

OneDrive (旧 SkyDrive)
今回ご紹介するアプリは、マイクロソフト社が提供するオンラインストレージサービス「OneDrive」に対応した公式アプリ『OneDrive (旧 SkyDrive)』です。
これまでサードパーティーが作ったSkyDrive対応アプリはありましたが、ついに公式版が登場しました。機能的には、ファイルのアップロード/ダウンロードが実行できるくらいのシンプルな構成になっています。
容量は、無料で7GBまで利用可能。有料だと、100GB追加できるプランもあります。スマホやPCなど、様々なデバイスからネットワーク上のデータにアクセスでき、非常に便利ですよ。
使いやすいタイル表示とシンプルなメニュー
では、実際に使ってみましょう。
まずはアカウントを作成します。アプリを起動後に新規作成画面に移れますし、すでにアカウントを持っている方はサインインすればOKです。すべて日本語なので、難しいところは一切ありません。
サインインすると、Windows PhoneやWindows 8と同じで、タイル形式の表示になっています。
画面下部のメニューは、左から「表示形式切替」「アップロード」「フォルダ追加」「更新」です。表示形式を切り替えると、リストでも閲覧できます。


OneDrive (旧 SkyDrive):タイル形式のメイン画面(左)リスト形式で表示も可能(右)
ファイルを長押しすると、画面下部のメニューが変わり、左から「削除」「リンクの共有」「ダウンロード」「シェア」になります。さらにタップすると、ファイルの詳細画面に切り替わります。
メニューの中で「リンクの共有」がなかなか便利です。リンクをメール等に経由して共有できますが、相手先の権限を「表示のみ」「表示と編集」の2通りから選択できます。フォルダでも画像1枚単位でもリンクを発行でき、使いやすいです。


OneDrive (旧 SkyDrive):ファイル選択中(左)ファイル詳細画面(右)
ここまで読んで気になったら、ダウンロード
アップロードもフォルダを選ぶだけで簡単
友人と遊んだ時に撮影した写真は、1枚ずつメールに添付するよりも、SkyDriveにアップロードして共有する方が断然便利です。特に複数人で共有したい時に活躍します。
ファイルのSkyDriveへのアップロードについては、インテントに対応しているので簡単です。アプリからだと、1ファイルにつき100MBまでアップロード可能です。
ギャラリー等からSkyDriveを選び、アップロード先のフォルダを指定するだけ。アップロードの状況は通知画面に表示されます。


OneDrive (旧 SkyDrive):フォルダ指定画面(左)アップロード中の通知領域画面(右)
とても簡単にファイルのアップロード/ダウンロードができますね。
最後に、下記のような機能があればいいなと思いました。今後の機能拡張に期待です!
- ファイルの複数選択はできますが削除しかできないので、一括ダウンロードができれば便利
- サインインしている間でも、アプリ起動時にパスワードがあれば安心
- 端末のカメラで撮影した画像を、自動でアップロードできればうれしい