Q:災害時にスマホの電池をできるだけ長持ちさせるのに良い方法はありますか?
A:ディスプレイと通信を抑える設定をおすすめします。
災害時、スマホは色々な意味で生命線になります。自分の無事を伝える、または誰かに助けを求める、避難生活の心の支え、etc…。
次にいつ充電できるかわからない状態に陥った際、もしものためにできるだけ電池は長持ちさせたいですよね。簡単にできる電池持ちをよく設定は以下の通りです。
- 1.ディスプレイの明るさを暗くする。
- 2.Bluetooth、Wi-Fi、GPSをOFFにする
- 3.使わない時は機内モードにする
- 4.SNSのプッシュ通知をOFFにする
まず最も効果があるのが、ディスプレイの明るさを暗くすることです。使っている間ずっと光っているわけですから利用率が高いのは当然です。暗くしておけばその分電池の消耗を抑えられます。


設定でディスプレイは暗くしておきましょう
あわせて自動スリープの時間を長く設定している場合は、1分程度まで短くするのも効果的です。15秒や3秒だと即切れて逆にストレスになる場合があるので注意。


ご覧の通りディスプレイのバッテリー利用率はかなり高め
次に効果があるのが通信関係の制御です。電波状態が悪いとスマホは電波を探し回るので利用しない場合は個別にOFF、もしくは機内モードに設定しておきましょう。
そして最後、被災地ど真ん中でも通信ができる状態だと家族はもちろん遠方の友人などからSNSやメール、『LINE』経由で安否確認で通知が次から次へと来る場合があります。
非常にありがたいことですが、短時間でプッシュ通知が頻繁に機能するとバッテリーを非常に消費します。
ですので、それらのプッシュ通知は設定でOFFにしておき、任意のタイミングで自分で見に行くようにすることをおすすめします。
ただし設定前にその旨をSNSに記載したり『LINE』で家族に伝えましょう。突然音信不通になると、「何かあったのでは…」と最悪の事態を想像してしまうので忘れないように気をつけましょう。