

Unified Remote
最近、ソニーやパナソニックなどの一部メーカーでは、ブルーレイレコーダーやテレビをスマートフォンでリモートコントロールできるアプリがリリースされていますが、『Unified Remote』では、PCをリモートコントロールできます。
文字入力はもちろん、マウスポインタの操作、ファイルの閲覧、電源のON/OFFもできる優れたアプリです。
本アプリはスマホの画面からPCの画面を見て操作できるものではありません。しかし、ファイルの検索や起動など、PCの画面を見なくともスマホからできることは多数あるので、活用してみてください。
PCの設定をしよう
本アプリを使用するには、PCにサーバープログラムをインストールする必要があります。『Unified Remote』をスマホへインストールした際に表示されたURLにアクセスして、ダウンロードしてください。


Unified Remote:PCサイトの画面。サーバソフトをダウンロードする
サーバープログラムをPCにインストールした後、ダイアログが表示されるのでそのままOKをクリックして閉じます。これでサーバーが起動します。
PCとスマホを接続しよう
PCにソフトをインストールした後は、本アプリを起動し、「サーバーにソフトをインストールしました!」をタップします。サーバー接続画面が表示されるので、「Scan for servers」をタップするとサーバーがスキャンされます。


Unified Remote:PCにインストールしたサーバをスキャン
スキャンされたサーバーが表示されたら、タップして選択します。後は、「次へ」をタップすればメニュー画面が立ち上がります。


Unified Remote:サーバを選択(左)「次へ」をタップすれば設定終了(右)
ここまで読んで気になったら、ダウンロード
PCをリモートコントロールしてみよう
メインメニューからの操作は簡単です。「リモート操作」からPCのリモート操作ができ、「サーバー」で接続するサーバーを追加したり、削除するなど管理ができます。「設定」で接続設定ができます。


Unified Remote:メニュー画面(左)リモート操作画面(右)
「リモート操作」では、メニューからPC内のアプリケーション等をタップして操作できます。Windows PCと同じように、「START」メニューからアプリケーション等を起動することもできます。
「Basic Input」でマウス操作ができます。「Basic Input」を起動すると、画面上を指をスライドさせる動作でカーソルが移動し、タップで左クリック、2本指タップで右クリックできます。
Windows Media Playerで音楽を再生する、プレゼンソフトのページ送りをする等、利用方法は様々考えられます。


Unified Remote:リモートでマウス操作を可能にする「Basic Input」(左)Windows Media Playerの操作画面。キーボード機能も呼び出せる(右)
Windows Media Playerや『YouTube』などのアプリケーションは、専用の操作画面があるので便利です。ちなみに『YouTube』のコントローラは、ブラウザがInternet Explorerでないと動かないようです。
その他、便利な機能を簡単に紹介します。
- 「File Manager」:その名の通り、ファイルマネージャです。端末からPCのファイルを検索して、起動することができます
- 「Slide Show」:パワーポイントなどで作成したファイルを、スライドショー形式で操作できます
リビングでPCを快適に利用できる
リビングでキーボードやマウスを使わずにPCを使う際に便利です。従来、リビングでPCを楽に使うための試みがされてきましたが、本アプリを使えば、無料でそこそこ快適な操作を実現できるのが驚異的と言えます。
さらに、より多くの操作が可能となる有料版の『 Unified Remote Full』もあります。