

Android OS搭載の「BlackBerry Priv」
「Blackberry」といえば「昔ドコモで販売されていたQWERTYキーボードの付いたスマホ」と思う方も多いと思います。
過去にはNTTドコモで販売されていました。独自のOSを搭載した「BlackBerry」はセキュリティー面に優れた特徴を持ち、欧米では多くのビジネスマンのビジネスツールとして、また海外セレブのアイデンティティーアイテムとして君臨していました。
ところが徐々にその座をiPhoneやAndroidに奪われ、日本のマーケットからも撤退してしまいました。
ざっくりと「BlackBerry」の歴史をご紹介しましたが、そうは言っても根強いファンがいる端末と言って良いでしょう。その「BlackBerry」がついに2015年、同社オリジナルのOSを捨て、Androidスマートフォンとして市場に投入しました。それが今回ご紹介する「Blackberry Priv」(以下Priv)です。
BlackberryのDNAをしっかり継承
同社初のAndroidスマートフォン「Priv」は、日本では昨年末より正規再販総代理店の認定を受ける株式会社FOXから発売になりました。
MVNOのU-Moblieが取り扱いをしています。Blackberry製の機種として日本国内では約3年ぶりに正規販売ということになります。


背面は樹脂コーティングだがマットカーボン調の落ち着いたもの
「Prive」は一見、よくあるAndroidスマートフォンという感じに見えます。ですがBlackberryというDNAを受け継いだ機種、縦にスライドすることで特徴的なQWERTY物理キーボードが現れます。


縦にスライドすることでQWERTYキーボードが現れる


SIMカードとMicro SDのスロットは上面
Android OSを採用することで、「Priv」は多くの人気アプリと汎用性を手に入れています。OSのバージョンは出荷時Android 5.1.1ですが2016年5月14日現在、アップデートにてAndroid 6.0.1となっています。