

どうぞどうぞ:最後から3番目の人が手を上げたら、画面をタップ!だ。
『どうぞどうぞ』は「熱湯風呂に入る」だとか「授業で先生の問題に挙手して答える」だとかいった、誰もがやりたがらないシチュエーションに対して堂々と手を挙げ、それでいて自分が当事者にならないことを目指すというカジュアルアクションゲームだ。
最後から2番目に手を挙げることを目指せ
ゲーム名と「熱湯風呂に入る」の時点で気付いたと思うが、要するにダチョウ倶楽部の上島竜兵になってしまうことを避けるゲームだ。
上島竜兵は1番最後に手を挙げることで「どうぞどうぞ」と譲られ当事者になってしまう。なので、このゲームでも1番最後に手を挙げてはならない。
かといって、早い段階で手を挙げてしまうとやる気マンマンに見られてしまう。世渡り上手としては、最後から2番目に手を挙げるというのがベスト。
つまりこのゲームは、いかにして最後から2番目に挙手するかというゲームなワケだ。
プレイヤーの操作は極限までシンプル。画面をタップするだけだ。もちろん、他の人の挙手状況を見て絶妙のタイミングでタップする必要がある。
このゲームで挙手のタイミングを学んでおけば、もしかすると実生活でもやる気を見せつつ、当事者になることを避ける世渡りテクが身につく…かもしれないな!
『どうぞどうぞ』の特徴はくだらなさ(褒め言葉)
「くだらない」というと、通常はけなすための言葉だ。けれど人は時に、シュールでおバカなものを見た時、笑いながら「くだらない」と言う。
この「くだらない」は褒め言葉だよな?『どうぞどうぞ』は、褒め言葉の意味でくだらないことが最大の特徴だ。
出てくるシチュエーションは「熱湯風呂」をはじめとして、「熱々おでんを食べる」、「満員エレベータに乗る最後の1人になる」、「ひな壇芸人としてお題に答える」など。
これらがシンプルでちょっと間の抜けたテイストのビジュアルで描かれる。
ラストはもちろん毎回、最後に手を上げた人が「どうぞどうぞ」と譲られて当事者になってしまうワケだが、独特のシュールさがあって「くだらないな」と思いながらもついクスっと笑ってしまう内容だ。
さすがに繰り返しプレイする内に慣れてしまい、こうしたおもしろさは薄れていってしまう。だがそれでもこの独特の魅力は、1度は味わう価値があると思うぜ。


どうぞどうぞ:個人的には、見事クリアできた時よりも最後の1人になった時の方がおもしろく感じる。
『どうぞどうぞ』の攻略のコツは同時挙手に気をつけること
『どうぞどうぞ』はタイミングを見計らって画面をタップするというゲームなので、ぶっちゃけ攻略と呼べるほどの要素はほとんどない。だが、それでも若干ながらコツがある。
それは、他のキャラが同時挙手する可能性に常に気をつけていることだ。
このゲームは最後から2番目に手を挙げるというゲーム。つまり、最後から3番目のキャラが挙手した直後に画面をタップする必要がある。
でも時折2キャラがほぼ同時に挙手することがある。最後から3番目のキャラとその次のキャラが同時に挙手してしまえば、当然、自分は最後の1人になってしまう。
最後から3番目・2番目が同時挙手したり、最後から4番目・3番目が同時挙手したりといったこともあり、こちらのリズムを小憎らしく揺さぶってくる。
これに対抗するため、キャラが同時挙手することがあると常に意識し、気をつけていることが必要なのだ。


どうぞどうぞ:最後の1人になることが確定したけど、まだ手を挙げていない時のこの虚しさ…。
ゲームの流れ


どうぞどうぞ:ポイント1
これ以上シンプルなタイトル画面はないというほどのタイトル画面。


どうぞどうぞ:ポイント2
初プレイ時はゲームの説明が流れる。文字だけだがユーモアがあっておもしろい説明だ。


どうぞどうぞ:ポイント3
モード選択画面でゲームスタートをタップ。


どうぞどうぞ:ポイント4
最初はヒヨコ級からスタート。最高がダチョウ級なのは、確実に狙ってるよね。


どうぞどうぞ:ポイント5
いよいよゲームスタート。まずはお笑い番組恒例の「熱湯風呂」だ。


どうぞどうぞ:ポイント6
ここだ!このタイミングで画面をタップだ!!


どうぞどうぞ:ポイント7
見事最後から2人目の人間になれば、100点ゲット。


どうぞどうぞ:ポイント8
100点を取ったシチュエーションは、コレクションに記録されていくぞ。
<アプリ★ゲット編集部からのコメント>
田中一広
シュールな短編お笑いネタを見ているかのような、くだらないおもしろさ(褒め言葉)がある。
田中一広
同じことの繰り返しだし、ボリュームも大きくないので、飽きが早い。
<記事提供元>
日本最大のAndroidゲームレビューサイト。毎日2回以上更新され、紹介本数は2000本を超える。