このご時世スマホの電池切れは命取りです。「充電が怪しくなると電源があるカフェに入って充電されるまで耐える」「コンビニでモバイルバッテリーをわざわざ購入し家の中はモバイルバッテリーだらけになる」という方も多いのではないでしょうか。
街中でいつでもモバイルバッテリーレンタルができるサービスがいよいよ本格的に増えてきています。
ChargeSPOTはイオンやローソンと提携
ChargeSPOTは株式会社INFORICH INC.が展開するモバイルバッテリーのレンタルサービスです。レンタル・返却ができる場所は新宿・渋谷などのローソン、本州と四国のイオンなどが中心になっています。
使用方法はスマホにChargeSPOTのアプリをインストールし、自分のアカウントに支払方法を登録。アプリのマップ上に近くのChargeSPOT設置店が表示されるのでそちらに出向き、ChargeSPOT筐体の画面のQRコードを読み取ります。するとモバイルバッテリーが筐体から出てきますので受け取るだけです。返却はマップ上に表示されている返却可能な店舗で可能です。マップに表示されていない店舗では充電スロットの空きがないため返却できません。
料金は最初の1時間が150円、48時間までは追加料金150円でレンタル可能です。48時間を超えた場合、破損紛失の場合は2,280円が課金され購入扱いとなります。
2019年内に全国1万5000箇所に設置することを目標としているということ。モバイルバッテリーのデザインは丸みを帯びた白をベースに水色の可愛らしいデザインです。
充レンは東京メトロやゆりかもめと提携
充レンは東京電力エナジーパートナー株式会社が現在実証実験中のモバイルバッテリーレンタルサービスです。
実証実験のパートナーは東京メトロやゆりかもめといった都心の鉄道各社、お台場周辺の商業施設です。東京メトロの溜池山王駅、後楽園駅での実証実験は2月末で一旦終了しています。現在はゆりかもめの沿線駅やりんかい線の東京テレポート駅、お台場の商業施設でレンタル・返却可能です。
充レンは事前にアプリのインストール等は必要なく、充レンの筐体の画面でメールアドレスを入力し、クレジットカードをスキャンすればレンタル可能です。
筐体の左右に刺さっているバッテリーを引き抜くことができます。LEDランプが点灯しているものが充電が完了しているモバイルバッテリーです。
返却はどこの充レンスタンドでも可能で、返却できる筐体のスロットに空きがない場合でも横にあるボックスに入れて返却可能。その場合は所定の手続きが必要なので、筐体の指示に従いましょう。
料金は2日後の深夜0時までが一律300円、3日目で追加300円、4日目で追加300円、5日以降は0円で使用が終わったら早めに返却するようにとのこと。
つまり最大でも900円しかかかりません。購入よりもだいぶ安く済むので長期利用の際にも便利です。
なお、規約によると紛失の場合は3,000円かかるとのことなので、返却は忘れないようにしましょう。
こちらのデザインはちょっとサイバーな雰囲気のデザイン。未来感のあるネオン管風ライトが気分を上げてくれそうです。
まとめ:どこまで普及するか期待大
モバイルバッテリーシェアサービスは今の充電式のスマホの仕様がそのまま続く限りは、ニーズは非常に高いサービスと言えるでしょう。
全国のコンビニや公共交通機関への設置が広まれば、数年後にはスマホの充電切れに慌てる人は少なくなるかもしれません。