

Flick Widgets
端末を上下左右、任意の方向に振ることで音声ボリュームや連絡先、画面の輝度調整など、様々なメニューを呼び出すことのできるアプリ『Flick Widgets』を紹介します。
アプリ名こそ、「Widgets」となっていますが、本アプリはウィジェットというより、ランチャーとしての働きが強いです。
端末を振れば瞬時に調整バーが出てくるので、全画面タイプのゲームに白熱している時にも手早く調整できますし、比較的大きいサイズの端末でも片手で操作が事足りるので、様々な場面で重宝できそうです。
振った時の動作を設定しよう
設定方法は、非常にシンプル。トップ画面から、端末を振る方向と、その際に呼び出すメニューをタップ操作で決定するだけです。


Flick Widgets:動作の割り当てメニュー
- Left:左に端末を振る
- Right:右に端末を振る
- Front:正面に向かって端末を振る
- Back:後方に向かって端末を振る
各項目に、以下のメニューを割り当てられます。
- Volumes:音楽や通話のボリューム設定
- People:連絡先の呼び出し。さらに、グループ、表示順、イメージサイズなども設定可能
- Brightness:画面の輝度設定
最後に、画面最下部の、Sensitivity(感度)を調整すれば、基本的な設定は完了です。より確実に素早く呼び出したい場合はつまみを右側に、誤作動を減らしたい場合は少し左寄りにと、自身の好みに合わせて調整しましょう。


Flick Widgets:詳細な設定メニュー
その他、「GENERAL SETTINGS」では、より詳細な設定項目が用意されています。
- Start Automatically:端末をONにすると自動でアプリが立ち上がる
- Display Status Icon:ステータスバーに本アプリのアイコンを表示させる
- Display Text on Flick:メニュー呼び出し時、呼び出した内容をステータスバーに表示させる
- Vibrate on Flick:呼び出し時、バイブレーションさせる
ここまで読んで気になったら、ダウンロード
引き出し感覚でサッと呼び出し!
実際に画面を左右に振ってみると、設定した通りに輝度調整やボリューム設定のメニューが表示されました。あとはバーを指でスライドし、戻るボタンを押せば完了。


Flick Widgets:画面の輝度設定(左)音量調整(右)
フローティング系だったり、画面の端からスワイプで呼び出すタイプの類似のアプリがありますが、画面に常駐するため、ミスタッチで呼び出してしまうことがよくありました。しかし本アプリの場合、普段は画面上にないので、その点でストレスを感じる必要がありません。
また1点筆者が気づいたのは、正面・後方に設定した場合、割合正確な方向に端末を振る必要があったので、左右に頻度の高いメニューを設定した方が使いやすいかと思います。
簡単ですが、使用感が分かる動画を撮ってみたのでご覧ください。
※動画が見られない方はこちら
有料版だとさらに便利に!
今回の無料版では、音声ボリューム、連絡先、輝度調整の3点が選択可能でしたが、アプリ内課金で、以下の3機能も追加可能です。
- Launcher:領域(4×4)内に、任意のウィジェットやアプリを設置可能
- Open App:任意のアプリを開く
- Expand Notifications:ステータスバーを開く


Flick Widgets:課金メニューにはロックが掛かっている(左)ウィジェットやアプリを配置できてさらに便利に(右)
とりわけランチャー機能は、画面上に常駐せず必要な時だけ呼び出せるので、ホーム画面をスッキリまとめられて重宝しそうですね。