

「AQUOS ZETA SH-01H」をレビュー
スマホは常に持ち歩くので愛着のわくモデルが良いものです。今回はレビュー用にお借りしたものを返却するときに「寂しくなるなぁ」と初めて感じたスマホ「AQUOS ZETA SH-01H」を紹介します。
「AQUOS ZETA SH-01H」を購入
普段から持ち歩くものとはなんでしょう。「時計」「サイフ」などありますが、「スマホ」も持ち歩きますよね。
電話にメール、カメラにSNSなど生活に必要なものを提供してくれるスマホですが、それだけではただの道具です。せっかく毎日持ち歩くものですもの、もっと愛着が湧いてもいいじゃないかとうスマホに出会いました。
ドコモ向け「AQUOS ZETA SH-01H」です。そう、AQUOS ZETAの名前が付いている通り、シャープの最新スマホです。
狭額縁で持ちやすい本体
「AQUOS ZETA SH-01H」は、5.3インチディスプレイのAndroidスマホで、ディスプレイサイズのみを見ると、大型スマホの部類となります。
しかし、ここ数年のシャープ製スマホにある、狭額縁ボディ「EDGEST」により横幅が74mmに抑えられています。そのため、大画面と持ちやすさを両立していると言えるでしょう。


サイド部はメモリーカードとSIMスロットがあります。ピンを使わないでSIMの差し替えも可能


本体上部はイヤホンスロットとmicroUSBスロット。キャップレス防水に対応。このモデルはワンセグ/フルセグ/NOTTV対応ですが、外部アンテナが無いため、イヤホン部に付属のアンテナを差し込む必要がある


とっても持ちやすいと感じた本体。これで5.3インチモデルとはびっくり
さらに、サイド部は高級感あるメタルフレームを採用して「持つよろこび」を演出してくれます。
また、落下時に衝撃が走りやすい各カドには、バンパーを採用しています。そのため、万が一のときも本体が破損しにくい仕様となっています。さらに、下部2か所のバンパーはイルミネーションが光るギミックがあり、充電時や着信時に光らせることができます。


下部のバンパー部は、イルミネーションも兼ねている。綺麗に光る
カメラはオートフォーカスが高速
搭載されているカメラは2つ。
- アウト(メイン)カメラ:1310万画素裏面照射型CMOSセンサー 光学式手ぶれ補正あり
- イン(サブ)カメラ:800万画素裏面照射型CMOSセンサー
特にインカメラは、800万画素にバージョンアップされたほか、広角レンズ搭載でより広いエリアを撮影できるようになりました。
実際に使ってみたところ、アウトカメラは、高速なオートフォーカスを実感できました。いや、いつの間にかピントが合っていたという感じです。iPhoneなど他のモデルでは、ピントが合ったのを確認してから撮影という流れなのですが、この「AQUOS ZETA SH-01H」では、何も気にせず撮影してもピントバッチリですので、カメラ初心者にありがちなピンぼけは無さそうですね。
これは、一眼レフカメラなど高級カメラにも採用されている「位相差オートフォーカス」と、従来のモデルで採用されている「コントラストオートフォーカス」の両方を搭載しているためだそうです。


フレーミングアドバイザーで構図はおまかせ!便利!
さらに「フレーミングアドバイザー」も当然搭載していて、構図をリアルタイムでアドバイスしてくれます。そのため、適当に撮影しても、写真のプロが撮影したような構図になります。これは、旅行先などで適当に撮影する際に、アドバイス通りに撮影するだけで印象に残る写真が撮影できます。


筆者のロードバイクを撮影してみましたが、背景の緑も、車体の白もしっかりと表現されているのがよくわかる


砂防ダムからの風景も、青空と緑がバランスよく再現されている。ただ明るく映るだけのスマホとは大違いです
インカメラは、他のモデルとは違い、ディスプレイ下側に搭載されています。使う際には、スマホをひっくり返して使うようになります(縦画面で撮影の場合)。
実際に使ってみたところ、インカメラにありがちな画素数が足りなくて少しぼやけたような写真になってしまうことがありませんでした。さすが800万画素です。


インカメラを使う場合は逆さまに持ちましょうとガイダンスが出る(左)実際に撮影してみましたが、インカメラとは思えない高画質(右)