Androidスマホでデジカメのように撮影する方法~実践編:シーンごとで機能を活用してリアリティを出す!~

2012年03月15日 12:01 by 石川雅之
スマホのカメラの実力にデジカメもビックリ!

スマホのカメラの実力にデジカメもビックリ!

端末のデフォルトのカメラを使って上手く撮影できる方法を紹介する本記事。前回の基礎編では、基本的な使い方を書きましたが、それを踏まえた上で今回は、実際に写真を撮ってみたいと思います。

 

僕が得意とする料理撮影を中心に、写真がおいしく見える方法から風景のきれいな撮り方まで、これを読めばあなたも、デジカメのようなリアリティのある写真をスマホで表現できますよ!

 

その1:基本的な撮影方法をおさらいしよう

まずは、基本的なカメラの撮り方から簡単におさらいしましょう。

  • 脇を締めてシャッターを押す(カメラを固定)
  • 画面タッチで写真を撮る場合、指を離したら撮影。指をつけたまま画面の端までスライドすれば撮影を取り止める
  • 手ぶれ補正をOFFにしておく(シャッターした瞬間は撮れない場合が多い)

 

特に1つ目はカメラ撮影の基本なので、手ぶれしやすい人は試してみましょう。ただ3つ目に関して、どうしても手ぶれしてしまう場合はONにしてください。その他、詳しくはこちらをご覧ください。

 

※本記事で使用した端末は、「Xperia acro SO-02C」です。各種カメラの機能設定も、端末によっては異なる場合があります。

 

 

その2:料理の雰囲気が伝わるよう構図を考えよう!

では、ここから撮影方法について説明します。料理撮影をする時、全体を見せるか一部分を見せるか、どこを撮るか非常に悩むと思います。まずは、どんな構図で撮るか決めておきましょう。ここでは、1杯のうどんを撮影する場合を例に出します。

 

    • 全体を撮る

お皿やテーブルが入るように写真を撮ります。画角のどの位置に料理が入っても構いませんが、筆者はいつも真ん中に写るように撮影しています。ただ下の写真の場合、水とうどんの丼の中心あたりを真ん中にしています。これは、料理全体の雰囲気を見せたかったためです。場合によって臨機応変に対応していきましょう。

 

四国で食べたうどん。丼全体や周りの雰囲気がわかるように撮りました

四国で食べたうどん。丼全体や周りの雰囲気がわかるように撮りました

 

    • 料理に近づけて撮る

次は、端末を料理に近づけて撮ります。一般的には接写(マクロ撮影)と言われています。ここではシャッターボタンではなく、タッチフォーカスにしておくと、スピーディーに撮ることができるのでおすすめです。タッチフォーカスは、遠くのものを撮る時も、近くのものを撮る時も設定を変更することなく操作できます。撮りたいものを指で押さえるだけなので、簡単ですね。

 

近くで撮影すると迫力が増します!

近くで撮影すると迫力が増します!

 

    • 向きを変えて撮ってみる

正面から撮ったら、次は角度を変えたり動きを付けて撮ってみても良いでしょう。うまく撮れると、その時の臨場感は後から見ても伝わるのではないでしょうか。

 

麺類なら箸で持ち上げて撮ってみます。こういう写真は、片手が箸でふさがっているため、シャッターボタンで撮るとぶれやすくなります。そのためには、これまでにお伝えした通り、脇をしめて撮るのがコツです。ちなみに僕は、シャッターの瞬間に呼吸を止めて手ぶれを防いでいます。ちゃんと撮れると「おいしかった~」で終わっていたスナップ写真が、思い出の写真へと変わりますね。

 

うどんを持ち上げるのはちょっと大変でしたが、ボリューム満点に見えて良い感じです

うどんを持ち上げるのはちょっと大変でしたが、ボリューム満点に見えて良い感じです

 

 

その3:おいしく見せるために明るさを設定する

構図を決めて撮影したけど何かが足りないという方は、明るさの設定を変えると、よりおいしそうに撮れます。一般的においしく見える写真というのは、ほんのり赤みがかっています。赤色は食欲を刺激する色なんですね。その点を意識して撮影するといいでしょう。

 

    • 基本は自動で撮影

私が使用している「Xperia acro SO-02C」のカメラアプリの場合、自動設定(デフォルト)でほとんどイメージに近いものが撮れると思います。そのため、基本は自動にしておきます。

 

    • 蛍光灯の下で撮影する

例えば蛍光灯の下で写真を撮ると、青っぽくなります。先ほどの食欲を刺激する赤とは逆に、青色はあまりおいしそうには見えません。気持ちとしては、何となく色が抜けてしまった感じに見えます。

 

そこで、カメラアプリのメニューを開きます。真ん中の列にあるホワイトバランスを選択して、「蛍光灯」を選びます。そうすることで、蛍光灯で青くなりがちな写真を補正してくれます。

 

リアルな写真を撮るために非常に重要なホワイトバランス

リアルな写真を撮るために非常に重要なホワイトバランス

 

実際に蛍光灯のお店で焼き餃子を撮影したのが下の写真です。目で見た感じよりほんのり赤っぽくなります。

 

人気餃子店の焼き餃子。フライパンに敷き詰められて焼かれた、カリカリになった皮が印象的

人気餃子店の焼き餃子。フライパンに敷き詰められて焼かれた、カリカリになった皮が印象的

 

    • 太陽の光で明るいところで撮影する

窓ガラス側や太陽の光が射し込んでくる場所の場合は、ホワイトバランスを選択して「太陽」を選びます。撮影中に空に雲がかかり、少し暗くなってきて色が違うと感じたら、「雲」を選びましょう。

 

    • 撮影時の注意点

これらの写真を撮る時に注意しておきたいことは以下の通りです。

 

白いものを撮る時は、明るさを下げてみましょう。そうすると陰になっている部分が見えたりします。明るさは、メニュー画面の「明るさ(EV補正)」を選択して調整してください。

料理が暗くなってしまったらフラッシュの「強制発光」を試してみよう。

※飲食店での撮影の際は、お店の方に声をかけるようにしましょう。

 

 

その4:風景写真を撮る時は機能を活用しよう

本記事でいうリアルとは、実際の色合いに近づけたり、その時の気持ちを残しておきたいことを指します。旅行に出かけた時、何気ない生活シーンを撮る時、様々なシーンでリアルな雰囲気を残したい時があると思います。料理以外の風景等の撮影で“リアル=リアリティ”を出したい時、僕は以下のことを心がけています。

 

  • 撮りたいものとその周辺を撮る
  • 撮りたいものに近づいて撮る

 

料理撮影にも通じる所があるかもしれませんが、今度はそれよりもシチュエーションの幅が広がります。そうすると料理を撮る時には使わなかった機能を使うこともしばしばあります。そちらを紹介します。

 

    • デジタルズーム(拡大)

1枚目はデジタルズーム無し、同じ場所からデジタルズームしたのが2枚目です。少し解像度が落ちて鮮明さに欠けますが、近づけない場合などは便利です。単なる拡大ではなくて、明るさの補正もかかってますね。

 

デジタルズームを使わずに撮影した写真

デジタルズームを使わずに撮影した写真

 

1枚目と同じ位置からデジタルズームをして撮影した写真

1枚目と同じ位置からデジタルズームをして撮影した写真

 

    • 明るさ(EV補正)調整

明るさ(EV補正)の調整は、通常の明るさの「0」から明るくするのに2段階、暗くするのに2段階あります。以下の花の写真を見ていただくと、違いがわかると思います。明るさを変えて撮影することで、自分の好みの明るさ・色を確認できます。お気に入りの1枚を見つけましょう。

 

通常設定で撮影した写真

通常設定で撮影した写真

 

明るさ補正を行った写真。右上から時計回りに-2、-1、+1、+2

明るさ補正を行った写真。右上から時計回りに-2、-1、+1、+2

 

    • セルフタイマー・手ぶれ補正

明るさ(EV補正)を調整して、セルフタイマーを使って手ぶれを抑えた撮影をしてみました。基本的には、暗いところでセルフタイマーを使いづらいところでは「手ぶれ補正」をONにします。

 

暗いところが苦手なスマートフォンのカメラ撮影も、明るさ(EV補正)を上げることで、以下の陽が沈む寸前のグラデーション鮮やかな夕暮れを撮影できます。手ぶれ補正も同時に使うとバッチリ撮れますね。

 

鮮やかな夕暮れもきれいに撮影できます

鮮やかな夕暮れもきれいに撮影できます

 

    • ジオタグ(位置情報)

最後はきれいな写真を撮ることと少し違いますが、屋外で撮影した場合に役立つ機能を紹介します。「ジオタグ」は、写真に位置情報を付けてくれます。これがあれば、どこで撮影したか忘れてしまっても思い出せて安心です。ただし、『Twitter』 や『Facebook』 に投稿する際には居場所がわかってしまうので、知られたくない、もしくは位置情報がおかしい場合はOFFにしておきましょう。

 

 

以上が、Androidスマートフォンのカメラで写真を上手く撮るための実践編でした。いかがでしたでしょうか。普段食べてる料理や出先で見た景色、各行事など様々な場面で使えます。デフォルトのカメラアプリに加えて、andronaviではたくさんのカメラアプリを紹介していますので、そちらも参考にしてください。思い出を鮮明に残せるように、スマホのカメラを上手に活用してくださいね!

 

本記事の基礎編は、こちらを参照ください。

 

スマホで本格的に写真が撮れる商品もチェックしよう。

【楽天はこちら】