デジカメスマホ「ZenFone ZOOM」のカメラ機能を使ってみた!本格的な撮影も手軽に楽しめる

 

実際の撮影画像

というわけで、今回はカメラの苦手なユーザでも「ZenFone ZOOM」のカメラ性能が簡単に楽しめる「超解像度」の設定で撮影をしてみました。超解像度では、52M、4:3のサイズになります。
 
先ずは1.0倍です。ズーム機能は画面をピンチイン/ピンチアウト(2本指で広げる/狭める)またはボリュームキーで操作します。撮影するロケーションは港の船着場。時間帯は夕方16時頃の夕暮れ時です。
 

クッキリとした写真が手軽に撮影出来た

クッキリとした写真が手軽に撮影出来た


 
シャッターアイコンをタップまたはシャッターボタンを押すと撮影できます。オートフォーカスなので、画面上の被写体をタップまたはシャッターボタンの半押しでピントをあわせられます。
 
1.0倍で撮れた写真は非常にハッキリとした繊細な写真が撮影出来ました。船のロープなどの細かいものもクッキリと再現できます。
 
続いて光学3倍で撮影してみます。光学ズームはレンズを動かして集点距離を変化させ拡大して写します。ズーム撮影しても比較的画像のクオリティーを保ったまま写真を撮影できるのが特徴です。
 
「ZenFone ZOOM」においても、その通りに画質を劣化させることなく、撮影することが出来ました。
 
3倍ズームでもその美しさは、さほど劣化しない

3倍ズームでもその美しさは、さほど劣化しない


 
続いて12.0倍ズームでの撮影です。3.0倍以上のズームはデジタル処理による拡大になります。
デジタルズームは、レンズ自体はそのままに、CCDに写った画像の一部を拡大することによって被写体の大きさを変えています。よって、実際には一部を保管拡大することで望遠撮影のように見せているため、画像が荒くなってしまいます。実際に、「ZenFone ZOOM」でもそれは同じで、12倍ではさすがに画像は荒く撮影されてしまいます。
 
12倍はデジタルズームなので画像は荒くなる

12倍はデジタルズームなので画像は荒くなる


 
このように、屋外での光学3倍までの撮影は「さすがデジカメスマホ」と納得できる美しい写真の撮影が可能です。3倍以上のデジタルズームでは、多少荒い画質で撮影してしまいますが、レンズの恩恵なのか、一般的なスマートフォンのズーム撮影より美しく感じました。
 

マクロ撮影も得意

筆者はその職業柄、デジカメを使ってスマホやPCなどを接写で撮影する「マクロ撮影」をすることが多いのですが、極々まれに「あ!デジカメのバッテリーがもう無い!どうしよう!」ということがあります。
 
そういうシーンで「ZenFone ZOOM」のカメラで撮影できると助かります。そこでマクロ撮影もテストしてみました。被写体はASUS Japan様より頂いたマスコットキャラクターの「禅太郎」で撮ってみました。5センチほどの接写です。
 
ここでは、マニュアルモードで撮影をしてみました。マクロ撮影ということでズーム倍率は1.0倍。ISOなどを調整もできますが、今回はオートで設定しています。
 

マニュアルモードでマクロ撮影をしてみた

マニュアルモードでマクロ撮影をしてみた


 
実際に撮ってみると「ミラーレス一眼のデジカメ程ではないが、そこそこに撮影は可能」といった感じです。紙媒体(雑誌など)用の撮影には厳しいですが、ブログなどで利用するのであれば問題ないといった感じです。屋内撮影では、やや暗い印象を受けましたが、スマホでこれくらいのマクロ撮影ができるなら合格点と言えるのではないでしょうか。
 

少し改善して欲しい点も無くはない…

実際に使ってみると、やはり「次期モデルに改善して欲しい点」というものも見えてきます。私的には感じたのは縦撮影での物理キーの押しにくさです。縦持ちで物理キーを押そうとすると、気軽に片手持ちで撮影はしずらくなります。これは、シャッターキーの配置位置と、「ZenFone ZOOM」の薄さ、軽いとは言えない重量が原因だといえます。
 
とは言え、片手操作はブレやすく、両手でしっかりとホールドして撮影するのがカメラ撮影の基本ではあるので、少々贅沢な注文ではあるのですが、コンデジとしての手軽さを考えると次期モデルでは是非改善していただきたいところです。
 

縦アングルの片手持ちはシャッターが押しにくい

縦アングルの片手持ちはシャッターが押しにくい


 
また、あえて「デジカメ」としての視点で見てみると、カメラ感の演出が「ZenFone ZOOM」のデザインには乏しい気がします。同じくデジカメに特化したスマホとして、Panasonicの「LUMIX CM1」がありますが、あちらは見た目も高級デジカメとして成り立っています。この両機種は、CM1が「デジカメにスマホの機能を取り入れた」、ZOOMは「スマホにデジカメの性能を持たせた」というコンセプトの違いだということでしょう。
 
「ZenFone ZOOM」は、HOYA製のレンズを採用し本体内部でズームを動作させることによって、良くも悪くもレンズがせり出すような「デジカメ」的なギミックの演出が薄れてしまっています。背面のバックパネルを革張りにしてデジカメ的な雰囲気は演出していますが、もう少しカメラ的なデザインをしても良かったのではないかという、筆者の個人的な要望です。
 
Panasonic LUMIX CM1とZenFone ZOOM

Panasonic LUMIX CM1とZenFone ZOOM


 
さて、個人的な不満点もあげさせて頂きましたが、「ZenFone ZOOM」は実際に撮影してみて「コンデジ(コンパクトデジタルカメラ)並の性能を実現した高性能スマホ」ということは間違いありませんでした。
 
本端末を持ち歩けば、「カメラとスマホ2台をバックに入れて移動」といった重い荷物を軽くすることも可能です。筆者も「ZenFone 2」を日常使いで愛用していますが、これを期に「ZenFone ZOOM」に乗り換えたいと思っています。
 
カメラ好きな読者の皆さんや、デジカメで写真を撮影することの多いユーザは、乗り換えを検討されてみたはいかがでしょうか。
 
「ZenFone Zoom(ZX551ML)」スペック

OS Android 5.0
サイズ 横78.84mm×高さ158.9mm×厚さ5~11.95mm、重さ約185g
CPU Intel Atom Z3580(2.33GHz/4コア)/Intel Atom Z3590(2.5GHz/4コア)
メモリ RAM:4GB/ROM:32GB/64GB/128GB
メモリースロット microSDXC(最大128GB)
ディスプレイ 約5.5型フルHD IPS液晶
バッテリー 3,000mAh
カメラ メイン:1300万画素、インカメラ:500万画素
ネットワーク FD-LTE:Band 1/2/3/5/7/8/9/18/1/28、W-CDMA:Band 1/2/5/6/8、TD-SCDMA:Band 34/39、GSM(2G):850/900/1800/1900MHz

 

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