

スマレコ ペン
雑誌や新聞など好きな記事を“自由”に切り抜いてスマホに保存したい!その願いを叶えるのが『スマレコペン』です。
かつてはハサミでその部分を切りぬいてスクラップブックに貼ったりしていたのですが、本アプリを使えば“必要な部分だけ”をスマホにデータとして保存できるようになります。
必要な部分を2重線で囲んで撮影するだけ!
本アプリを使用するには、専用のスマレコペンが必要になります。文具店や大型電気店などで販売されているので、まずはそれを入手しましょう。
ペンは先が2つに割れており、青い2重線で切り抜きたい部分を囲みます。キレイに線を引くためには、ペン先をなるべく垂直に立てるのがコツ。かすれないように2重線を引くにはちょっと慣れが必要ですが、これはこれで楽しい作業です。


スマレコ ペン:ペンで必要な部分を囲む
撮影するにはアプリを起動し、画面下にある水色のカメラアイコンをタップしましょう。「スマレコペン」で囲んだ部分が、撮影画面四隅にある“『 』”のマーカーの内側に入るように撮影します。


スマレコ ペン:四隅の“『 』”マーカー内に入るように調整
「次へ」をタップすると「台形補正」画面に移行します。緑色のマーカーをドラッグして撮影する範囲を指定できます。ドラッグ中は拡大画面が表示されるので、それを見ながら微調整しましょう。


スマレコ ペン:台形補正画面
範囲指定が済んだら「次へ」をタップするとトリミング補正画面へ移行するので、同様に微調整を行い「完了」をタップすれば画像が保存されます。
保存の際に記事の日付と名称を記録し、タグをつけて分類することで、あとから検索しやすくなります。
撮影する場所の明るさや2重線の引き方などで、正直言ってうまく認識されない場合もあります。その場合はトリミング画面から「再撮影」をタップしてやり直すことをおすすめします。
ここまで読んで気になったら、ダウンロード
○や☆の形でも認識して保存
このアプリのおもしろいところは、○や☆の形に囲んでもその部分をスクラップできるということ。切り抜く部分は多角形として認識してくれるので、ペンの扱いに慣れれば写真やイラストの切り抜きも充分できるようになりますね。


スマレコ ペン:真四角でなくても保存可能
スクラップしたデータは編集可能
スクラップしたデータはアプリ上でサイズを変更したり、その上からメモを書き込むことも可能です。保存された記事を選び、画面下部にある編集ボタンをタップすると編集画面に移行します。手書きメモのほか、○や□の図形の書き込み、記事の拡大縮小、明るさ調整が行えます。


スマレコ ペン:「編集」でサイズ変更や書き込みも可能
「共有」ボタンを押せば、スクラップしたデータをPNG、JPG、PDFの形式に変換して添付ファイルとして送信することができます。
また『Evernote』とも連携が可能なので、仕事に役立つ統計データや気になった記事をスクラップして『Evernote』に保存し活用するといったこともできますよ。
気になった情報を仲間と共有
私はレストランを運営しているのですが、スタッフの出勤時間がバラバラなためミーティングの時間をあまり取れないのが悩みのタネでした。でも本アプリを使って、気になった記事をスタッフに事前にメールしておけば、スムーズに話し合いが始められました。
また、おいしそうな食べ物やワインの記事を切り抜いてメールすれば、スタッフがそれを見て「ちょっと今度試してみましょうか?」と話題にするなど、仲間うちのコミュニケーションを深めるキッカケにも使えそうです。
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