『Twitter』、『Facebook』、『Instagram』に代表されるSNSは、多くの人が日常的に使っています。日本、いや世界にはそんなSNSが数多く存在します。そのなかから5つのサービスを、失礼ながら「マイナーSNS」としてご紹介いたします。
目次
これぞリアルな“つぶやき” 。音声を投稿する『PitPa(ピトパ)』
投稿するのは文字だけど“つぶやく”と言われる『Twitter』。しかし、この『PitPa』こそが真のつぶやきSNSといえましょう。それは音声を投稿するから。
“声のブログ”といわれるボイスメディア『Voicy』が話題になるなど、音声を使ったサービスが注目を集めているのは事実。『Pitpa』のようなSNSが出るのは必然といえるでしょう。


『Pitpa』の新着投稿画面。再生ボタンを押すと音声が流れる(左)ユーザアカウント画面。ここから過去の投稿が聞ける(右)
登録しなくても使えるということで、お試し的に利用しました。いくつかの投稿を聴きましたが、ショートショートなラジオを聞いている感じ。なんとなく、話している方がYouTuberに聞こえてきたのはなぜ?


つぶやきの詳細(左)再生画面(右)
声だけだと、やはり男性より女性を聴いたくなってしまいました。方言女子もいて、そういうのは聴いていて楽しいし和みます。Androidのアプリはまだですが、今後注目です!
読者好きなら見逃せない! 『本のアプリStand』
シェアする本棚アプリとして、2015年にリリース。本に特化したSNSとして、本好きを中心に人気を集めています。ユーザがおすすめの本が見られたり、自ら紹介することができます。


『本のアプリStand』TOP画面(左)アカウント画面(右)
便利なのは、自分が読んだ本、読みたい本、読んでる本をMy本棚に保存できること。タイトルを検索して入れれば登録でき、バーコードを読み取って登録もできます。特に、読みたい本ってついつい忘れがちなんで、それを管理できるのはすごく便利です。


「新刊」画面(左)『コンビニ人間』の試し読み画面。ブラウザに遷移した(右)
また、TOPに新刊が表示されているので、Stand内で“出会い”があります。本屋さんに行けないときはここでチェックするのもいいですね。
Googleなのに知名度が低い!?『Google Allo』
SNSというと語弊があるかもしれませんが、Googleなのにマイナーなサービスってことで紹介させてください。2016年にリリースされていたらしいのですが、Googleのサービスを多用する僕ですら今回はじめて知りました(汗)。


チャットの開始画面(左)チャット画面(右)
いわゆるメッセージサービスです。利用しているユーザがいなかったので、「Google Assistant」とやりとりしてみたら漫才というか、無理問答というか、なかなかカオスな展開になりました。詳しくは下の画像を見ていただくとして。


「Google Assistant」とのやりとり。選択肢に「カレンダーに予定は入ってる?」とあるのにタップするとりかいしてくれず(左)「カレンダー」でダメで「可憐だ」でカレンダーと聞き取れるなんどうかしてるぜ!(右)
スタンプ的なステッカーが使えたり、落書きやテキストを入れた写真が送れるなど多彩な機能を持つ本サービス。使ってる人がいたらやり取りしてみたいですが、結局「『LINE』や『facebookメッセンジャー』でやりとりしましょう」ってことになりそう。
犬になって吠える半匿名性位置情報サービス『バーク (BARK) – 今までになかった、犬が吠えるようなSNS』
犬になって現在地から近くにいる人と交流できるという不思議なサービス。ワンワンだけでやりとりできるのはおもしろそう!と思ってアプリをインストールしたものの、日本語表記にできず。


最初に好きな犬を決められる(左)とりあえず、近隣のユーザに向けて一吠え(右)
位置情報をONにして投稿する際、日本語入力ができたので「ワン! ワワン、ワン!」とつぶやく、いや吠えてみました。あ、これはお腹減ったとつぶやく、いや吠えています(どーでもいい)。


近隣のワンちゃん(左)別画面でも確認できるがイマイチよくわからん(右)
アプリストアの動画ではめちゃめちゃ交流できているんですけど……よくわからぬまま。負け犬の遠吠えとなってしまいました。英語ができる人は試してみてください。
使えるのはバッテリー残り5%以下から!『Die With Me』
最後、一番衝撃を受けたサービスをご紹介します。バッテリーの残量が5%以下になると使えるチャットアプリです。名前の通り、(バッテリーがなくなるまで)一緒に死にましょうという意味です。まず最初の衝撃は、アプリが有料だったこと。


5%以下じゃないと使えませんよ。と書いてある(左)名前を入力して言語を選ぼうとしたら……(右)
次の衝撃は、それでいて10%以下から使えるようになるには、さらに課金しなければならないこと。そして、一番の衝撃は日本語に対応して……ない!こと。


チャット画面。なんかいっぱいつぶやいてる(左)勇気を出してつぶやく。その言葉は「4%」……。ダメすぎる(右)
まったく英語ができない僕は途方に暮れました。少ない残量を世界中の人と会話しながら果てようというコンセプトはおもしろいけど、何のために120円(App Store)払って買って、5%以下になるまで待ったのか……。対応している言語がわかる方は一度遊んでみてください。
どれもなかなかのマイナーっぷりではなかったでしょうか。といいつつも、『PitPa(ピトパ)』はリリースしたばかりで今後に期待ができますし、『本のアプリStand』という本好きにはうれしいサービスにも出会えました。
ちょっと目先を変えてSNSを探してみると、新たな出会いがあるかもしれません。現行のSNSに飽きた人は、ぜひインストールして楽しんでくださいね。