

美しき写真に魅了されよう。Pinterest(ピンタレスト)の使い方を徹底解説
海外では『Twitter』、『Facebook』に続いて、第3のSNSと言われているほどユーザ数を伸ばしている『Pinterest(ピンタレスト)』。
以前、海外で話題のアプリとして紹介しましたが、名前は聞いたことがあるけれど、使ったことはない方が多いのではないでしょうか?
「Pinterest」は、写真の管理に非常に便利。手間いらずで美しいアルバムが作れます。
本記事では「Pinterest」の使い方と楽しみ方の入門編を紹介します。写真が好きな方や整理したい方は要チェック!
初心者も簡単♪観て・作って楽しむPinterest
「Pinterest」だけが持つ5つの魅力
「Pinterest」とは、写真や画像をブックマークする感覚で集められるSNSです。画像が中心なので、言語にとらわれないのが魅力。
2010年にサービスを開始後、約2年間で2,000万人の読者を獲得し、女性を中心に人気を伸ばしてきました。まずはその魅力を5つに絞ってご紹介します。


「Pinterest」は、美しいデザインで女性を中心に人気
1. 使いやすく美しいデザイン
洗練されたデザインは、まるでオシャレなショップのWebサイトを見ているよう。見た目のカスタマイズが必要なく、誰でも美しいデザインを利用できます。


洗練されたUI。カテゴリから「Home Decor」を選択
“自分のWebサイトを作る”または“写真のアルバムを作る”感覚で気軽に利用してみましょう。
2. コミュニケーション要らず!?
「Pinterest」には機能こそ付いているものの、写真を詳しく説明したりコメントを送り合うといった、積極的にコミュニケーションをとる文化がありません。ゆるい繋がりを楽しめるSNSなので、気を遣わなくてOKです。
ハートアイコンの「Like」を押すだけで、自分のボード(Board)には追加されないけれど、写真に対する好意を伝えることも可能。


アカウント名をクリックしたプルダウンメニュー
Likeした写真は、右上のアカウント名をクリックしたプルダウンメニューの中にある「Your Likes」から一覧で見ることができます。
3.好きなものだけを収集できる
スクラップブックを作るように、Webサイトで見つけた写真などを収集(ブックマーク)できます。
インテリアやファッション情報を集めていると、改めて自分の好みが見えたり発見もたくさん。様々な画像に目を通している内にセンスも磨かれます。
4. 精度の高い情報を集められる
『Facebook』の“ニュースフィード”や『Twitter』の“タイムライン”のように、「Pinterest」にも“ホームフィード”があります。
フォローしたユーザが画像を投稿する度に自分のフィードにその画像が追加され、反対に自分が投稿した画像がフォロワ―のフィードに流れるようになっています。
『Facebook』や『Twitter』はフォローしたユーザの情報がすべてタイムラインに流れますが、「Pinterest」の場合、ユーザ(Pinner)ではなくユーザが公開しているボードごとにフォローすることができます。


ユーザだけでなく、ボードごとにフォローできる
グルメやファッションなど、自分の興味のあるジャンルのボードをフォローする事で、好みの情報(画像)だけを集められます。
5.フィードを見ているだけで幸せ
好きな画像を集めたり、自分のアルバムを作ることを推奨しましたが、フィードを眺めているだけでも十分楽しめます。
好きなブランドの情報をチェックしたり、オシャレな人のボードから髪型やネイルを参考にするのもおすすめ。「Le Creuset Japon」のボードではレシピを見ることもできますよ。


「Le Creuset Japon」ページ。レシピをチェックできる
また、人気ファッションブランド「Nordstrom」やお土産ショップ「OSAKA MUSEUM SHOP」のようにオンラインショップのカタログとして利用し、実際に購入できるページもあります。


「OSAKA MUSEUM SHOP」ページ。オンラインショッピングも可能
全体を通して、基本的に自分のために気ままにできる、という点は大きな魅力です。もちろん作家やカメラマン、デザイナーやそれを志す方々が作品集に利用するなど、他者へ向けて情報を発信することも可能です。
どうですか?はじめたくなりませんか?
「Pinterest」の基本的な使い方
それでは、実際に「Pinterest」の世界に足を踏み入れていきます。他のSNSと同様に、独特の言い回しが多いので、しっかり覚えておきましょう。
基本機能とはじめ方
「Pinterest」には独自の用語があり、ユーザは「Pinner(ピナー)」と呼ばれ、「Pinner」は自分の「Board(ボード)」を複数作成できます。Boardはアルバムのようなものです。
そして、Webサイトや「Pinterest」上などから気に入った写真を自分の(ボード)に貼り付けることを「Pin(ピン)」と言います。 「Pinterest」内の画像を引用することは「Repin(リピン)」とも呼ばれています。
『Facebook』や『Twitter』のように画像にコメントしたり、「いいね!」と同じような「Like」を送ることもできます。またユーザ同士でフォローし合うことも可能です。


画像をボードにPin(ピン)しよう。『Facebook』や『Twitter』のようにコメントが可能
はじめ方はとても簡単。新規でアカウントを作成するか、『Facebook』アカウントで登録することもできます。


新規でアカウントを作成するか、『Facebook』アカウントで登録できる
好きな画像をPinする方法
早速好きな画像をPinして(集めて)みましょう。Pinする方法は3種類あり、主に外から画像を集める方法と、自分で画像を投稿する方法があります。
- Webサイトや「Pinterest」内に設置されている「Pin it」ボタンを押す
- 「Pinterest」の「+」ボタンから投稿したい写真をアップロードする
- 拡張機能(ブックマークレット)をWebブラウザに追加し、ブックマークバーから「Pin it」を押す
「Pinterest」内で画像を検索する場合、左上のカテゴリ(ジャンル)を選ぶか、「Search」からフリーワードを入力します。


カテゴリか、フリーワードで検索しよう
フリーワードで検索後、「Pin(個別の写真)」「Boards(ボード名)」「Pinners(ユーザ名)」から検索対象を絞り込めます。


画像、ボード、ユーザに検索対象を絞れる
Pinしたい写真を決めたら、左上の「Pin it」をクリック!あとは投稿先のボード選択と説明を追加し、今度は右下に表示されている「Pin it」をクリックすればOKです。写真をPinした後でも、鉛筆アイコンから編集できます。


編集画面。「Pin it」で投稿!
「Pinterest」の「+」ボタンから画像をアップロードする場合は、「Upload a pin(ファイルから選択)」と「Add from a website(WebサイトのURLを入力)」、「Recommended Pins(おすすめ)」からPinする方法があります。


「+」ボタンクリック画面
Webサイトから画像を引用した場合は、編集画面で「Source」欄に画像元のURLを入力しておくことがマナー。著作権の問題もあるので、どこのサイトから得た情報か明記するようにしましょう。


情報元のURLを必ず記載しよう!
実はandronaviの記事写真もサイトから直接Pinできるんです。個々の記事の上部「+Share」をクリックすると、「Pinterest」のアイコンがあります。


「+Share」から、「Pinterest」のアイコンをクリック
Webページ上の画像が一覧表示され、好きな画像をPinすることができますよ。簡単なので、気になるアプリやスマホ関連のグッズ写真があれば、ぜひ利用してください。


一覧画像から、Pinしたい画像を選ぼう
“アルバム”を作って投稿を楽しむ
ボードを作る
Webサイト上の画像をPinするのに慣れてきたら、ぜひ自分のボードを作成してみましょう。撮り溜めた写真を整理するのにおすすめです。
ボードの作り方は、右上のアカウント名にあるプルダウンメニューから「Your Boards」を選択し、「Create a board」をクリック。ボード名や説明(後から編集可能)を追加し、「Create Board」を押せばOK。


「Your Boards」画面(上)ボード名を入力しよう。非公開設定も可能(下)
この時「グルメ」や「旅行」など、テーマを絞ることによって、他のユーザの興味を引きやすくなります。あとは好きな写真をPinするか投稿していきましょう。
SNSに同時投稿する
「Settings」にて『Twitter』や『Facebook』に連携した場合、同時投稿ができるのも魅力です。Pinする際にチェックボックスが表示されるので、チェックするだけ!
『Facebook』のタイムラインにもPinした画像を表示できるので、ぜひ併せて活用してください


「Settings」画面からSNSと連携(上)Pinする時にチェックしよう(下)
シークレットボードを活用
一覧表示が美しく見やすいので人に見せるのにも最適ですが、ボードを非公開(3つまで)にでき、見せたい人だけを招待することも可能です(一度公開したボードは非公開にはできないのでご注意ください)。


非公開のシークレットボードは3つまで作成できる
公式アプリを使う
アプリ版の『Pinterest』を使うことで、スマホで撮影した写真をそのまま「Pinterest」に投稿することもできます。
Webサービスと同じく、スマホに最適化された美しいUIを楽しむことができますよ。


スマホのUIも美しい。「+」からPinすることができる(左)見やすい検索画面(右)
また投稿する際にアプリを使って加工するのもおすすめ。手書き風やビンテージ風のエフェクトをかけるなど、ひと手間加えてオリジナリティ溢れる写真を投稿しましょう。
おすすめの画像加工アプリをチェック!
- 『Pixlr Express』~フォトショップ不要!?Android史上最高クラスの画像加工アプリ登場~
- 『SuperPhoto』~圧倒的な種類のエフェクトが無料で楽しめる!エフェクトの重ねがけもできる画像加工アプリ~
随時更新中!アンドロナビPinterestページ
本記事の画像で気付いた方もいるかもしれませんが、実はandronaviにもPinterestページがあります。多彩なモバイルバッテリーやAndroid・iPhoneケースも含め、スマホの利用が楽しくなる便利グッズを紹介しています。
ボードも随時追加予定!実際に商品を購入することもできるので、ぜひカタログ替わりにご覧ください。


andronaviのPinterestページからスマホグッズをチェック!
以上、魅せ方に惚れる画像SNS「Pinterest」の紹介でした。レシピのネタ帳、ネイルの記録、私服コーディネートの紹介、旅行アルバムなど、たくさんの使い方が考えられますね。
観ても作ってもおもしろいので、お気に入り写真をたくさん集めたり自慢の写真を投稿して、どんどん楽しんでください。
スマホの操作についてはこちらの記事もチェック