【検証してみた!】『YouTube』を見続けたら、実際どのくらいでバッテリーは切れる?


『YouTube』を見続けたら、実際どのくらいでバッテリーは切れる?
皆さんはストリーミングの動画を視聴していると「あれ?やっぱり電池が減るの早いんじゃない?」なんて思いませんか?
そこで今回は、動画を見続けると実際にどれくらいの時間でバッテリーが空っぽになるのか実験をしてみることにしました。
動画をよくご覧になる方は、バッテリー切れ対策の参考にしていただければと思います。
実験に使った端末は「Nexus5」。バッテリーは2,300mAh。待受時間は最長300時間です。
実験の条件としては、『YouTube』をバッテリーがフル充電から空っぽになるまで再生し続けます。『YouTube』アプリではリピート再生はできませんので、今回は『Listen on Repeat』というYouTubeリピート再生アプリを利用します。

『Listen on Repeat』で『YouTube』をリピート再生します。
画面も一般のユーザーが長時間見続ける視聴シーンを想定し、スリープで消灯しないことを条件としました。点灯輝度も多くの人が利用しているオートに設定しました。
なお、計測は通常音量時(7段階の1)、最大音量時(7段階の7)の2パターンで計測します。
バッテリーの推移の観測もバッテリーの消費時間を測るだけですが、『BatteryView(バッテリー管理)』を利用しました。
<通常音量で計測してみる>
最大音量で『YouTube』を再生し続けて、深夜4時35分より測定を開始し、バッテリーが切れたのは8時9分。結果は、3時間34分連続再生ができました。
『BatteryView(バッテリー管理)』を見てみると、バッテリーの消費をしめす曲線が途中緩やかになった時間帯が数分ありましたが、正確な理由は不明です。バックグラウンドで何らかのアプリの動作が停止していたのかもしれません。

最小音量でのバッテリー消費の結果(青い線)
<最大音量で計測してみる>
最小音量は、午前9時55分に測定を開始しました。バッテリーが切れたのは、12時30分。結果は、2時間35分の連続再生でした。

最大音量でのバッテリー消費の結果(青い線)
実測の結果、わかったのは、最大音量と最小音量では、1時間も違いがあるということ。スピーカーの音量でも消費電力はかなり変わるということです。
ただし、バッテリーの消費には、バックグラウンドで動いている『LINE』、『Skype』、『カカオトーク』といったSNSアプリやバッテリーの経年劣化具合や容量によっても時間は左右されると思います。
最初に疑問視した「ストリーミングの動画を視聴していると電池の減りが早い」は、実際にストリーミングの動画視聴は、極端に電池を減らすことがわかりました。
外出時に電池切れを避けたい場合は、ストリーミング動画の視聴を減らしたり、音量を抑えて視聴することをおすすめします。
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