『Project : Battle(プロジェクト:バトル)』は「荒野行動」を手掛けたネットイースがおくる開発中のバトルロワイヤルゲームだ。
目次
電子世界で繰り広げる、新たなバトルロワイヤル。
約100人のプレイヤーが結集し、徐々に活動エリアが狭くなる無人島で、運と知力と技術をもって「優勝」を目指す「PUBG」系TPSとなっている。
本作は「フォートナイト」のクラフト機能を軸に更なる新要素もプラスしていて、これまでとは違った戦略性を発揮できるかもしれない。
※本作は5/24(木) 16時まで開催予定のオープンベータ版です。なお、毎日16時~22時まではメンテナンスのため遊ぶことができません。
飛行機の降下から始まるサドンデスマッチ
上空からジェッドボードで滑空するけど、スタート時は全員が手持ちゼロ。隠された宝箱から武器や回復アイテムを調達する必要あり。
さらに一度でも死ねばゲームオーバー。数多のプレイヤーがひしめく極限の地にて、己のポテンシャルを最後の一人になるまで試され続けるだろう。
忍者ムーブで隠れたり奇襲ができたりも!?
本作イチバンの見所ポイントかも。今までのバトロワには無かった垂直の壁や大木に掴まる&よじ登るアクションを実装している。
敵に気付かれぬよう音も立てず二階の窓から侵入するといった新しい攻め方ができる……かもしれない!
『Project : Battle』はまだ見ぬゲーム性への挑戦に期待したい!
探索時は「PUBG」っぽくて、戦闘はクラフトによる建築合戦あり。両方の特色+αを併せ持つニュータイプなゲーム性だと言える。
しかし上級者のプレイを拝見すると「フォートナイト」の立ち回りみたいな印象が強く、作品として見ればユニーク要素が活かされていない点は惜しい。今後の調整や研究次第でもあるが。
現状の戦略性だけでも、撃ちながら足場を建設して有利な位置を牽制し合うという全世界が熱狂する高度なバトルを十分に楽しめるのも事実。
iOS限定でしか本家「フォートナイト」が遊べない事情もあり、Androidユーザーなら先んじてクラフト戦術を体験する意味でもアリだ。
一人でも飽きずに遊びまくれそうな充実具合
テスト時は遊べなかったが「50 VS 50」といった特殊なゲームモードが沢山用意してあり、一味違ったバトロワで気分転換できそう。
従来のスクワッド=4人チーム戦も可能だけど、シングルだろうと多彩なルールで楽しめるコンセプトを目指すようだ。
人の多いモードを見繕うシステムがあって十数秒と待たずに自動でマッチングする仕様も良かった。
大手デベロッパーならではの技術力
電子世界でのシミュレーションって設定らしく、近未来というかネトゲ世界の住民みたいなSF感を醸し出している。今までにないビジュアル方向を広げてくれそう。
遠景まで見渡せる3Dクオリティ、手動AIM・自動射撃といった操作性も「荒野行動」から培った技術により高いレベルでまとまっており、更に完成度は増していく。
課金によるレベルアップ系のパワープレイ要素も無くてファッションオンリーっぽいから安心して遊び込めそうだ。
ゲームの流れ
最初のプレイヤー選択画面。男女から選べるが性能差はないみたい。
フォートナイト:PUBGだと7:3みたいな割合のゲームで、ビジュアルも少しアクセントがあり色々挑戦してる感がある。
まずはパラシュート降下……ではなくジェッド(ホバー)ボードでの空中運転。落ちながら推進力を増すので場所を決めやすい。
序盤に降りると人がイッパイだから初心者は離れた場所で降りたほうが良さそう。
「機関銃付き」のクルマみたいな変わり種の乗り物も実装。
フィールドはよくみる感じでも所々でSFテイストを噛ませてくる。
ミッションクリアなどから得たコインを使うとパックを開封できる。
テスト中だからかコインしか出なかったけど、サービス開始後にはアバター等が出るみたい。
現時点で実を結んでいるかは別として、ただのコピーではなく新方向を模索しているのは好印象だ。
フォートナイトでやりたいことは正直「フォートクラフト」に実装するだろうから、第三のモバイルPUBGジャンルになれるよう頑張ってほしい。
『Project : Battle』序盤攻略のコツ。
まずは設定画面からコントロール部分を中心に調節してみよう。慣れないうちは恥じずに「Auto file」でオッケー。
グラフィックの品質は再起動で反映されるらしいけど筆者の環境だと変わらなかった……端末性能で完全に決定されるのか、正式版で解禁されるのかも。
初心者は無謀に突っ込まず生き残るのを目標に
バトロワ系の圧倒的定石として、資源を十分に集められているのなら戦わずにやり過ごすのがイチバン。無理にリスクを犯す必要はない。
マップが縮小され始めたら家の方向など人が多そうな方面を避けて遠回りに行動すると遭遇を減らしやすい。臆病者こそ長生きするのだ。
いざ追い込まれた時はクラフトして己の身を隠そう
上級者のプレイを見ていると、やはり素材を集めてクラフトで整える立ち回りが強いようだ。終盤で何も建てれないことは死を意味する。
本作のクラフトは消耗数こそ多いが建築時間は短いので敵の不意を衝くようなセンスが勝負を分けるかもしれない。
慣れないうちは冒険せずスナイパーに徹して籠もったほうが強いんだろうけどね!
他にも楽しいゲームが揃っています!
<アプリ★ゲット編集部からのコメント>
ノスミス
フォートナイトよりも建築をカジュアルに取り入れた印象で慣れれば遊びやすそう。
ノスミス
ラグのせいなのか瞬間移動するユーザーが多数。壁登り要素がもっと目立ってほしいなぁ。
<記事提供元>
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