

Inbox by Gmail
AndroidユーザーにはおなじみのGoogleのメールサービス『Gmail』。Androidであればアプリもプリインストールされているので、便利に使っている方も少なくないはずです。
現在、Googleでは『Inbox by Gmail』(以下:Inbox)というGmailブランドの新しいメールアプリを試験提供しています。
Inboxは受信したメールをジャンル別に整理したり、メールにリマインダー(備忘録)を付与したり、メールにスヌーズ(後から通知する)設定をしたりと、メールを活用した電子手帳的に使うことができます。
Inboxを使うには“招待”が必要
冒頭にもあるとおり、Inboxは現在のところ試験提供となっています。そのため、利用するにはGoogleからの“招待”が必要になります。
利用を希望するGmailアドレスinbox@google.com宛てに空メールを送付することで招待を受けることができます。


Inbox by Gmail:空メールはInboxの紹介ページから送ると便利(左)4日程度で招待状が届く(右)
受付確認メールが自動返信されてから4日程度で招待状が入ったメールが届きます。これで本アプリをインストールして使うことができます。
なお、本アプリは現在のところ日本語には非対応で、日本語環境では英語表示となります。そこまで難しい英語ではないので実用上問題ありません。
メールを自動カテゴライズしてハイライト表示
本アプリのセットアップが完了して受信箱を開くと、メールがカテゴライズされて表示されます。
例えば、交通機関や宿泊施設の予約確認メールは「Travel」(旅行)、SNS(『Twitter』、『Facebook』など)からの通知メールは「Social」(ソーシャル)、と言った感じに分類されます。


Inbox by Gmail:カテゴリー名をタップで同カテゴリーのメールを一覧でチェックできる(左)左側をスワイプのメニューからもカテゴリー別表示に切り替えられる(右)
同じジャンルのメールを一括確認することができます。メール中の添付ファイル、動画へのリンクやスケジュールがある場合は、それをハイライト表示してくれる機能もあります。


Inbox by Gmail:ハイライトされたホテルの予約確認をタップすると、ホテルのチェックイン時刻や地図へのショートカットが表示される
ハイライトはタップすると直接内容の確認ができるようになっています。
ここまで読んで気になったら、ダウンロード
メールをピン止めしてリマインド
特に重要なメールは、メール画面上部にあるピンをタップすることでリマインド(備忘)できます。また、メモを付与することもできます。


Inbox by Gmail:メール本文の上部のピンをタップするとリマインド登録できる(左)リマインドしたメールにはメモ登録するエリアが表示される(左)
リマインド登録したメールとメモはInbox(受信箱)の上部のピンをタップ(またはスワイプ)することで一覧表示できます。


Inbox by Gmail:タップするとメモ登録できる(左)リマインドしたメールはメモとあわせて一覧表示できる(左)
メールの通知をスヌーズで遅らせる
例えばメールを後から返信したいとき、あるいは特定のメールを後から見直したいときに便利なのがスヌーズ機能です。


Inbox by Gmail:スヌーズするにはメール一覧でスワイプする(左)またはメール表示で時計のアイコンをタップ(左)
メールの通知を指定した日時・場所に到達するまで遅延させてくれます。メール一覧でメールを右からスワイプするか、メールの本文表示で時計のアイコンをタップすることで通知を再度行う日時や場所の条件設定が可能です。


Inbox by Gmail:スヌーズの設定画面
他にも便利なアプリが揃っています!