

Sanity
今回ご紹介するアプリは、電話やSMSの着信拒否ができるプライバシー強化アプリ『Sanity』です。
本アプリが備えている機能を組み合わせることで、着信やSMS受信時に、拒否リストに載っている人なら自動で拒否、逆に許可リストに載っている人なら、自動応答にしたりマナーモードでも着信音ありにすることができます。
電話の発着信やSMS受信に関して、キャリア提供のサービスや端末標準の機能では、プライバシーを守るには少し力不足と感じている方におすすめです。日本語には対応していませんが、そのままの設定で充分使えます。
使い方は機能をONにするだけ


Sanity:赤枠で囲んだ箇所にチェックを入れよう
実際に使ってみましょう。まず最初に、トップ画面の”General”から「Enable Sanity」を選択して、本アプリを有効化してください。
どの機能も、基本的な流れは一緒で、「Enable~」の項目をチェックして起動させた後に詳細の設定に入ります。
最初から細かい設定をする必要はなく、機能をONにするだけで十分使えます。主な機能は以下のとおりです。
- Recorder:発着信時、手動/自動での通話内容の記録
- Call blocker:着信拒否、SMS受信拒否をしたい電話番号の設定
- Urgent calls:マナーモードでも着信音ありにしたい電話番号の設定
- Auto answer:着信時、自動的に通話を開始する電話番号の設定
ここまで読んで気になったら、ダウンロード
詳細な設定方法
ここでは、「Recorder」(通話内容の録音)を例に具体的な設定方法を紹介します。


Sanity:アプリが常駐するが自動記録はONにしておくと便利
まず、「Enable recorder」にチェックをいれます。通話時に記録を手動で行うのであればこれだけでOKです。
発着信時に自動で記録を開始したい場合は、「Automatic start」をチェックを入れ、”Call filter”から適用したい相手(電話番号)を指定します。
“Call filter”の設定を適用する場合は、「Enable filtering」にチェックいれましょう。設定できる電話番号のフィルタ内容は以下のとおりです。
- All numbers:すべて
- Anonymous:非通知
- All unknowns:非通知ではないが、アドレス帳に登録されていないすべての電話番号
- User list:アドレス帳に登録されていない指定した電話番号
- All contacts:アドレス帳の全員
- All favourites:アドレス帳のお気に入り
- Contacts list:アドレス帳の指定した電話番号
- Groups list:アドレス帳のグループ
- Prefixes:市内局番


Sanity:通話記録中(左)記録された通話一覧(右)
通話の録音中は、通知領域に記録中であることが表示されます。記録した通話は、「Browse recorder files」から聴くことができます。
最後に
実際に使ってみると、マナーモードでも着信音ありにできる”Urgent calls”が特に便利です。連絡を取りこぼしたくない相手を指定しておけば、ちゃんと気づくことができるので、いつもマナーモードという方におすすめの機能です。
今回は無料版のご紹介ですが、もっと様々な設定や「Recorder」の録音時間制限が解除できる有料版『 Sanity Donate』もあります。