初めての格安スマホ。メリットとデメリット

ところで、もう一つ説明しましょう。
よく耳にする格安スマホと格安SIMの違いってなんでしょう?そもそもSIMって何?という方、必読です。
いま使っているケータイやスマホ、「ドコモのスマホ」とか「auのスマホ」という言い方をします。
同じソニー製のXperiaであっても、ドコモとauのはちょっと違う?それとも全く一緒?
基本的には全く一緒です(もちろん多少の変更が施されている場合もあります)。
これを区別するための存在が、SIMカード(Subscriber Identity Module Card)略してSIM(読み方はシム)です。
SIMは普段目にすることはないと思いますが、案外カンタンにスマホから取り出せます。
SIMとスマホ
電源入れたまま外すと、自動的にシャットダウンがかかりビックリしますので良い子は真似しないでね。
 
先ほど格安スマホの説明で出てきた「通信設備」。これらはドコモ、au、ソフトバンク、Y!mobileの4社のみが街に設置しています。「このXperiaは、ドコモの通信設備を使うのか、それともauの通信設備を使うのか……」を自動で判断するためのチップがSIMです。
 
つまり、スマホとSIMは別々にできるのです。スマホ=本体、SIM=契約、と思えばいいでしょう。
 
この仕組みを利用しているのが格安スマホです。
 
BIGLOBEや楽天モバイルといった格安スマホ会社は、ドコモから通信設備を借りている会社と、auから通信設備を借りている会社の二種類に分けることができます(ちなみにソフトバンクやY!mobileはこの仕組みを他社に提供していません)。
 
そのため、最初に説明したとおり、いま使っているスマホを流用して格安スマホに切り替えることは簡単なのですが、もともと契約していた会社に応じて、ドコモ系かau系の格安スマホ会社を選ぶことだけは必須です。間違えると動きません(なお、便宜上、ドコモ系、au系と呼びますが、それぞれの格安スマホ会社がドコモやauの関連会社だったり子会社だったりするわけではありません)。
 
 
さらにここでもう一つの疑問です。
「同じXperiaというけれど、auからドコモ(ドコモからau)に変更するとき、スマホは買い換えないといけないでしょ?」と思った方、正解です。
 
現時点(2015年11月)では、大手携帯電話会社の間でスマホの流用ができません。
ドコモからドコモ系の格安スマホ会社への流用はできます。
スマホの流用
これまでは携帯電話会社が利用者を逃さないためにそのような仕組みを入れてきました。
このことをSIMロックといいます。
これが、国の指示により、2015年12月から順次、利用者が望めば解除できるようになっていきます。
順次、というのは、SIMロックを解除できるスマホが2015年5月以降に販売されたスマホに限るためです(ドコモ、ソフトバンクは2015年4月以前に発売された一部端末でSIMロック解除が可能な場合があります)。かつ、SIMロックは購入して6ヶ月間は解除できません。
いわば“6ヶ月縛り”です。そのため、実態として2015年12月から順次解除が可能となります。
それ以前に発売されたスマホではSIMロックを解除できないため、携帯電話会社をまたいでのスマホの流用ができません。
 
ドコモのSIMロック解除手順
 
auのSIMロック解除手順
 
ソフトバンクのSIMロック解除手順
 
 
次ページでようやく格安スマホと格安SIMの違いを説明します。
 

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