SIMフリー、SIMロック、何がフリーで何がロックなの?

「SIMフリー」とは?

「SIMフリー」とは?


昨年より家電量販店でも聞くようになった「SIMフリー」のスマートフォンやタブレット。対してドコモやKDDIより販売されているスマホは「SIMロック」と言われています。
 
そもそも、「SIMフリー」や「SIMロック」というのは何がフリーで何がロックなのかを解説します。

 

 

どのようなSIMを入れても認識する「SIMフリー」

まず、「SIMフリー」というのは、ドコモなどが提供する「SIMカード」というものを原則として、どの端末に差し込んでも通話や通信が利用できる事を指します。
 
つまり、ひとつのスマートフォンに「NTTドコモ」「KDDI」「ソフトバンクモバイル」など各社のSIMを入れることができるほか、海外に足を運んだ際に現地のSIMカードを差し込んでも利用できます。
 

超有名なSIMフリースマホ「Nexus 5」

超有名なSIMフリースマホ「Nexus 5」


 
しかしながら、「SIM」以外に注意するべきことがあります。それは電波の周波数帯と通信規格です。
 
例えば、800MHz帯という周波数帯に非対応のスマホへ800MHzのサービスのみを利用できるSIMカードを差し込んでも、そのSIMフリースマホは通信することができません。
 
さらに、KDDIの通信規格のみに対応しているSIMフリースマホへ、NTTドコモのSIMカードを差し込んでも通信することはできません。
 
したがって、どのSIMを差し込んでも利用することができますが、スマートフォンやタブレットの本体側で電波の周波数帯や通信規格が利用できるかをクリアする必要があるのです。
 
なお、有名なSIMフリースマホとしては、昨年発売された「Nexus 5」のほかに、Apple社の「SIMフリー版iPhone 5s」「SIMフリー版iPhone 5c」があります。それ以外にも1万円台より購入できるSIMフリースマホをネット上にて購入することも可能です。
 
もし長期間海外で利用する、または格安SIMを利用したい場合などはSIMフリーのスマホなどを検討しても良いでしょう。
 
格安SIMサービスをチェック

 
 

各ケータイキャリアのSIMやサービスごとにSIMを限定する「SIMロック」

「SIMフリー」という言葉に対して、「SIMロック」というものがあります。これは、各ケータイキャリアのSIMのみを受け付けるよう施されたスマートフォンやタブレットのことで、違う会社のSIMを挿入しても、通信することはできません。
 
仮に電波の周波数帯や通信規格が一致しても、その会社のSIMカードでないと通信できないものとなります。通常、ドコモやKDDIなどのスマホを購入した場合はSIMロックがかかっています。
 

ドコモのGALAXY S III SC-06DにソフトバンクモバイルのSIMを差し込んでも通信できない

ドコモのGALAXY S III SC-06DにソフトバンクモバイルのSIMを差し込んでも通信できない


 
また、同じケータイキャリア内であってもサービスごとにSIMを決めているものもあります。例えばソフトバンクモバイルのフィーチャーフォン用SIMカードを、同社のスマートフォンに挿入しても利用することができません。
 
このSIMロックはSIMを選択する自由度こそ低いですが、ケータイキャリアにてあらかじめ利用できるサービスを格安で提供してくれる、また電波の周波数帯や通信規格を気にしなくて良いなどのメリットもあります。
 
つまり、海外で利用する必要があまりない、または海外で利用する場合は旅行などで短期間のみだ、格安SIMを入れる必要が無い場合はSIMロックの状態で問題ないと思います。
 
逆に格安SIMを積極的に利用したい場合、海外で利用したい場合はSIMフリーを検討すると良いでしょう。
 
ちなみに、NTTドコモでは2011年4月以降に発売されたSIMロック解除対応ケータイ(iPhoneなどを除く)を、ドコモショップにてSIMロックの解除が可能です。
 
KDDIのSIMは利用できませんが、最も手に入れやすいSIMフリーモデルと言えるかもしれませんね。
 

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