

LINEで送る音声メッセージの裏ワザを教えます♪
『LINE(ライン) – 無料通話・メールアプリ』(以下、『LINE』)のトーク上で送信できるのは、スタンプや写真・動画だけではありません。「音声メッセージ」も送信できます。
ボタンを押して録音するだけで、自分の声や今いる場所の音を送れちゃう手軽さが魅力です。
しかも、少し送り方を変えるだけで相手を感動させる演出ができるんです!そこで今回は、「音声メッセージ」を使った裏ワザをご紹介します。
『LINE』で音声メッセージを送る方法
Step1:リアルタイムで音声を送信
友だちに音声メッセージを送るには、トーク画面の「+」から「音声メッセージ」をタップもしくは、画面右下の「送信ボタン」を長押しして「音声メッセージ」を選択します。


「+」から選択(左)「送信」から選択(右)
画面下部に表示されるマイクボタンをタップすればスタート。ボタンから指を離すまで、最長3分まで録音できます。
録音が終了すると、画面上に「音声メッセージ」が表示されます。再生ボタンを押せば、すぐに聴けるようになっています。
もし、録音中に失敗しても大丈夫。マイクボタンを押している指をボタンの外枠に出して、画面から指を離せばキャンセルできます。


録音中。マイクボタンの外に指を動かして離せばやり直しも可能(左)「音声メッセージ」の送信完了(右)
帰りの遅い旦那さんに、子どもから「パパ、早く帰ってきて」とメッセージを送ったり、受験や試合、プレゼンなど大事なイベントを控えた友だちに励ましの声を送ったり、普段恥ずかしくて言えないことを伝えてみてはいかがでしょうか。
また今の季節なら、夏らしく虫の鳴き声、風鈴、花火など「暑中見舞い」のメッセージと共に音を送ると風流です。
送られた音声は保存できます。保存は、吹き出しの右下にある共有ボタンから「保存」を選択するだけでOK。
データは本体メモリに保存され、保存先は「/storage/sdcard0/Music/NAVER_LINE_VOICE/」または、「sdcard/Music/NAVER_LINE_VOICE/」になります。ファイル名は「voice」と付けられているので、ファイルマネージャなどで確認すると探しやすいです。


共有ボタンタップ後の選択画面(左)『ES ファイルエクスプローラー』の管理画面で保存先を確認(右)
画像のファイルマネージャアプリはこちら
Step2:音声メッセージでサプライズを演出
ここまで読んで、「LINEでわざわざ音声メッセージは使わないよ」という人もいるかもしれません。
いえいえ、「音声メッセージ」の送信は、ひと工夫加えるだけでサプライズ演出ができます。今回は、友だちに誕生日おめでとうメッセージを送る場合で説明します。
まずは、通常のトーク画面(画面A)に、事前に複数人で集まって録音した誕生日おめでとうメッセージを送信しておきます。次に、「トーク」の画面右上から、新規でサプライズ用のトーク(画面B)を作成します。


画面Aにサプライズ用の音声メッセージを送信(左)サプライズを行うトーク、画面Bを作成(右)
画面Aに投稿した「音声メッセージ」の共有ボタンから「他のトークに送信」を選んで、画面Bに送信すればOkです。
誕生日おめでとうの「音声メッセージ」への反応が返ってきたら、各々が祝福のメッセージやスタンプ、『LINE Card』で作ったグリーティングカードを送れば、LINEのトーク上でちょっとしたサプライズ誕生日パーティが開けます。


画面Aの共有ボタンから「他のトークに送信」を選択(左)無事に画面Bへ送信完了。祝われた側から見た画面B(右)
遠く離れていてなかなか会えない友だちや家族に向けて行うとより効果的です。ぜひ、お試しください。
ただし「グループトーク」では、招待を受けるための承認が必要になります。また、途中参加の場合はそれまでの「グループトーク」の内容が見られません。
「グループトーク」で「音声メッセージ」を使ってサプライズを行う際は、招待した相手がグループに参加したことを確認してから送りましょう。


グループに招待した側の「グループトーク」画面(左)グループに招待された側の「グループトーク」画面(右)
「グループトーク」について、詳しくはこちら
Step3:過去に録音した音声を送信
録音制限時間の3分を超える「音声メッセージ」や、過去に録音した音声データを送りたいという場合は、『Dropbox』や『Google ドライブ』といったクラウドサービスを使って送信しましょう。
『Dropbox』では、ファイル名の右にある三角のボタンの「共有」から『LINE』を選びます。すると、送信先の選択画面が表示されます。個人でもグループでも送信可能です。
トーク画面上に表示されるURLをタップすると、「ブラウザ」の『Dropbox』からダウンロードでき、音楽プレイヤーで再生できます。
保存先は、「sdcard/Download/」になります。


『Dropbox』のファイル一覧(左)URLが投稿される(右)
『Google ドライブ』からは、ファイル名の横にある「i」をタップし、画面右上の端にあるメニューボタンから「リンクを送信」を選択すると、共有画面が表示されます。
送信先の選択、トーク画面のURL表示までは『Dropbox』と同様の操作になります。
URLをタップすると、『Google ドライブ』から音楽プレイヤーで再生、もしくは『ブラウザ』から「Google ドライブ」を経由してダウンロードできます。


『Google ドライブ』のファイル詳細画面(左)URLが投稿される(右)
また、PC版の『LINE』からでも送信が可能です。「ファイル送信」からPC内のデータを選択するだけなので簡単ですよ。


PC版『LINE』。トーク画面(左)投稿完了。スマホ版と「音声メッセージ」の表示が違う(右)
過去に録音した音声を送信するには少し手間はかかりますが、こういった方法もあるということを覚えておいて損はありません。
シーンに応じて「音声メッセージ」を活用するだけで、様々な使い方ができることをわかっていただけたと思います。
それでも、音声を送るなんて恥ずかしいと思った方は、みんなで楽しめるように演出すればOK。ここぞ!という時に使って、相手を喜ばせてみてください。きっと、いつもより楽しくてハッピーなトークができますよ。
『LINE』について詳しくは、このページをチェック!