

Snapdragon™ BatteryGuru
バッテリー消費を抑えるアプリは数多くありますが、『Snapdragon™ BatteryGuru』は、ユーザの使用状況を学習し、アプリのデータ更新を抑えたり、Wi-Fi機能を制御してバッテリー消費を抑えるアプリです。
ちなみに、本アプリはCPUが「Snapdragon」専用のアプリなので「Tegra」など他のCPUを搭載したAndroidスマートフォンでは使うことができません。
※本アプリは、Android 4.0以上の対応です。
セットアップしてアプリを学習させよう


Snapdragon™ BatteryGuru:初回起動時はチュートリアルで本アプリの機能を紹介
起動すると、まずチュートリアルで本アプリの説明が表示されます。その後アプリが常駐し、ユーザのスマホの使い方を自動的に学習します。
なお、学習してユーザの状況に応じた設定に反映されるまで、2~4日程度かかります。
どのぐらい節電されるのか!?
本アプリでどの程度節電されているのかは、メイン画面上部の半円グラフで知ることができます。グリーンの部分が多いほど、節電されていることになります。


Snapdragon™ BatteryGuru:アプリを起動したての学習前(左)2~3日動作させた学習後(右)
最初はグレーが多いですが、学習することで節電効率が上がっていきます。ちなみに、この半円グラフは最近24時間の節電率を表しています。
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細かいカスタマイズも可能
基本的に設定は変えずそのまま使い続けてOKですが必要に応じて設定を変えることもできます。大きく2つ設定があり、トータルの設定を変えるモードと1つ1つのアプリの設定を変えるモードです。


Snapdragon™ BatteryGuru:設定画面
設定はメニュー→「Settings」からできます。なお、設定できる項目は以下の通りです。
- Enable:本アプリ自体の動作ON/OFF
- Manage Wi-Fi:ユーザの使い方に応じてWi-FI機能をON/OFF
- Manage when apps refresh:データ更新時期を制御
- Inactivity timeout:長時間スマホ使わない場合、すべてのアプリのデータ更新を止める
- Status icon:常駐時、通知領域へのアイコン表示ON/OFF
- Data Sharing:使用状況などのデータをアプリの改善のためにデベロッパーへの提供
よく使うアプリのおすすめ設定
本アプリは、データ通信を抑えることでバッテリーを節約しているので、使うタイミングによっては、「通信が抑制中→通信可能になるまでアプリが読込中」という場合もあると思います。そんな時のために、アプリがデータ通信をするタイミングをユーザの好みに設定することもできます。


Snapdragon™ BatteryGuru:各アプリの動作設定画面
設定方法は、リストに表示されているアプリをタップしましょう。3つの項目から動作を選択できます。動作は上から順に以下の通りとなります。
- Based on how you use it:学習に基づいて動作
(電池消費:小 動作スピード:遅) - When it wants:アプリが必要な時に動作
(電池消費:大 動作スピード:早) - Only when you open it:アプリを開いた時に動作
(電池消費:中 動作スピード:普)
ちなみに、デフォルトでは「Based on how you use it」になっています。ある程度、毎日の行動パターンが同じ人であれば、アプリが学習してくれるのでデフォルトのままでOKです。