パノラマ撮影と聞いて「何をいまさら(笑)」という方もいるかと思いますが、『360』はひと味違います。全く別の世界が待っています。
標準カメラのパノラマは180°前後しか撮影出来ませんが、本アプリのパノラマは360°文字通り撮影可能です。
おまけに撮影方法が結構ユニークで、比較的簡単に撮れます。その場の雰囲気を丸ごと残すならぜひ本アプリを使ってみましょう!
目次
ユニークなインターフェイス
細かい説明の前に撮影画面を載せてみます。どうですかこの迫力!


360:大迫力の360°パノラマ写真
本アプリのパノラマ撮影は、左から右にしか撮影できません。画面右からやってくる黒い丸を、真ん中のドーナツ型の白い丸の中心に重ねると自動でシャッターが切られます。


360:中央の白丸に黒丸をあわせる
画面右下には撮影の進行状況が数値で表示され、360°になったら自動で合成されます。
また、360°のパノラマにする必要がない場合は、赤い丸の“DONE”を選んでください。すぐに合成が始ります。
設定はほとんどしなくてもOK!


360:設定画面
設定できる項目はかなりありますが、基本的にそのままでOKです。英語なので項目について解説します。
- NOTIFICATIONS
チェックがついている項目は、投稿したりした際に通知をするか否かの設定です。数時間使った感じては、通知をしなくても特に不便は感じません。
- APPLICATION
ホーム画面にショートカットを作る設定です。アプリへのショートカットと、アプリのカメラへのショートカットが2種類用意されているのが親切。どちらも便利です。
メニューは日本語、アカウントの設定項目も日本語


360:『Facebook』だけでなく『Twitter』や『Tumblr』とも連携可能
アプリケーションの設定項目は英語でしたが、アカウント設定はほぼ日本語ですので簡単です。
写真アイコンをタップすると、ユーザー名や連携アプリを選べます。画像では『Facebook』のみ連携していますが、『Twitter』や『Tumblr』などに同時投稿することも可能です。
ここまで読んで気になったら、ダウンロード
早速撮影してみよう!


360:きちんと撮影できるように警告をしてくれる
カメラアイコンをタップすると、撮影準備完了です。続いて冒頭の画像のように画面下にある「START」をタップします。
本アプリは端末の重力センサーを使っているので、地面を向いていたり、傾けすぎると英語で「電話を立てたままにしていてください」と、警告が出ます。
撮影時の注意点はいくつかありますが、できるだけ定位置で、一定のスピードで体を回転させます。回転時に軸の中心がブレないときれいに撮れます。
失敗した写真


360:写真右側が完全にズレてしまっている
スマホを前後に移動してしまったために右側のほうが上手く撮れていません。


360:左右の両端が同じ写真になっている
アプリ上では360°、現実には360°以上撮ってしまった失敗です。カメラを中心に回転しないとこうなるようです。
成功した写真


360:360°きれいにつながった
失敗した画像では砂浜が斜めだったりとアングルが良くなかったようで、アングルを変更したらこのように上手く繋がりました。
撮影が完了したらエフェクトをかけてみよう


360:雪のエフェクトを追加
撮影が終わったらいくつかアニメーションを設定することができます。プレビューはできますが、保存するには機能を買う必要があります。
アニメーションの種類は雨や雪、日差しなどです。保存できないアニメーションを選んでしまった場合は、“Reset”をタップしてから“SAVE”で完了です。
『Facebook』などへ投稿してみる!


360:投稿画面
Androidではお馴染みの「Share」アイコンをタップすると、投稿画面になります。
写真のタイトル、撮影場所、ハッシュタグ、どのサービスに投稿するのかを選択できます。各アイコンをタップしてください。
2Dアイコンは、URLなどをコピーするメニューが出て来ます。『Google Keep』 などのメモアプリにも投稿できるので便利です。