

Tile Launcher Beta
今回ご紹介するのは、AndroidスマートフォンでWindows 8のようなタイルスタイルを実現できるホームアプリ『Tile Launcher Beta』です。
複数枚の画面を左右スワイプで切り替える一般的なホームアプリと異なり、Windows 8のように1枚の横長なスクリーンを左右スワイプでスクロールして利用する点が特徴です。
機能は一般的なホームアプリよりシンプルですが、アプリ・ウィジェットの配置、表示できるタイル数の設定・タイルのサイズ・色・透明度等のカスタマイズができます。
「気軽に人とは違うホーム画面にしたい!」と思っている方におすすめです。
※本アプリは、Android 4.0以上の対応です。
ドラッグ&ドロップでタイルを配置
インストール直後は、デフォルトでいくつかタイルが配置されています。
画面左上の「HOME」、「FAVORITES」でホーム画面の切り替え、右上のアイコンをタップでドロワーを開けます。また「HOME」、「FAVORITES」の表示の有無は、設定画面から変更できます。
アプリ・ウィジェットの配置は、ドロワーからドラッグ&ドロップで可能。その時タイルも自動で作成されます。ドロワーは「アプリ」と「ウィジェット」をタブで切り替えることができます。


Tile Launcher Beta:画面上部から、ホーム画面の切り替え、ドロワーの移動が可能(左)ドロワー画面(右)
なお、ドロワーからウィジェットを選択しても、ホーム画面にドロップしたタイミングでウィジェット一覧が表示され再度選択が必要でした。この辺はベータ版ということで、アップデートに期待したいです。
タイルの操作を集約した「設定」
ホーム画面の空いている部分を長押しするとメニューが表示され、ドロワーを開く(Open drawer)、壁紙変更(Select wallpaper)、設定(Launcher settings)、タイルのロック(Lock tiles)ができます。
設定画面から選択できる項目は以下の通りです。
- General
テーマ、アイコンパックを設定できます。現状、テーマは2種類、アイコンパックは1種類のみ選択可能です - Desktop
スクロール方向、画面の向き、壁紙の動作等を設定できます - Workspace
前述した、ホーム画面でのタブ表示の有無、配置するタイル数、タイル間の間隔等を設定できます - Tiles
アプリのショートカット、ウィジェットのタイルの表示形式を設定できます


Tile Launcher Beta:「Workspace」設定画面(左)「Tiles」設定画面(右)
「Workspace」の設定は、一般的なホームアプリと同様に、タイル数を縦画面時と横画面時で分けて設定できるとより便利だと思いました。
ここまで読んで気になったら、ダウンロード
タイルの見た目をカスタマイズ


Tile Launcher Beta:「Rows」を4、「Gap size」を12 に設定
「Workspace」設定画面から「Rows」(タイルの縦の配置数)を4、「Gap size」(タイルの間隔)を12に設定してみました。
次に「Rows」を5にした場合と「Gap size」を32にした場合の画面をご紹介します。タイルの配置数や隣との幅が変わったのがよくわかりますね。


Tile Launcher Beta:「Rows」を5に設定(左)「Gap size」を32に設定(右)
タイルのカスタマイズは、ホーム画面のタイルを長押ししても行えます。
この状態からドラッグ&ドロップで移動、上下左右の矢印を操作するとサイズ変更ができます。本家Windows 8のように、移動したりサイズ変更すると、周辺のタイルもロックしていない限り、自動で移動します。


Tile Launcher Beta:タイルを長押し(左)サイズ変更後(右)
画面右上の「ゴミ箱」からタイルの削除が行え、「レンチ」アイコンでは背景の色や画像を自由に設定できます。


Tile Launcher Beta:「レンチ」アイコンタップ画面(左)背景に画像を設定できる(右)
注意点としては、タイルの背景にイメージ画像を設定した場合、タイルの大きさに合わせて画像が引き伸ばされてしまうので、画像は一度タイルの比率に合わせてトリミングすることをおすすめします。
サイズを大きくしたタイルには、画像がうまく反映されないこともありますが、上下左右の矢印をスライドすることで適用されます。
好きな色やお気に入りの写真を背景にしたタイルをミックスさせて、かっこいいホーム画面を作ってみてください。