

BRAVOMAN: Binja Bash!:元サラリーマンが手足を伸ばして攻撃する異色なゲームだった。
『BRAVOMAN: Binja Bash!』は1988年にリリースされたナムコのゲーム「超絶倫人ベラボーマン」を元にしたWEBコミック「Bravoman」のゲームだ。
カルトゲームのアメコミ版
経緯を説明するのは面倒だが、ゲーム自体はオーソドックスな横スクロールアクションだ。
「超絶倫人ベラボーマン」はどこかマヌケな雰囲気が満ちたおかしな世界観のゲームとして知る人ぞ知る作品。だが本作はそのベラボーマンのファンが作ったアメコミのゲームなので雰囲気はだいぶ異なる。
ベラボーマンになって、悪の爆田博士とロボット忍者軍団を倒すという設定は同じだが、キャラクターデザインはアメコミらしく変化。
伸びる手足で攻撃だ
操作はボタンと画面をタッチして行う。左のボタンでジャンプとガードと必殺技。画面をタッチすると手足が伸びて攻撃する。
ステージに出てくるロボットたちを倒しつつ、最終的にボスと戦う。手足が伸びる攻撃手段はオリジナルの設定と同じだが、タッチした場所に飛んで行くので操作には慣れが必要。
必殺技はゲージが溜まると発動できて、画面内の敵を攻撃する。ジャンプは2段階まで可能だ。
ゲーム自体はジャンプして攻撃するだけで比較的地味だが、アニメーションがかわいい。ステージ背景の変な日本語の看板もオリジナルに似た世界観で愛嬌がある。


BRAVOMAN: Binja Bash!:必殺技は伸ばした手足の連続技。
ファンの愛に満ちている
ステージ内で集めたアイテムで別のキャラクターをアンロック可能。また、ボス・バトル・モードでスコアアタックするなど、ボリュームは結構ある。
ロード画面中にベラボーマンのイラストが多数みれて、このゲームに対する外国人の愛が感じられるのもポイント。
正直「超絶倫人ベラボーマン」25周年というアニバーサリーに反応する日本人がどの程度いるか分からない(笑)。しかしながら、アクションゲームとして素直に楽しめるものになっている。


BRAVOMAN: Binja Bash!:ロード画面のイラストのクオリティはかなり凄い!
ゲームの流れ


BRAVOMAN: Binja Bash!:ポイント1
ゲームはステージ形式。1つのステージが結構長く、最後にボスが登場する。


BRAVOMAN: Binja Bash!:ポイント2
ステージは高低差があるので、二段階ジャンプを駆使して移動しよう。敵が多いときは無視するのも手だ。


BRAVOMAN: Binja Bash!:ポイント3
個性的なボスキャラが登場する。会話は残念ながら英語だ。


BRAVOMAN: Binja Bash!:ポイント4
ゲームはライフ制になっており、ライフは時間とともに回復。回復にそれほど時間はかからないのはうれしい。


BRAVOMAN: Binja Bash!:ポイント5
ゲーム内で集めたパーツで新しいキャラクターをアンロックできる。また課金することでもアンロックは可能。
<アプリ★ゲット編集部からのコメント>
今井晋
オリジナルとは異なるがアメコミらしい雰囲気は良い。
今井晋
ステージ構成が若干単調。
<記事提供元>
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