iPhoneの失敗を予想した人は多かった?高城剛著「空飛ぶロボットは黒猫の夢を見るか?」で知るドローンの未来とは

空飛ぶロボットは黒猫の夢を見るか?

空飛ぶロボットは黒猫の夢を見るか?


andronaviでは、ドローンの記事や自分たちの体験を通して伝えてきましたが、その前に「ドローンのことをもっと詳しく知りたい」、そんな方におすすめなのが、高城剛氏が上梓した「空飛ぶロボットは黒猫の夢を見るか? ドローンを制する者は、世界を制す」です。
 

 
先日発表され衝撃を受けた「Sky Magic」。光と音楽、そしてドローンを融合した新しいエンターテイメントの幕開けは話題を呼びました。

 

 
 

本書は「Sky Magic」のクリエイティブ・ディレクター高城剛氏が綴った本で、224ページのボリュームに、過去・現在・未来の3軸の構成で描かれています。
 
まず過去として、高城剛氏がそもそもドローンに最初に出合う2012年から始まります。1994年にアメリカで「V・O・D(ビデオオンデマンド)」に遭遇した時の衝撃に似ていると綴られ、ご存知のように現在では「dTV」や「Netflix(ネットフリックス)」、「Hulu」が当たり前に利用されています。
 
そしてドローンに戻って現代へ。ドローン業界を席巻しているのが、アメリカの「3Dロボティクス社」、中国の「DJI社」、フランスの「Parrot(パロット)社」です。3社にフォーカスを当てて具体的なドローン業界の現状を伝えています。
 
まずは3Dロボティクス社。本書では共同創設者のクリス・アンダーソン氏にインタビューをしています。
 

空飛ぶロボットは黒猫の夢を見るか? :積極的に語るクリス・アンダーソン氏

空飛ぶロボットは黒猫の夢を見るか? :積極的に語るクリス・アンダーソン氏


 
「僕らは、自社でソフトウェアを囲い込むアップルではなく、多くの人が開発できるアンドロイドやグーグルのような戦略をとっている。(中略)僕らはオープンソース化によって、ドローン界のアンドロイドになろうと思っている」と、クリス氏は述べています。
 
 
一方で、中国DJI社では会長で香港科技大学の李澤湘教授にも面会しています。特にDJI社に“入る”(物理的な意味で)までの描写は、上記の3Dロボティクス社と対比しても一読の価値がありました。オープン化を進める3Dロボティクス社に対しDJI社の徹底したクローズドポリシー。だからこそビジネス面で大きな成長を成し遂げたのかもしれません。詳しくは本書をぜひ。
 
そして、第三の矢ともいうべき、フランスのParrot(パロット)社。同じくCEOのアンリ・セドゥ氏にもインタビューをしています。「(前略)ドローンは小さいほどいい。持ち運びに便利だし環境にもいい。そして何より、その方が美しいと思うんだ」とアンリ氏は語ります。
 

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