

新型ドローン「Bebop 2」
仏Parrot(パロット)社は、2016年3月下旬に発売する「Bebop 2」を発表しました。
前作の「Bebop」から大きく性能を伸ばし登場。今回はその内容を先だって紹介します。
「Bebop 2」の操縦は、Android、iOSのスマートフォン、タブレットで操作が可能です。


スマホやタブレットで簡単に操作ができる
専用アプリ『FreeFlight 3』をインストールし、Wi-Fiで接続すれば、前方、後方、左旋回、右旋回の操縦ができます。
- アプリのダウンロードはこちらから
「TAKE OFF/LANDING」ボタンを押すことで、ドローンは場所に関わらず自動的に一定まで浮遊してくるので、初心者でも簡単に操縦ができ、また着陸が可能。箱を開いて10分足らずで遊べるようになります(※詳しくは後日)。
最長25分のフライト
「Bebop 2」の特長の一つに機体の軽量さがあります。500gという重さのため、女性や子どもでも扱える、家族で楽しむこともできるでしょう。


500gの軽量化に成功
Parrot社JPAC地域担当のクリス・ロバーツ氏は、「大きさは変わらず、軽量化させることができた。持ち運びがもっと簡単になった」といいます 。


今回紹介してくれたクリス・ロバーツ氏
ほかにも推進力として4個のブラシレス・アウトランナー・エンジンが4つのプロペラを駆動していることに、水平方向で時速なんと60km、垂直方向で時速21kmの速度を出します。


ハイスピードエンジンを搭載し、60kmの速度を出す
加えて、超音波センサーを搭載し、最大5mまで圧力センサーと連携してフライト高度を分析。圧力センサーは気圧を測定し、5mを超えてもフライト高度を分析するため、安定した飛行がのぞめます。


設計し直された新型ドローン
特に素晴らしいのは、カット・アウト・セーフティを搭載しているので、モノに触れると自動的にプロペラが止まります。安全性がより高まりました。子どもが利用する際などに安心して利用できますね。


自動で止まるセーフティモードが備わった
「Bebop 2」は、2,700mAhのリチウムイオン充電池を使用し、最長で25分の飛行時間を達成。パフォーマンスの良さが大きく向上しました。


25分のフライト飛行が可能となった長持ちバッテリー
ドローンで気になるのがカメラですが、「Bebop 2」は1400万画素の魚眼レンズを採用したことにより、上空にあがっても、明瞭でよい景色が撮影できます。


1400万画素の魚眼カメラを搭載
日本では複雑な規制のあるドローン飛行ですが、利用者が安定して飛ばし、安全面に優れることでリスクを減らすことに繋がります。Parrot社では製品の販売だけでなく、啓蒙活動を行い、安全性の重要さを伝えてゆくそうです。
※コントローラー付きはParrot Skycontroller Black Edtion」は102,500円です。
※それぞれメーカー希望小売価格となります。
ドローンに興味のある方はしっかりとしたドローンを購入し、ルールを守ったうえで遊びましょう。「Bebop 2」はそんな条件をクリアした良質なドローンとなることでしょう。以下、体験会の様子です。
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