

「Xperia J1 Compact」をじっくり触ってみた~外観編~
So-netのLTE通信「PLAY SIM」の音声通話付プランとの組み合わせで、MVNO向けのスマートフォンとして登場した「Xperia J1 Compact」を手に入れたので早速レビューしてみたいと思います。
と言いつつも、「Xperia J1 Compact」の中身は、ぶっちゃけ去年(2014年夏)にNTT docomoから発売された「Xperia A2」をベースにしたモデルなので、大きく目新しいところはないのですが、SONYのスマートフォンとしては、国内では初のMNO(通信キャリア。ドコモやauなど)を通さないモデルとなります。
「Xperia J1 Compact」の購入・申し込み
その他、関連記事もチェック!
- 最新キャリアスマホではなく、「Xperia J1 Compact」を選ぶ理由~細かい操作や使い勝手の配慮が秀逸~
- 最新キャリアスマホではなく、「Xperia J1 Compact」を選ぶ理由
- 注目のSIMフリースマホ「Xperia J1 Compact」のカメラ&オーディオ機能をフォーカス!コスパの良いおすすめ端末
「Xperia J1 compact」を開封して外観をチェック
「Xperia J1 Compact」のパッケージは「Xperia A2」や「Xperia Z3 Compact」と全く同サイズのコンパクトなサイズで、本体の画像が描かれています。


「Xperia J1 Compact」のパッケージ
「Xperia J1 Compact」の正式型番は「D5788」。中身は本体と、付属品として、microUSBケーブル、ACアダプター、卓上ホルダー、予備のアタッチメント、それから取説類が入っています。


付属品は、microUSBケーブル、ACアダプター、卓上ホルダー、予備のアタッチメント、取説類
外観のデザインは、「Xperia Z」シリーズ共通のオムニバランス(全方位型)デザインという表面と裏面がフルフラットなデザインで、サイドの部分はなだらかにカーブしているラウンドフォルム。シンプルで、かつ持ちやすさを重視したデザインです。


表面と裏面がフルフラットなデザイン。サイドはなだらかにカーブしているラウンドフォルム
NFC、おサイフケータイは、真ん中上部あたりに配置。中央部分にSONYロゴ、下部分にグレーの薄めにXPERIAのロゴが配置。「Xperia Z」シリーズと違って背面はガラスではなく樹脂製だけれど手触りはさらさらしていて質感も悪くありません。
「Xperia J1 Compact」のサイズは、長さ約128 mm×幅約65mm×厚さ約9.7mm、質量は、約138g。
背面はマットな樹脂、側面はアルミフレームとアルミ製の電源ボタン、ボリュームボタン、カメラボタンとなっていて、側面を持つとひんやりとした金属のアルミの質感もあって安っぽさは全く感じません。


側面はアルミフレームとアルミ製の電源ボタン、ボリュームボタン、カメラボタン
背面の左上に、コンパクトカメラと同等サイズの1/2.3型の約2,070万画素のイメージセンサーExmor RS for mobileを採用するカメラに、Gレンズのロゴマークと、1/2.3 20.7MPとの表示、そしてその横にはフラッシュライトがあります。


背面の左上に、約2,070万画素のカメラに、Gレンズのロゴマークとフラッシュライト
ディスプレイサイズは、4,3インチ(解像度1,280×720)で、正面の上部中央にSONYロゴと、右側に約220万画素、積層型裏面照射型CMOSセンサーのフロントカメラがあります。


ディスプレイサイズは、4,3インチ(解像度1,280×720)


正面の上部中央にSONYロゴと約220万画素のフロントカメラがある
今回購入した「Xperia J1 Compact」は、ソニーストア限定の「SNOOPY液晶画面保護ガラス」を貼り付けた状態で手元に届いたので、本来ディスプレイの下側は無地なのですが、ガラス面にスヌーピーとウッドストックのシルエットが施してあります。


右側面には、電源ボタンとボリュームボタン、カメラボタンが並ぶ
本体は、IPX5/8相当の防水性能とIP6X相当の防塵性能があるので、雨に濡れても、そのままお風呂に突入しても、コーヒーをこぼしても大丈夫です。本体の上部にあるイヤホンジャックはキャップレスでフタの開け閉めなくダイレクトに差せます。


イヤホンジャックはキャップレス(左)モノラルスピーカー(右)
本体右側面には、電源ボタンとボリュームボタン、カメラボタンの定番の物理スイッチが並び、スピーカーは、ディスプレイの下側のみのモノラルスピーカーなものの、小さいボディのわりにはわりとしっかりした音声を再生してくれます。
アクセスするインターフェースは、左側面に集中、上部のカバーをはずすと、microUSB端子とmicroSDスロットそれぞれ個別にフタを開き、マグネット端子を中央にはさんで、下部のカバーをはずすと、SIMカードスロットが現れます。


左側面は、MicroUSB端子とmicroSDスロット、マグネット端子SIMカードスロット
SIMカードのトレイは、microSIM。ここの隙間にあるペーパーを取っ手をつまんで引っ張りだすと、「Xperia J1 Compact」の製造番号を含む情報がチェックできるようになっています。


SIMカードのトレイは、microSIM。隙間にあるペーパーを引っ張りだすと、端末の製造番号を含む情報がチェックできる
「Xperia J1 compact」と他スマホと外観比較
Xperiaのコンパクトなシリーズとして比較してみます。画像の左から「Xperia Z3 Compact」、「Xperia J1 Compact」を挟んで「Xperia A2」の3つを並べるとどれも同じに見えますね。


左から「Xperia Z3 Compact」、「Xperia J1 Compact」、「Xperia A2」
もともと「Xperia Z3 Compact」は、「Xperia A2」をベースにしているので外観は全く同じではあるのですが。


左から「Xperia J1 Compact」、「Xperia A2」。背面の中央にSONY、下部にはXPERIAという本来のデザインとなっている
ただし、「Xperia A2」はNTT docomoから発売された事もあってロゴの配置が異なっており、「Xperia A2」は、正面の上部にdocomoXi、下部にSONY、背面の中央にXPERIA、下部にはSO-04Fという表記のされ方だったのに対して、「Xperia Z3 Compact」は、キャリアの意向に左右されないため、グローバルモデルと同じく、正面の上部にSONY、下部はロゴ無し、背面の中央にSONY、下部にはXPERIAという本来のデザインとなっています。


左から「Xperia J1 Compact」、「Xperia A2」。グローバルモデルと同じく正面の上部にSONY、下部はロゴ無しのデザイン
あくまでも近年多くなった大型ディスプレイのスマートフォンという部類ではなくて、コンパクトさがウリのため、「iPhone5 S」に近いサイズ感となっています。特にホワイトをベースにして側面がゴールドという処理の仕方も「iPhone」のホワイトカラーの配色と似ているのかもしれませんね。


左から「Xperia J1 Compact」、「iPhone5 S」
細かい部分ですが、やはり本来のロゴ配置のほうが見た目にもカッコいいですね。


「iPhone5 S」に近いサイズ感となっている
「Xperia J1 Compact」
- ディスプレイサイズ:4.3インチ(1,280 x 720)
- 本体サイズ:長さ約128 mm× 幅約65 mm× 厚さ約9.7 mm
- 質量:約138g
「iPhone5 S」
- ディスプレイサイズ:4インチ(1,136 x 640)
- 本体サイズ:長さ約123.8 mm×幅約58.6mm×厚さ約7.6mm
- 質量:約112g
次回は、カメラや音楽、通信プランなどについて詳しく紹介したいと思います。
「Xperia J1 Compact」の購入・申し込み
注目のSIMフリースマホをチェック