

MXHome Launcher
『MXHome Launcher』は、重力センサーを使った動きやアニメーション表示が楽しく、細部までこだわったホームアプリです。からくり仕掛けのUIで、使い勝手も良く、テーマも拡張アプリでカスタマイズできます。
ホームアプリの中には英語表記でよく分からなかったり、機能や設定項目が複雑で使いこなすのに一苦労、といったものもありますが、本アプリは日本語表記になっており安心です。
『GO ランチャー EX (Go Launcher EX)』や『ADW.Launcher』など、メジャーなホームアプリを用いて自分好みのホーム画面にカスタマイズされている方も多いと思いますが、本アプリも個性的でおすすめです。スマホをもっとスマートに使いこなすために、ぜひ使ってみてください。
※本アプリは、Android2.1~3.2の対応です。
目次
まずはホームアプリに設定
アプリアイコンを直接タップするか、ホームボタンをタップして「MXHome」を選択しましょう。アプリを起動すると「テーマローディング中…」と表示後、本体の標準アイコンか『MXHome Launcher』の専用アイコンのどちらを利用するかを選びます。今回は専用アイコンを選びましたが、後で変更も可能です。
仕掛けにこだわった二重構造のメイン画面


MXHome Launcher:重厚感のある3D時計
本アプリは、メイン画面が二重構造になっており、最前面に大きなアナログ時計のテーマが表示されます。この時計は、端末を傾けると重力センサーが働いて動きます。時計の向きがゆらゆらと変わり、インパクトがありますね。テーマは拡張アプリに応じて変更可能です(詳しくは後述します)。
上部には左からバッテリー、Wi-Fi、Bluetooth、Sound、Opacityの項目があり、それぞれ長押しで操作可能です。「Opacity」では、スライドバー操作で背景の透明度を変更できるので、アイコンをより見やすくできます。
本体を左右にシェイクすると、コーヒーテーマに合わせたのか、時計の中からコーヒー豆がコロコロと落ちてきてとてもユニークです。


MXHome Launcher:時計の中にショートカットを配置できる
アナログ時計にはさらに仕掛けがあり、12時、3時、6時、9時の部分をタップすることでブラウザやメールを直接起動できます。
さらに同時刻部分を長押しすると“ポン!”という音と共にフタが開きます。この動作もおもしろいです。時計の中にはカレンダーやGmailなどのアイコンが用意されており、3時の時刻のショートカットアイコンを変更することができるようになっています。
画面下部のメニュー(以下ドッグ)には、左から電話とSMSが登録されています。「MX」と右下のアプリ一覧(以下ドロワー)アイコン以外は、長押しで別のアプリを登録できます。「MX」をタップまたは時計を下にスライドさせることで、通常のホーム画面が表示されます。
ユニークで楽しい画面転換効果
メニュー→「MX設定」では各種アニメーションのON/OFFやテーマの変更などが可能です。
「ホームUI設定」→「画面転換効果」から、ホーム画面を切り替えるときの表示設定を4種類から選べます。個人的には3Dのように表示される「キューブ」がお気に入りで、画面の切り替えが楽しくなります。


MXHome Launcher:見ているだけで、楽しい画面転換効果。「キューブ」(左)「ロール」(右)
アイコンも「MX設定」→「アイコンテーマ」からデフォルトのものと切り替えられます。「MXアイコン」にするとウッド調で表示され、統一感のあるホーム画面に仕上がりますよ。
なお「アイコンテーマ設定」→「ワークスペース配列」から、ホーム画面に配置できるスペースを4×4、5×5の2種類から選択でき、配置できるアプリの個数を増やせます。
アプリ管理・編集も楽々
ホーム画面のアプリアイコンを長押しすると管理メニューが表示されます。「編集」では、アプリ名や実行アプリケーションを変更でき、アプリケーション情報に移動したり、ホームからの削除、またダウンロードしたアプリの場合、アンインストールも可能です。
アプリを登録できるドッグ部分も非常に便利なので、使用頻度の高いアプリを登録して活用しましょう。ドッグ部分を右へスライドし、チェックマークのアイコンをタップすると「起動中アプリ(Running)」と「起動履歴アプリ(Recent)」の管理メニューが表示されます(ドロワーアイコンを長押しでも表示可能)。起動中のアプリで不要なものは、「Close」をタップすると終了できます。タスクキル機能も備えてくれているなんて、便利ですね。


MXHome Launcher:アプリ管理も簡単(左)タスクキル機能を備えたドッグ(右)
様々な表示方法と機能が満載のドロワー
ドッグ部分右下の四角状のドロワーアイコンから、ドロワーを呼び出してみましょう。非常に見やすくて、さわやかなUIです。
アプリの表示方法は下部のメニューから選択できます。好みに応じて素早くアプリを探すことができます。
- 「▼」…カテゴリ別表示で表示
- 「ABC」…アルファベット順で表示
- 「30」…インストール日時順で表示
- 右下のリストアイコン…リスト表示へ切り替え
また、画面左上にある時計のようなアイコンをタップすると、本体、SDカードの使用容量を直感的に確認することができます。その隣にある2つの円のアイコンをタップすると、アプリ一覧画面の背景の透明度を変更できます。細部にこだわった作りになっていることがわかります。


MXHome Launcher:アプリ一覧画面(左)容量確認画面(右)


MXHome Launcher:カテゴリ分け編集画面
画面右上部の「Edit」をタップすると、カテゴリ別表示とアプリ一覧が表示されます。アプリを長押しして上部のフォルダの中にドラッグし、「Save」をタップするとカテゴリごとのフォルダに反映されます。
デフォルトの段階ですでに、大まかに振り分けられていますが、自分仕様に合わせてジャンル分けすれば、さらに使いやすくできます。
ホームテーマを変えてみよう
最後に、ホームテーマを変えてみましょう。本アプリは、デフォルトのテーマ以外に、様々な雰囲気のホーム画面に変身します。「メニュー」→「テーマダウンロード」から、本アプリ用のテーマを閲覧でき、それぞれ「Google Play」からダウンロードできます。無料のものも用意されているので、気に入ったテーマで楽しんでくださいね。
下記の画像はテーマ例です。「Bookshelf MXHome Theme」は、戸棚のドアを閉める感覚でアプリの誤動作を防止できるユニークなテーマになっています。また「Glass MXHome Theme」は、端末をシェイクするとおもしろいアニメーションを見られるのでぜひ、試してみてください。
インストールできるホームテーマの数は他のホームアプリに比べるとまだ少なめですが、一つひとつにとてもオリジナリティがあります。今後さらに増えることに期待です!


MXHome Launcher:テーマを変えて楽しもう。Bookshelf MXHome Theme(左)Glass MXHome Theme(右)
その他にも、細かな設定が多く用意されています。たとえば「MX設定」→「ホームUI設定」からはドッグ部分のアイコンデザインの変更や縦・横のスクロールの設定もできたりします。カスタマイズ次第でさらに使いやすくできるので、慣れてきたらぜひ挑戦してみましょう!