

Autodesk Pixlr
Android史上最高峰の画像加工アプリとして人気の高い『Autodesk Pixlr』。
「Androidアプリでここまでの加工ができるのか!しかも無料で!」と私達を驚かせてくれた本アプリが新たな機能を搭載してさらにパワーアップ。
「フォトショップ不要」とまで言われるアプリの魅力を新機能中心にご紹介いたします。
※更新:2013年11月1日に記事を更新しました。
新機能が追加!


Autodesk Pixlr:新たに「コラージュ」機能を追加!
アプリを起動させると、前回ご紹介したときにはなかった項目がスタートメニューに追加されています。
それは「コラージュ」機能。通常の画像加工に加え、お気に入りの写真を1枚にまとめることができる本機能が加わったことで表現の幅が広がりました。
基本的な使い方をおさらい
本アプリは大変多機能なアプリとなっていますので、アプリから「カメラ」を起動して撮影するのではなく、写真を数枚撮影してからじっくりと画像加工することをおすすめします。
「写真」から加工したい画像を選択してください。「調整」では画像の色調やシャープネス、コントラストの調整が行えます。


Autodesk Pixlr:「調整」では画像の色調やシャープネス調整など、強弱も思い通りに行える
以前紹介した時は各項目が英語による表示だったので、やや判りにくい点もありましたが、日本語対応も行われたので英語に不安がある人も直感的に項目を選択できます。
「エフェクト」からは写真に与える効果を選択。使いたいエフェクトのサムネイルをタップすると、選択したエフェクトの種類をさらに選ぶことができます。
他の調整項目でも同じですが、「フェード」をタップするとその効果のかかり具合を調整できたり、項目によっては効果範囲や位置などが自由に選択できます。


Autodesk Pixlr:エフェクト数も豊富。効果を選んでいるだけで、時間が“あっ”という間に経過する
初めてご利用になる方は「本当にこれが無料でいいの!?」と驚くと思います。広告表示もないのもうれしいですね。
ちなみに選択したエフェクトによっては、サムネイル部分を左右にフリックすることでさらに多くの効果を選ぶことが可能。見えているものがすべてじゃない。驚きのボリュームです。
「オーバーレイ」は画像に別の画像をかさねて効果を与えるもの。「枠線」はその名の通り、フレームを画像につけてくれます。“上に何かを被せる”という意味では双方似たような効果ですが、実際に使うと「そういうことね!」と効果の違いに納得することでしょう。


Autodesk Pixlr:「オーバーレイ」、「枠線」も種類が豊富
新たに加わった機能の1つが「タイプ」です。これはフォントを選択し、メッセージを記入できる機能です。まずは「フォント」のタイプを選び、画像に入れたいメッセージを入力。
メッセージの内容をタッチしながらスライドさせれば、位置を自由に移動させることができ、ピンチイン・ピンチアウトでサイズの変更が可能です。また「カラー」で文字色や文字の透過度も設定できます。


Autodesk Pixlr:「タイプ」でメッセージを記入!
ただし、使用されているフォントのほとんどが英語のため、漢字・ひらがな・カタカナといった日本語には対応していないので、選択したフォントに反映されません。
この点は少し残念ではありますが、フォントの種類が大変豊富なので、英単語などを入力してワンポイントとして活用してください。
「ステッカー」からは、画像装飾に使えるスタンプが選択できます。日本的なスタンプではなく、海外のクールなデザインのスタンプでアクセントとして使えるもの。こちらも位置を調整したり、透過度や大きさも自由に変えることができます。


Autodesk Pixlr:「ステッカー」で画像をデコっちゃおう!
また、本アプリの効果はどれも重ねがけが可能。自分自身が持つ創造性を極限まで刺激してくれます!とはいえ、やり過ぎには注意が必要。調子にのって重ねすぎるとゴチャゴチャしてします。
2013年10月現在、「Halloween」という特別なアイコンが出現しています。これは「Overlay」、「Boader」、「Sticker」のそれぞれにハロウィンを連想させるアイテムが満載!季節ごとのアイテムまでも追加されるなんて、とっても贅沢。


Autodesk Pixlr:「Halloween」から季節限定のアイテムをゲット!
繰り返しになりますがこれで広告なしの無料アプリというのは本当に夢のようです。
ここまで読んで気になったら、ダウンロード
新機能「コラージュ」を使い倒す


Autodesk Pixlr:「コラージュ」で好きな画像をひとまとめに!
トップ画面の「コラージュ」をタップすると、コラージュに使用する画像選択画面へ移動します。
左カラムが画像フォルダになっており、こちらを上下にスワイプさせて選択。フォルダをタップすると、右カラムに格納されている画像が表示されます。
さらにここから使用する画像をタップすると、画面下部に選択した画像のサムネイルが映し出されます。
なお、左カラムからフォルダの選択が行えるので、違うフォルダに格納されている画像同士を1枚の画像にコラージュすることができます。


Autodesk Pixlr:最大10枚まで選択可能。タップしてそれぞれの画像の加工が行える
コラージュに使用できる画像の枚数は2~10枚まです。
「レイアウト」を選択できる他、画像を仕切るフレームの色を変える「背景」、そのフレーム幅・写真サイズを変更する「間隔」、画像の角をなだらかにする「丸み」、そしてコラージュした画像の全体の大きさを変える「比率」を調整することができます。
さらに、フレーム内の画像をタップして画面左上にある「編集」をタップすれば、コラージュ画面から画像の加工が行えます。
また、画像を長押しすることでフレーム位置の入れ替えができたり、画像のピンチイン・ピンチアウトで拡大・縮小、フレーム内でスライドさせれば画像位置の修正もできちゃいます。
本当に多機能ですが、「フォトショップに匹敵する」と言っても過言ではない本アプリの高性能さを堪能ください。
それでは、最後に本アプリを使って加工した画像をご覧ください。


Autodesk Pixlr:本アプリで作った作例