

Malwarebytes Anti-Malware
『Malwarebytes Anti-Malware』は、元々Windowsで有名だったウィルス、トロイの木馬、スパイウェア等のマルウェアを検出・駆除するソフトのAndroid版です。
強力なマルウェア検出・駆除機能はもちろん、端末内アプリの要求パーミッションを種類別に一覧表示、さらに端末のセキュリティ監査機能とあらゆる方面からスマホの保護をはかります。
「アンチウイルス+セキュリティ保護」といった感じの多機能な特徴を持つアプリなので、スマホ初心者はもちろん、端末内の溜まったアプリやファイルを総ざらいしたいなど、幅広いニーズに対応したアプリです。
スケジューリングも可能な高性能ウイルスチェック機能を搭載!


Malwarebytes Anti-Malware:端末内を総スキャン中
トップ画面の「SCAN NOW」をタップすると、端末内の総スキャンが始まります。スキャン対象はアプリだけではなく、端末内全てのファイルへと及ぶので、まさに総ざらいといった感じです。
当然リアルタイム監視にも対応しているので、新規アプリインストール時など、自動でスキャン、脅威を検出してくれる点もうれしいです。
また、ウイルススキャンに関しては、設定から指定した日時に自動でスキャンしてくれる「スケジューリング」も可能。設定内「Scheduled Scans」から、詳細な設定ができます。


Malwarebytes Anti-Malware:ウィルススキャンの定期設定
- Scheduled Scans : スケジュールスキャンをONにする
- Scan Frequency : スキャンする頻度の設定。日/週ごとから選択可能
- The days of the week : 週ごとを選択した場合、何曜日にスキャンをするか選べる
- Time : スキャンを開始する時間を指定できる
思いついた時に手動でスキャンするのもよいですが、本機能を設定しておけば、忘れていても自動でスキャンしてくれるのでとても心強いです。
ここまで読んで気になったら、ダウンロード
アプリ別の要求権限や端末のセキュリティ状況が確認できる
トップ画面右下の「Privacy Manager」からは、各アプリ別の要求権限の総チェックが可能です。「Scan」を押しスキャンを終えると、カレンダーや連絡先へのアクセス、個人情報の読み取りなど、各権限を持つアプリが種類別にリスト化されます。


Malwarebytes Anti-Malware:要求権限の総チェック(左)個人情報を読み取るアプリ一覧(右)
インストール時にチェックしたつもりでも、「このアプリにどうして個人情報の読み取りが…」と、自分自身驚いてしまいました。
また、「Security Audit」を選択すると、自身のスマホの、セキュリティ関連の設定状況も確認できます。


Malwarebytes Anti-Malware:「Security Audit」からセキュリティの設定状況を確認
- Installing apps only from Official Market : GooglePlayのアプリのみインストールを許可する
- Enable lock pattern : パスワード等、端末にロックパターンをかけているか?
- Disable development mode : 開発者向けモードが無効か?
- Disable NFC : NFC/おサイフケータイが無効か?
- Disable Android Beam : Androidビームが無効か?
- Disable GPS tracking : GPSが無効か?
それぞれの項目条件を満たしていれば、緑のチェックがつき、そうでなければ赤で×が表示されます。GPSは必要以外の時は小まめにOFFにするなど、自分なりのセキュリティ意識の向上へ、一役買ってくれそうです。
その他、トップ画面「App Manager」からは、稼動中のアプリ、インストール済みのアプリをタブ切り替えでチェック可能。


Malwarebytes Anti-Malware:アプリ一覧(左)アプリの稼動状態もチェックできる(右)
各アプリをタップすることで、アプリのサイズや使用メモリ、スレッド数やCPU使用率など細かなデータも閲覧できます。