

Chromeアプリ版『LINE』はどこが違うの?
「Google Chrome」で利用できるWebアプリ「Chromeアプリ」版の『LINE』が、7月30日にリリースされました。『LINE』にはPC版がありますが、それとは異なるものです。
しかも、Chromeアプリ版には独自機能も搭載。スマホ版との違いも含めてご紹介します。
Chromeアプリ版にログイン
まず、大前提としてPCブラウザが「Chrome」であること。そのうえで、「Chrome ウェブストア」から『LINE』をインストールしてください。


「Chrome ウェブストア」のインストール画面。インストール済みのため、「アプリを起動」となっているが、そこをタップすればOK
Chromeアプリで使う『LINE』と、スマホで利用中の『LINE』アカウントを紐付ける必要があります。そのため、初回起動時に『LINE』に登録しているメールアドレスとパスワードの入力を求められます。
Chromeアプリ用に新規でアカウントを取得して利用できませんので、お間違えなく。入力すると、PCに本人確認の番号が表示されるので、それをスマホで入力してください。


PC画面に4桁の番号が表示される(左)スマホの『LINE』画面。4桁の番号を入力しよう(右)
本人確認ができたら、晴れてログイン完了です。ただし、スマホ側で他の端末でのログインを許可していないとログインできません。
事前に、スマホ側の「設定」→「アカウント」にある「ログイン許可」にチェックを入れてから行いましょう。


Chromeでログインされたことが確認できた(左)「アカウント」設定画面。「ログイン許可」にチェックを入れよう(右)
スマホ版と最低限同じことができる
ログインが完了すると、トーク画面が表示されます。ただし、ログインした前日までのメッセージしか見られないようです。スマホで受信しているメッセージがすべて見られるわけではないので、ご注意ください。


Chromeアプリ版にログイン後のトーク画面
僕は、まず職場のデスクトップPCで一度インストール、その後ノートPCでインストールして使い始めたところ、前日までのメッセージに加えて、デスクトップPCで使い始めた時に届いたメッセージも表示されていました。
もちろん、スタンプの送信も可能。スマホの機種変更後最初のログインと同じですが、一度ダウンロードしないと使えません。Chromeアプリ版では、最初に一括ダウンロードのメッセージが出ます。
ここで無視してひとつだけ選んでダウンロードすると、その後一括ダウンロードのメッセージが表示されなくなりました。


スタンプはまずダウンロードしないと使えない
スタンプの数が多いと、ひとつずつやらなきゃならず大変です。できるだけ一括ダウンロードをおすすめします。


Chromeアプリ版のスタンプ選択画面。スタンプが大きく見えるのは良い
スマホ版と同様に、メッセージが届くと通知されます。ただし、数秒で消えるので見逃し注意です。


Chromeアプリ版の通知画面。画面右上に表示される
通知はOFFにできます。「トークルーム検索」の右横にある「…」ボタンから「設定」をクリックします。


「…」をクリックすると、メニューが表示される。トークの開始やグループ作成も行える
「設定」の「通知」から「ポップアップを表示」のチェックを外せば完了です。「通知」設定では、PC版の利用時はスマホ側に通知がいかないようにセットすることもできます。個別の通知OFFは、「トーク」の友だち上で右クリック→「通知OFF」を選択してください。


「通知」設定画面。通知のメッセージ内容を表示しないようにもできる
同じ「設定」画面にある「トーク」では、メッセージの送信方法を設定できます。基本は「Enter」がメッセージの送信、「Shift+Enter」で改行となっています。「Enter」の送信ですと、メッセージの作成中に押してしまうことがあります。
うっかり押してしまいそう、という方は「Command+Enter」で送信、「Enter」で改行にすることをおすすめします。


「トーク」設定画面。送信方法を選択できる
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