

検証!寒いとバッテリーの消耗は早くなるのか?第2弾~in 北海道~
「バッテリーは寒いと減りが早い」という話があり、約1年前に検証を行いました。しかし、検証環境は約6℃の「冷蔵庫」だったため、もっと寒い環境ではどうなの?という疑問がずっと残っておりました。あれから1年、年末年始に実家のある北海道へ帰ったついでに追加の検証を行ってきました。マイナス15℃の世界では、どのくらい消耗が早いのでしょう?早速、実験方法から見ていきましょう。
実験方法
使用した端末は、発売以来の約10ヶ月間、私が普段使いとアプリ評価、検証等で愛用してきた「MOTOROLA RAZR IS12M」。バッテリーの容量は1780mAhです。気温は+25℃、+8℃、0℃、-15℃というそれぞれの環境で、『急速放電』を使いバッテリーが無くなるまでの時間を比較しました。
なお、バッテリー残量の計測には『 BatteryView(バッテリー管理)』というアプリを使用しています。


『急速放電』での設定内容
実験開始直前までアダプターに接続しておいたフル充電100%の状態から、『急速放電』は以下の設定(画面高輝度、GPS受信、ネットワーク通信を有効)で10%まで放電させました(0%まで放電させると、端末がシャットダウンしてしまい『 BatteryView』でデータが残せなくなる危険があったため、10%までとしています)。また、ネットワークはWi-FiをOFFにして、より消費電力の高い3Gで通信を行なっています。
「RAZR、こんなに酷使してごめんよ。」と心の中で謝りながら、世のため人のため、RAZRのバッテリーを犠牲に『急速放電』を作動させました。その効果には賛否両論あるこのアプリですが、こういった実験には最適ですね。