

いつどこへ行ったのかすぐ分かる!Googleの「ロケーション履歴」
ふと楽しかった旅行を思い出しつつ、「そういえば、あそこに行ったのはいつだったっけ」よくあることです。
しかし、Androidスマートフォンには、Googleの提供する「ロケーション履歴」という機能があり、いつどこへ行ったのか、わかるようになっているのです!
この便利な機能を使わない手は無いですよね。しかも無料で利用できますよ。
おでかけの際は、こちらも大変便利!設定した?
ロケーション履歴の設定はスマホから行おう
この「ロケーション履歴」というのは、日付ごとに「いつ」「どこへ」行ったのかを確認できるサービスです。「Google Now」で現在地の天気が出てくるのも、この機能の一部。履歴を利用するにはスマートフォンから設定します。
ちなみに、Android 4.0以降のスマートフォンであれば利用できるようになっています。
設定は、『Google マップ』か、『Google設定』から行います。どちらもあらかじめ入っているアプリなので、どちらから設定してもOK。今回は『Google設定』から設定してみましょう。


『Google設定』を使って設定してみよう
まずは「位置情報」をタップ(『Googleマップ』の場合は「Google現在地設定」)。画面情報の「位置情報」をONにして、画面下部にある「Google現在地送信機能」をタップします(Android4.3まではすぐに履歴の設定となります)。


「位置情報」をタップ(左)してから「Google現在地送信機能」をタップ(右)
続いて、「現在地送信機能」と「ロケーション履歴」の2つをONにします。これだけで準備ができました!続いて「ロケーション履歴」をチェックしてみましょう。


「現在地送信機能」と「ロケーション履歴」の2つをONにする
履歴はパソコンから見られる
さて、「ロケーション履歴」の設定ができました。あとはとくに操作の必要はありません。スマートフォンを持ち歩くだけで記録されていきます。
その際、「GPS」と「Wi-Fi」をONにしておくとより精度の高い履歴が記録されていきます。
それでは、「Googleロケーション履歴」をみてみましょう。記録状態を見るのはパソコンのブラウザからGoogleにログインします。履歴はログインしないと見られないので、他の人に公開されてしまうようなことはありません。ご安心を!


「居た場所」や「移動したおおまかな距離」「自宅からのおおまかな距離」などが見られる
ここでわかるのは、「その時間に居た場所」「移動したおおまかな距離」「そのときの大まかな自宅からの距離」です。例えば、筆者の場合8月9日には茨城県の筑波サーキットにいたことがわかります。
また2013年8月末には関東地方をいろいろ動いていたということがわかります。細かい時間の表示もできるため、「あ、この時間はここに居たのか」ということが確認できますね。


去年のデータもしっかり記録されている
さらに、地図の下にグラフが表示されるのですが、まるで高度のような縦軸は「自宅からの大まかな距離」となっています。つまり、これが高ければ高いほど自宅から離れた場所に居るということがわかりますね。


自宅からの距離も確認できる
バッテリーにはあまり影響がない
この「ロケーション履歴」機能で嬉しいのはバッテリーにさほど影響がないこと。その場の位置情報を通信しているだけなので、ONでもOFFでもあまり差はありません。しかしながら、注意点もあります。
それは、複数のGoogleアカウントの入ったスマートフォンやタブレットを電源の入った状態で置いてある場合です。
ロケーション履歴が、自宅→外出先→自宅→外出先と記録されてしまうため、1日中外出していたのにひっきりなしに自宅と往復した記録が残ってしまいます。筆者も、自宅に複数のスマートフォンやタブレットを置いてあるため、自宅と外出先の行ったり来たりを記録されています。


あやとりのように行ったり来たりしているが、実際はずっと新潟に居た
これを避けるには、自宅に置くスマートフォンやタブレットの「現在地送信機能」「ロケーション履歴」をOFFにしましょう。また、自宅に置いておくときは電源を切ってしまうのもアリですね。
いつ、どこに行ったのかを無料で記録してくれるライフログ機能のロケーション履歴は面白いサービスなので、ぜひ使ってみましょう!
Googleサービスについてはこちらもチェック
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