

カードケータイ(KY-01L) 京セラ
2018年docom(ドコモ)冬モデルが発表されました。その中でも一風変わった京セラの新端末「カードケータイ」をご紹介します!
目次
カードケータイとは
京セラが作った極薄・超軽量のカード型携帯です。
大きさはその名前通りクレジットカードと同じくらいのサイズ。4Gケータイとしては世界最薄で最軽量※1。機能もサイズもシンプルにすることでもっと気軽に携帯を身に着けようというコンセプトであるようです。サブ携帯として持つのもよいですし、スマホで多機能がいらないという人はカードケータイだけを持ち歩くというのもありかもしれませんね。
ちなみにこれがどれくらいコンパクトなのかというと、iPhone8を基準にすると、重さは約1/3、大きさは面積で比べると約半分!
機能は全く違うので直接比べるのはおかしいかもしれませんが、おおよそのサイズ感はつかんでいただけるかと思います。
カードケータイのすごいポイント
なんとディスプレイに電子ペーパーを採用!
小型化のためにカードケータイでは電子ペーパーディスプレイを使っています。
なので、表示する内容が変わらないとき、つまり静的な表示をしているときは全く電池を消費しないのです!
京セラの担当者のお話によると、通常の使い方で大体3日くらいは持つそうです。
もともとのバッテリー容量も380mAhしか用意しておらずこの電池持ちというのはさすが電子ペーパーですね。
なお電子ペーパーですので若干、表示応答速度が遅い印象でしたが、タッチセンサとしての応答速度はそれほど悪くないようです。
また、白黒ですがブラウジングもできたり、なんとメッセージアプリではフリック入力もできます笑
ちょっと不思議な感覚ですね。
ディスプレイオフでも壁紙が見える!
電子ペーパーの表示する内容が変わらないときは全く電池を消費しないメリットを生かして、ディスプレイオフの時も壁紙を常時表示させておくことができてしまうのです。
ビジネスで使うとき、この壁紙に自分の名刺をQRコード付きで表示しておきさっと取り出せるようにするとクールかもしれないと同じく京セラの担当者がおっしゃっていました。これもカードケータイならではの新しい使い方ですね。
シンプルでも、普段使い機能はきっちり搭載!
基本的にはアプリをインストールできませんし、機能を絞った携帯であるのですが、基本的に日常でよく使う機能はそろっています。電話機能はもちろんですが、目覚ましやカレンダー、電卓や、メッセージ送信、メモ帳などの機能はしっかり網羅。
テザリングもできるので、Wifiルーター代わりに使うこともできちゃいます。
カードケータイはこんな人におススメ!
現在どんどん端末の高機能化、ディスプレイ化の大型化が進む昨今ですが、もっと気軽にスマホを使いたい!もっとシンプルなかっこよさを追求したい!といったミニマリズムは、若者を中心により広まっているように感じます。
時代に逆行しているともいえるこの斬新なシンプルさですが、これに共感する人は意外と多くいるのではないでしょうか。こういったシンプルな端末をファッションのように扱う人も、後々出てくるかもしれません。
また、ビジネスで使う場合、追加のアプリダウンロードができないという点からセキュリティの面でも安心であったり、扱いやすさの面でも営業さんなどが必要とする最低限の機能だけを取り入れていることなど、相性はとてもよいかと思います。
もし、興味がある方はこちらの情報だけでは足りないと思うので、ぜひ以下の「docomo Online Shop」から詳細を確認してください。
カードケータイのスペックまとめ
商品名 | カードケータイ(KY-01L) |
---|---|
ディスプレイ | 約2.8インチ / 電子ペーパー |
サイズ | 約91mm x 約55mm x 約5.3mm(最厚部:約5.5mm) |
重量 | 約47g |
内蔵メモリ | ROM:8GB / RAM:1GB |
バッテリー容量 | 380mAh |
※1 2016年1月~2018年8月末までに発売・発表された4G対応携帯電話端末(スマートフォンは除き、ストレート形状のものに限る)2018年9月5日現在、京セラ株式会社調べ