「スクリーンが消灯(スリープ)した時に除外したアプリ以外をkillする」「端末のメモリが少なくなった時に除外したアプリ以外をkillする」という設定です。


System Tuner:「Widget Preference」画面

System Tuner:「Widget Preference」画面

「Widget Preference」では、ウィジェットのデザインができます。デザインできる部分は、大きく分けて3つ。


  • Widget Appearance:デザイン枠
  • Widget Values:ウィジェットの中にある数値3種類(3行分、内中央にアイコン配置が可能)
  • Widget Scales:ウィジェット枠の左右のバー情報



System Tuner:「Select background」画面

System Tuner:「Select background」画面

「Widget Appearance」から「Select background」で、デザイン枠の設定ができます。前述の図のウィジェットは、一番左上が「Sense 3 style」、その隣が「Glass Style」で設定しました。ウィジェットの中にある3行中の中央にはアイコンを置けるようになっています。設定は、「Select central icon」で変更できます。デフォルトは「Android」となっていて、緑のドロイド君が入ります。


『System Tuner』:「Top value」画面

『System Tuner』:「Top value」画面

「Widget Values」は、ウィジェット内に表示する値を選ぶメニューとなっています。その中のひとつ「Top value」を例にご紹介します。このアプリでレポートできる値は全て選ぶことができるようです。


また、ウィジェット枠の左右のバーも同様の項目についてバーとして表示することができますので、1つのウィジェットにつき合計5つの項目を表現できます。


先の図の左側では、「Process Count」「CPU Frequency」「Free Memory」の3つの数値、左のバーが「CPU Load」、右のバーが「CPU Frequency」を表示しています。右側は、「Free Internal Memory」、icon、「Free SD Memory」と左のバーは「Used Internal Memory」右が「Used Memory」を表示しています。


デザイン設定だけでなく、ウィジェットをタップした時のアクションに関する設定が「Widget Action」から行えます。


先にご紹介しました様に、ウィジェットを別々のデザインで複数作ることができます。例えば、「Widget Values」でCPUの情報や周波数の情報を表示すように設定する。そのウィジェットをタップすると、設定画面などが起動される。もう1つは、メモリの使用量だけを表示しておき、タップすると「Kill all process」が動作する。このように設定しておくと、「端末が重くなる→見てみるとメモリ使用量が増えている→ウィジェットをタップしてプロセスを終了→速度の回復を図る」などの使い方ができそうです。

<総括>

『System Tuner』は、Android端末のあらゆる情報の確認や記録などを管理できる非常に多機能なアプリです。みろいどもAndroidを持ってから、こんな多機能なアプリは初めてで、今回紹介した機能もほんの一部にしか過ぎません。有料版の『System Tuner Pro』は機能をフルに使えますが、まず無料版で充分に使いこなしてから試した方がいいでしょう。ただ、「タスクキラー」「システム情報表示」などに分かれているアプリをそれぞれインストールしなくても、これ1つで全てが補えますので、このアプリに統合しても良いかもしれません。

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