子供向けプログラミング「micro:bit」の使い方(その5)!スマホと連動するプログラムを作ってみよう!

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子供向けプログラミング「micro:bit」の使い方(その5)!スマホと連動するプログラムを作ってみよう!

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micro:bit』アプリを使って子供向けのプログラミングを体験していくこの連載企画も、いよいよ最終回。これまでの記事では、通常はパソコンを使ってプログラミングをするところを『micro:bit』アプリを駆使してスマホだけでやってみようという趣旨でしたが、最終回はmicro:bit』アプリを使うからこそできる(パソコンでは出来ない)機能を作っていきます。

 

 

 

ペアリングしたスマホを操作する

 

スマホにインストールされた『micro:bit』アプリが、『micro:bit』本体とペアリングできている場合、それらを連動させることができます。

micro:bit』本体のボタンを押すことでスマホのカメラで撮影したりすることもできるし、スマホで着信があった場合に『micro:bit』本体側の音を鳴らして知らせるようなこともできます。

 

パッケージを追加してbluetooth接続機器ブロックを表示

パッケージを追加してbluetooth接続機器ブロックを表示

 

 

プログラムを作っていくには「devices」というパッケージを追加する必要があります。

左側のアイコンが縦に並んでいるところから、「+」アイコンをタップして、「パッケージを追加する」という画面で「devices」を選ぶだけです。

 

 

写真を撮影するプログラム

 

スマホのカメラに指示を出すプログラム

スマホのカメラに指示を出すプログラム

 

 

それでは、早速スマホ側のカメラを操作して写真を撮るプログラムを作っていきましょう。

きっかけとしては「(micro:bit本体の)Aボタンを押す」でいいでしょう。「ボタンAが押されたとき」のブロックの中に、「カメラに指示する(写真を撮影する)」というブロックを入れてください。

実は、これだけでは撮影できません。写真を撮影する前に、カメラを起動する必要があるようです。

 

ということで、「Aボタンが押されたとき」のブロックには「カメラに指示する(写真撮影モードにする)」、「Bボタンが押されたとき」のブロックに「カメラに指示する(写真を撮影する)」をそれぞれ入れておき、『micro:bit』本体側の操作としてはAボタンを押してカメラを起動してからBボタンを押すとうまくいきます。

「A+Bボタンが押されたとき」のブロックには「カメラに指示する(前後カメラを切り替える)」を入れておくのも良いでしょう。

 

写真撮影モード

写真撮影モード

 

 

ちなみに、スマホの音量がミュートになっていても、カメラを起動したときに大音量で「セルフィーターイム!」という音声が流れますので、まわりに人がいる場合はご注意ください。

 

 

スマホ側にアラートを送信する

 

アラートを送信する

アラートを送信する

 

 

カメラに指示を出す他に、スマホにアラートを送信することで、以下の機能を実現するオプションが用意されています。

 

  • トーストを表示
  • バイブレーターを振動させる
  • 音を鳴らす
  • 着信音を再生する
  • 自分の携帯電話を探す
  • アラームを鳴らす

 

 

スマホ側の反応

スマホ側の反応

 

 

「トーストを表示」と「音を鳴らす」というオプションを試してみましたが、スマホ側の反応は似たようなものでした。

ちなみに、文字列を指定して送ることができないため、送信したアラームを基にスマホ側の反応を切り替えるような機能は実現できないようです。

 

 

スマホ側のイベントを『micro:bit』本体に通知する

 

イベント処理ブロック

イベント処理ブロック

 

 

逆に、スマホ側のイベント(電話の着信など)を、『micro:bit』本体側に通知することで、『micro:bit』本体のプログラムを動かすことができます。

 

スマホ側のイベントとしては、以下のオプションが用意されています。

 

  • 電話の着信
  • メッセージの着信
  • 横長画面モード
  • 縦長画面モード
  • ゆさぶられた
  • 画面表示オン
  • 画面表示オフ

 

これにより、例えばスマホに着信があった場合に『micro:bit』本体に接続したスピーカーから音を出したりするようなことが可能になります。

 

 

終わりに

 

5回にわたり連載してきたこの企画ですが、パソコンが無くても十分に『micro:bit』のプログラミングは可能だということがわかりました。プログラミングを教えるにも、普段使いのパソコンを子供に触らせるのは怖いし、子供向けにパソコンを買い与えるのも出費がかさみますよね。体験するくらいなら家にあるタブレットやスマホで済ませたい、と検討されてる方の参考になれば幸いです。

 

2020年に小学校にてプログラミング教育が必修化されますが、それまでに体験させておきたいという方、過去4回の記事も参照し、物理的なフィードバック(音が鳴る、LEDが光る、モーターが回るなど)がある課題を是非お試しください。そして、冬休みの自由研究などに『micro:bit』を活用してみてはいかがでしょうか。

 

 

 

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