

Remote Web Desktop Full
『Remote Web Desktop Full』は、PCブラウザからAndroid端末にネットワーク経由で簡単にアクセスでき、各種操作ができるアプリです。
Wi-Fiや3G/4Gと回線を選ばず、またPC側もブラウザ上で各種操作ができるため、専用アプリが不要となり、とても簡単な仕組みになっています。
便利なスマホですが、長文の入力などでは、キーボードがあると便利と思うこともあると思います。そんな時は、本アプリを活用してください。
※端末によって、アプリをダウンロードできない場合があります。
スマホの設定方法
PCブラウザ上でできる操作ですが、連絡先、画像、ファイルの共有といった基本的な機能に加え、筆者が便利と思った機能は下記3点です。
- SMSの送受信
- リモートカメラ機能
- Wi-Fiキーボード(PCのキーボード操作でAndroid端末に文字入力できる)
操作を簡単に説明します。まずAndroid端末でアプリを起動しましょう。セキュアな接続が必要であれば、「Secure HTTP」をチェックし、パスワードを設定してください。
また、3G/4G、公衆Wi-Fi経由で接続する場合は、「Bridge Mode」をチェックし、メールアドレスとパスワードを入力してください。メールアドレスは、PCからアクセスした場合のキー情報になります。


Remote Web Desktop Full:「Bridge Mode」にチェックを入れる(左)「Start Server」をタップで準備完了(右)
最後に画面下部の「Start Server」をタップ。タップすると、ボタン上側に、接続先URLが表示されます。以上で端末側の準備は完了です。
PCの設定方法
次にPC側の設定です。ブラウザから、「Start Server」タップ後に表示されたURLへ接続します。
「Bridge Mode」の場合、PCブラウザから接続すると、メールアドレスとパスワードの入力を求められるので、設定した情報を入力します(パスワード入力画面は、通常モードでパスワードを設定した場合も同じ画面になります)。


Remote Web Desktop Full:パスワード入力画面
下記の画面が表示されれば接続完了です。


Remote Web Desktop Full:PCのブラウザ画面。この画面になれば、Androidとの接続が完了
ここまで読んで気になったら、ダウンロード
PCと同じ感覚で操作できる
PCのデスクトップのように、アイコンをタップして、各機能を起動します。ちなみに、アイコンの配置変更はできません。
連絡先(Contacts)、ファイル(File Explorer)、画像(Gallery)の共有は、PCの操作ができる方であれば特に難しくありません。右クリックで様々な操作ができます。


Remote Web Desktop Full:PCのブラウザより、Android端末の画像ファイルを確認
SMS送受信(Messaging)は、メールアプリのように、SMSの送受信だけではなく、Android端末に残っている過去に送ったメールも閲覧でき、非常に便利です。


Remote Web Desktop Full:SMSの送受信も可能
リモートカメラ(WebCam)は、PCブラウザからAndroid端末のカメラを起動し、キャプチャすることができます。


Remote Web Desktop Full:Android端末のカメラもPCから操作できる
Wi-Fiキーボード(WiFi Keyboard)は、PCのキーボードで入力した文字を、Android端末上に飛ばすことができます。


Remote Web Desktop Full:Wi-Fiキーボード使用する際は、端末の入力方法を変更
使用するには若干準備が必要で、Wi-Fiキーボード(WiFi Keyboard)起動後、Android端末のキーボード設定で「WiFi Keyboard」を有効にし、入力方法も「WiFi Keyboard」を選択してください。
ブラウザ上の入力欄に、文字を入力し、エンターキーを押したタイミングで、Android端末に文字列が送信されます。日本語も普通に送れます。


Remote Web Desktop Full:PCのキーボードを使えば、文字入力もラク
「Real time mode」をチェックすると、文字を入力すると同時にAndroid端末へ文字が送信されます。英数字など変換不要な文字を入力する場合はこちらが速くておすすめです。
他にも便利なアプリが揃っています!