Q:「A-GPS」って何ですか?スマホに導入すると何か利点はありますか?
A:「補助GPS」のことで導入するとマップアプリのGPS精度と速度が向上します。
「A-GPS」という単語を聞いたことはありませんか?これは「AssistGPS(補助GPS)」の事で読んで字のごとしGPSの動作に役立つシステムです。
GPSはまったくのゼロから現在地を割り出そうとすると、衛星とのやり取りが30秒以上かかるそうです。しかも途中でGPS信号をロストすると最初から通信をやりなおしという…
それを補助するのが「A-GPS」です。ネットワークから現在地をだいたい絞り込んでから衛星と通信することで正確かつ短時間で現在地を特定することができるようになります。
基本的にスマホに「A-GPS」の機能はついているのですが、Androidの場合、情報を最新に更新するためのシステムがメーカーや端末、キャリアによって仕様が異なっています。
そのため、「A-GPS」の情報のダウンロードがうまくいかず端末によっては著しくGPSの精度が悪いという事があります。特にキャリアスマホを格安SIMで運用すると起こりやすいそうです。
そういう場合は、別途アプリを利用して「A-GPS」のデータを最新にすることをおすすめします。おすすめは『GPS Status & Toolbox』です。


アプリ経由で「A-GPS」の情報は最新のものにできる
便利な「A-GPS」ですが欠点がないわけではありません。ネットから現在地を割り出しているため電波が圏外の場所だと利用できません。また当然ながら通信量もかかります。