

Microsoft Office Mobile
今回ご紹介するアプリは、みなさんが待ちわびていたマイクロソフト公式オフィスアプリ『Microsoft Office Mobile』です。
オフィス互換アプリはかなりの数が存在しますが、ついに真打ちが無料で使えるようになりました。本アプリでできることは以下の通りです。
- Word、Excelのファイルの新規作成
- Word、Excel、PowerPointのファイルの閲覧・編集
- 作成・編集したファイルの『OneDrive (旧 SkyDrive)』との簡単同期
※本アプリは、Android 4.0以上の対応です。
まずは利用前の準備
アプリを起動すると、簡単な説明の後に、必ず「Microsoftアカウント」でのサインインを求められます。


Microsoft Office Mobile:最初にメールアドレスの入力が必須(左)ログイン画面(右)
少しわかりづらいのですが、アカウントを持っている方も、この画面で有効なメールアドレスを入力する必要があります。次の画面でサインインします。
アカウントを持っていない方は、この画面からアカウント作成画面でジャンプもできます。アカウントを作成すると『OneDrive』の7GBのスペースを無料で使えるようになります。
基本の操作
基本的な画面は全部で3画面あり、タブで切り替えることができます。サンプルファイル画面では、最近使ったファイル以外に、サンプル文書も開くことができます。


Microsoft Office Mobile:サンプルファイル画面(左)新しい文書画面(右)
新しい文書画面では、Word、Excelの新規作成、テンプレートからの作成ができます。PowerPointの新規作成はできないようです。
『OneDrive』画面では、『OneDrive』上のフォルダやファイルを開くことができます。また場所の追加から「Office365」や「SharePoint」と連携できるようになります。


Microsoft Office Mobile:『OneDrive』上のファイル(左)「場所の追加」から他アプリと連携できる(右)
ここまで読んで気になったら、ダウンロード
各ソフトの操作
Excelの操作を「予算」テンプレートを使って説明します。上部メニューは左から「シート選択」、「検索」、「フィルター」、「関数」、「メニュー」の5種類です。


Microsoft Office Mobile:Excelの画面(左)メニュー一覧(右)
画面は、ピンチイン・アウトでシートの拡大・縮小が可能です。実際に使ってみると、機能の制限があるのと、画面が小さいので、白紙からの新規作成はやはり厳しいです。
基本的な利用イメージは、アウトラインや簡単な計算式をこのアプリで作り、整形や装飾はPCで、となると思います。これはWordも同様です。
続いて、Wordの操作を「レポート」テンプレートを使って説明します。上部メニューは「アウトライン」、「検索」、「メニュー」の3種類。


Microsoft Office Mobile:Word画面(左)メニュー一覧(右)
最後にPowerPointの操作を説明します。新規作成はできませんが、PCで作成したファイルを編集できます。


Microsoft Office Mobile:PowerPoint画面(左)オブジェクトの編集は可能(右)
機能的にはだいぶ制限されており、すでにあるオブジェクトの編集はできますが、新規追加はできません。
PC版との互換性


Microsoft Office Mobile:Excelだと表示されないオブジェクトもある
みなさんも気になるPCで作成したファイルとの互換性を簡単にご紹介します。PowerPointは、シンプルなサンプルですが、きちんと図も配置されており、互換性は高いように感じます。
Excelは、赤枠のところに、オブジェクトがあるはずですが表示されませんでした。
全体を通して、編集はスマホの画面で操作するには大変です。操作が煩雑というより、当然ですが、小さい画面での操作が大変です。ファブレット程度の画面サイズがあれば、それなりに操作できると思います。
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