あなたのタブレットで本格的なイラストを描く方法

あなたのタブレットで本格的なイラストを描いてみよう!

あなたのタブレットで本格的なイラストを描いてみよう!


タブレットユーザが増えているのを感じていますが、まだ購入を迷われている方に紹介したい魅力のひとつが、「ペイント」を楽しめることです。
 
andronaviの読者の皆さんの中にも、「イラストを描くのが好き」という人が多いと思います。もし、手持ちのタブレットで本格的なイラストが描けたら、すごくうれしいと思いませんか?

 
SNSアイコンを自作したり、暑中見舞いや年賀状をオリジナルで作ったり、用途は盛りだくさん!本記事では、タレットで本格的なイラストが描けるアプリとその簡単な手中を6つのステップでご紹介します。
 
あなたのタブレットで本格的なイラストを描こう


 
 

これぞレイヤーを使いこなせるアプリ!

筆者は今でこそITフリーライターという仕事をしていますが、以前はグラフィックデザイナーでした。そういうこともあり、ちょっとしたイラストなどを描くこともあるのですが、デジタルなイラストはもっぱらパソコンを使っていました。
 
職業柄「タッチペンを使って、タブレットで描けるといいんだけど…」と思っていたのですが、パソコンのAdobe PhotoshopやGIMPといったペイントソフトのように「レイヤー機能」が使える、タブレット用のアプリが、なかなか見つからなかったのです。
 
レイヤーとは、グラフィックソフトなどに搭載されている、画像をセル画のように重ねて使うことができる機能のことです。うまく活用すれば、枠線を消さずにイラストの色を修正できたり、配置を変えてデザインを調整できるので、実に便利です。
 
しかし、ようやくこのレイヤー機能が便利に使えるタブレットに適したペイント系アプリを見つけました。それが『SketchBook Mobile Express』です。
 

『SketchBook Mobile Express』の基本画面

『SketchBook Mobile Express』の基本画面


本アプリはAndroidタブレット、iPad共にリリースされています。またうれしいことにKindle Fireシリーズ用に「Amazon App Store」でも提供されています。
 
有料版と無料版の大きな違いは使えるレイヤーの数です。無料版で利用できるレイヤー数は3枚までですが、入門には十分楽しめます。

 
アプリの詳しい使い方は、こちらをチェック

 
iPhone版はこちら


 
 

レイヤーを使って描く6つのステップ

それではレイヤーを使った簡単なイラストの描き方の例を、順にご紹介していきましょう。
 

  • ステップ1:1枚目のレイヤーは黒のペンで枠線のみ描く

1枚目のレイヤーは線画。入門者は太い線で描いた方が後々簡単になる

1枚目のレイヤーは線画。入門者は太い線で描いた方が後々簡単になる


まずは『SketchBook Mobile Express』でイラストの線画を描きましょう。
 
線はできれば細くないほうが次のペイント作業が楽になります。

 

  • ステップ2:2枚目のレイヤーで色を付けていく

2枚目のレイヤーでは色を塗っていこう

2枚目のレイヤーでは色を塗っていこう


画面下の小さなリングアイコンをタップするとツールが呼び出せます。
 
呼出したら画面右上のアイコンをタップして2枚目のレイヤーを追加します。1枚目のレイヤーの上に2枚目のレイヤーが重なっている状態にして、線画の線の内側を塗りつぶすように色を塗りましょう。
 
色が線からはみだしたら、消しゴムツールで消すなどして丁寧に塗るのが完成度を高めるコツです。

 

  • ステップ3:3枚目のレイヤーでブラシなどを使って立体感を出す

3枚目は影などを描こう。色指定のスポイトツールを使うと楽にできる

3枚目は影などを描こう。色指定のスポイトツールを使うと楽にできる


色が塗り終われば、2枚目のレイヤーと同じように3枚目のレイヤーを追加します。レイヤーは2枚目の上に1枚目、3枚目という順番で重ねてください。
 
3枚目は影や光源の追加です。ブラシツールを使って色を重ねる箇所より少し黒い(暗い)色を追加して描きます。
 
この時、色の指定ツールのスポイトで重ねる色を採取して、その色を少し暗くするときれいに影が描けます。光やテカリは同じく採取した色を明るくして描くとよいでしょう。

 

  • ステップ4:1~3枚のレイヤーを統合し1枚のレイヤーにする

3枚のレイヤーを統合して、背景のレイヤーを新規に追加する

3枚のレイヤーを統合して、背景のレイヤーを新規に追加する


陰影を描いたらレイヤーを1、2、3枚の順番に重ねて統合します。レイヤー追加画面で左上の「↓」アイコンを選択し(一番上のレイヤーを選択した上で)、統合しましょう。
 
統合するとレイヤーが1枚になるので、さらに新しいレイヤーを追加可能となり、新規のレイヤーに背景を描くことができます。

 

  • ステップ5:新たにレイヤーを追加し背景を描く

新規レイヤーに背景を描こう

新規レイヤーに背景を描こう


新たなレイヤーに背景を描きましょう。入門の場合、私は背景は抽象的に描くほうがよいと思います。
 
その辺は好みなのですが、抽象的なほうが、線で縁取られたメインのイラストをハッキリさせると思うからです。

 
 

  • ステップ6:背景のレイヤーの順番を背後にして完成

背景を背面に指定して完成!

背景を背面に指定して完成!


最後に背景のレイヤーを背面に指定すれば完成です。
 
いかがでしょうか。順番どおりに描けば、ハッキリくっきりとしたイラストが、割と簡単に描けることをおわかりいただけたと思います。
 
また、この方法だとイラストの枠線を消さずにはみ出した色を消したり、背景を描きなおしたりできます。

 

画像加工アプリでフィルターをかければ、さらにアーティスチックに!

画像加工アプリでフィルターをかければ、さらにアーティスチックに!


できあがったイラストはPing形式のフォーマットで保存できます。
 
私はさらに保存した画像を『Cymera – カメラ & 写真 フィルター、美容』や『Pixlr-O-matic』といった画像加工アプリでフィルタ処理を施します。
 
アート的にしたり、ぼかしたりすると、ちょっとした落書きテイストのイラストがアーティスチックな見栄えになるので、おすすめです。


 
 

ペイントのお供に使いたいおすすめツール

イラストを指で描かれた方は、タッチペン(スタイラス)が欲しくなるのではないでしょうか。最近では100均ショップでも売っているんですよ。100均ショップのものでも指で描くより、断然楽に描くことができます。
 

100均ショップのタッチペンでもOK!描きやすいツールに出会おう

100均ショップのタッチペンでもOK!描きやすいツールに出会おう


 
「もっと先の細いペンのほうがよい」という方は、量販店や通販でも優れた商品が売っています。例えば「スマートフォン用タッチペン 大 極細 ブラック P-TPLFBK」のような安価で先の細いものも使いやすいです。

タッチペンはこちらもチェック

 
本記事では時間をかけず30分ほどで参考例を描いてみましたが、時間をかければクオリティーの高いイラストが描けると思います。
 

丁寧に描いて、SNSアイコンなどに使ってみよう

丁寧に描いて、SNSアイコンなどに使ってみよう


このイラストは私の友人のイラストレーター・akko markさんの作品ですが、こちらも『SketchBook Mobile Express』で描かれたものです。
 
絵心のある人なら、クオリティーの高いイラスト描けるのが本アプリのすごいところです。

 
今回は簡単にアプリを使ったタブレットでのイラストの描き方のコツをご紹介しました。気軽にトライできるので、タブレットを持っている方なら楽しまない手はありません。
 
レイヤーの使い方は工夫次第で様々な応用ができるので、ぜひ手持ちのタブレットでいろいろと描いてみてください。
 
タブレットの運用を考えている方はこちらをチェック

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