

【テッパンホームアプリ2選】機種変更後に感じるイライラをホームアプリで解決する方法
最新夏モデルのスマホが続々と発売されています。メーカーが異なる端末に機種変更した際に、ホーム画面の操作方法に違いがあり困ったことはありませんか。
最初は新鮮でよいのですが、使い慣れた感覚で操作はしたいですよね。
この面倒な問題を解決してくれるのがGoogle Play上に公開されているホームアプリです。お気に入りのホームアプリを機種変更後のスマホにインストールすれば、これまで通りにスマホを操作できます。メーカーやキャリアが変わっても新しい操作を覚える必要がありません。
これらのホームアプリは豊富なカスタマイズ機能が搭載されており、自分の使いやすいホーム画面に設定できます。スマホをさらに快適に使えるようになります。ちなみにタブレットにもインストールできますので、タブレットも同じように操作できます。
そこで、筆者がおすすめのホームアプリを利用して、ホーム画面をカスタマイズするポイントを紹介します。
使いやすいホーム画面にカスタマイズするポイント
目次
ホーム画面に置く機能にあわせて、画面をカスタマイズしよう
今回おすすめするホームアプリは『Apex Launcher』と『Nova Launcher』です。
どちらも無料で利用できますが、フル機能を利用するには有料版にアップグレードする必要があります。本記事では無料版で使える機能を中心に紹介します。


『Apex Launcher』 のホーム(左)とドロワー画面(右)
どちらのアプリも、アプリやショートカット、ウィジェットを設置できるデスクトップと、画面下にドックと呼ばれるデスクトップのスクロールに影響されないアイコンの設置場所、そしてアプリ、ウィジェットが格納されているドロワーというオーソドックスな構成です。


『Nova Launcher』のホーム(左)とドロワー画面(右)
アイコンの列数・行数を調整して表示できるアイコンの数を変更したり、アイコンのサイズを変更してより緻密に列数・行数を調整できます。


『Apex Launcher』 はアイコンの表示を最大10×10個(左)『Nova Launcher』
は12×12個まで表示可能(右)画面が大きいタブレットで活用できる機能
さらにドック(画面最下部に表示されているアイコンの領域)に表示するアイコンの数やドックの画面数も設定できます。つまり表示に関しては自分の使いやすいように変更できるというわけです。


『Apex Launcher』で、ドロワーのアイコンの数とサイズを変更したホーム画面(左)7×10個のアイコンを表示したドロワー(右)
筆者はよく使うアプリを1画面内に収めたいので、1画面で表示できるアイコン数を都度調整しています。さらにデスクトップ画面は左右スクロールなしで1画面に収めています。


『Apex Launcher』は項目ごとにアイコンサイズを50~100%に変更できる(左)『Nova Launcher』は無料版ではアイコンの変更ができない(右)
使わない機能はオフにしよう
ド ロワー画面(アプリ一覧画面)はアプリ、ウィジェットとタブやスクロールで切り替えられます。ウィジェットを使わないという場合は、『Apex Launcher』ではスクロールがウィジェットまで行かないよう に設定したり、ウィジェットを非表示にすることもできます。
また、アプリの設定アイコンなど滅多に使用しないアイコンを非表示にもできます。機能を追加して便利にする方法と、必要のない機能をオフにすることがホーム画面を使いやすくするための大事な要素です。


『Apex Launcher』はアプリやタブの非表示の設定項目がある(左)『Nova Launcher』はアプリの非表示は有料版で使えるようになる(右)
よく使う操作はジェスチャー機能に登録
ホームアプリを自分らしく使うための機能がジェスチャー機能です。
例えば、デスクトップ画面でホームキーを押した場合、どんな動作が便利でしょうか? デスクトップのプレビューがよいのか、デフォルトの画面に戻るのがよいのか、もしかしたらダイヤルアプリを起動してすぐ電話を掛けられたら便利かもしれません。
自分が使いやすいように機能を割り当てられます。


ホームボタンにショートカットやアプリを割り当てられる
さ らにデスクトップ画面で上から下へ、下から上へスワイプしたり、ダブルタップしたり、長押しというジェスチャーにも機能を割り当てられます。
例えば、下から上へスワイプのジェスチャーをドロワーに設定すれば、デスクトップにドロワーのアイコンを置く必要がなくなります。さらに上から下へのスワイプを 画面オフ系のアプリ呼び出しにすれば電源ボタンを押さずに画面をオフにできるようになります。


『Apex Launcher』は、スワイプ操作やピンチイン操作に機能を割り当てられる(左)『Nova Launcher』は有料版にするとジェスチャー操作が使えるだけではなく、2本指操作にも機能を割り当てられる(右)
カメラをよく使う人はカメラアプリをジェスチャーに割り当てるなど試してみて下さい。
設定内容を保存しておこう
こうしてカスタマイズしたホームアプリはアプリの設定からデータの保存ができます。
『Apex Launcher』 は保存先やファイルネームが指定できないため、常に上書き保存となってしまいますが、『Nova Launcher』は保存先やファイルネームを指定できますのでテーマを入れ替えるような使い方もできます。


『Apex Launcher』はバックアップデータは上書き保存(左『Nova Launcher』は保存先やファイルネームを指定できる(右)
ホームアプリをカスタマイズしたデータを保存しておけば、機種変更した後も、データを呼び出せば、すぐに機種変更前と同じ設定で使えるようになります。非常に便利なので、ぜひ使ってください。


アイコンの表示数を多くして右手で操作しやすいようにレイアウトしたり(左)ドック部分をナビゲーションキー風にしてみたり(右)と遊べるのがおもしろい
基本的に無料版では『Apex Launcher』の方が多くの機能が使えますので、お試しで使ってみるとよいかと思います。『Nova Launcher』も有料版にアップグレードすれば同等以上に機能拡張されますので、ホームアプリに興味がわいた方はぜひ使ってください。
メーカーやキャリア固有のホームアプリについて
最後に、メーカーやキャリア固有の特徴的なホームアプリを簡単に紹介します。もちろん、これらのホームアプリが使いやすいという方は、そのまま使ってもらってよいと思います。
まずは、シャープの「AQUOS PHONE」シリーズです。搭載されている「Feel UX」は「アプリ」「ウィジェット」「ショートカット」を左右に切り替えて利用できる特徴的な3ラインホームで、基本的に上下に画面をスクロールして操作します。
左右スクロールが多いAndroidスマホでは珍しく、はじめて使うと独特の操作に戸惑ってしまいます。auでは「iida UI」も縦スクロールで操作する個性的なホームアプリでした。


「AQUOS PHONE」の3ラインホーム。ショートカットの画面でデスクトップ的な使い方ができる
メーカーごとにホームアプリが違うのは端末の特徴でもあり仕方のないのですが、キャリア謹製のホームアプリを覚えれば、ずっと使えるのか?というとそんな事もありません。
例えばドコモでは比較的シンプルだった「Palette UI」が、昨年の冬モデルから「LIVE UX」となり上下のスワイプ操作でアプリドロワーやニュースにアクセスできる多機能なものへと進化しました。
とはいえ、これまでと画面構成が違うため、癖がありすぎるのが難点です。


ドコモの「LIVE UX」は下へスワイプするとデスクトップを1/3ほど残してアプリドロワーが表示される。デスクトップにアプリを貼り付けるとアプリドロワーに表示されなくなる
auもオリジナルのホームアプリ「au ベーシックホーム」を今年の夏モデルから提供しています。こちらは、iOSに近いイメージで、アプリドロワーがないシンプルなものです。


アプリドロワーのないシンプルなauの「au ベーシックホーム」
iPhoneユーザを呼び込む上で有効だと思いますし、癖がないので使い勝手は悪くないと思います。
ちなみにドコモのスマートフォン「Ascend D2 HW-03E」にもアプリドロワーがない独自のホームアプリが用意されていました。
このようにメーカーごとの違いだけではなく、キャリアや世代によってホームアプリは違います。本記事で紹介したホームアプリを使い、いつまでも使いやすい、ホーム画面を作ってみてはいかがでしょうか。
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