最近では「インスタ映え」もあまり聞かなくなり、映える行為が暮らしの一部になってきましたね。若い女性たちがお気に入りのカフェや話題スポットでかわいい写真を撮影し、映えることが一般化してきたんだなぁと日々感じています。
可愛くて、いいね! がたくさんもらえる写真をアップするのもいいですが、「なんでその写真を?」「え、どうして?」という写真をアップして楽しんでいる個性派インスタグラマーにも注目してほしい! そこで今回は、andronaviがお勧めする個性派インスタグラマーを紹介します。
Instagramには、世界中の個性派インスタグラマーがいっぱい!
Instagramが登場したのは、2010年10月。当時はTwitterがSNSの中心で140文字でどう表現するか? というのが楽しまれていたので、写真がメインのSNSは流行るの? なんて言われていました。
しかし!
2018年10月時点で国内の月間アクティブアカウント数はFacebookを超え、2900万人に。世界における月間アクティブアカウントは10億人以上と、世界中で毎日触れるアプリとしてたくさんの人から利用されるようになりました。
(出典元:日本経済新聞「インスタグラム、国内月間利用数2900万人に」)
あなたはこのInstagramをどのように使っているのでしょうか。
自分が食べた美味しい料理を載せていますか?
子供やペットなど周りの人との写真を載せていますか?
または話題のスポットへ行ってきたよ〜と日記がわりに使っている人もいるかもしれませんね。
でも今回ご紹介する個性派インスタグラマーたちは、誰かのためというよりも自分の趣味で投稿している人がほとんど。クスッと笑えるものから、「なんで?」と思っちゃうものまで一気にご紹介しましょう!
・街で見かけた落し物を投稿する「#落し物シリーズ」の @souya_h さん
・「惨めなおじさん」をテーマに投稿される @miserable_men さん
・続いてもおじさんなのですが、夜景でかっこいいおじさんをまとめた @yakeiojisan さん
・街中で寝落ちしている人を集めて投稿する @shibuyameltdown さん
・飛行機で起こったあれやこれを投稿している @passengershaming さん
アウトサイダーなインスタグラマー
2018年9月に発売された『アウトサイド・ジャパン』という書籍をご存知でしょうか?
日本唯一のアウトサイダー・キュレーターこと櫛野展正さんによって収集されたアウトサイダーたちが135名ほど紹介されており「日本にこんなに面白い人がいっぱいいたの!?」と話題になった一冊です。
アウトサイド・ジャパン 日本のアウトサイダー・アート
- 櫛野展正
- イースト・プレス
-
価格¥1,980(2022/05/20 時点)
この『アウトサイド・ジャパン』に掲載されている方の中にも、個性派インスタグラマーがいらっしゃいます。
・老後の趣味で始めたカメラで大人気になった西本喜美子(@kimiko_nishimoto)さん
・ガムテープを使って芸能人になりきる! スギノイチヲ(@ichiwo_sugino)さん
・有名人を刺繍し続けている村上千洋子(@tonfly36)さん
ちなみに、2019年4月12日(金)~5月19日(日) (※開催期間中無休)で東京ドームシティーにあるギャラリーアーモにて『櫛野展正のアウトサイド・ジャパン展』が開催されます。
チケットも発売中でしたので、もっと個性豊かな方を探したい! という方はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?


櫛野展正のアウトサイド・ジャパン展
https://www.tokyo-dome.co.jp/aamo/event/kushino2019.html
#(ハッシュタグ)で検索して、個性派インスタグラマーを見つけよう!
そんな私(@chika_ziburi)も、Instagramを映えない写真で埋め尽くしています。
『#お冷研究家』というタグを使って、2015年から飲食店に入って最初に出てくる「#お冷」をひたすら撮影し、投稿しています。現在までに500枚ほど掲載しましたが、「だから何?」って感じですよね(笑)。
2020年に東京でオリンピックが開催されることが決定し、その際には日本の文化に世界中から注目が集まるはずだから、おもてなしの極みである「お冷」を研究しよう! と思ったのが始まりだったのですが、研究をするほどお冷は奥が深く、オリンピックまでに研究成果をまとめられるかどうかという状況です。
でも続けていればいつか何かいいことがあるのではないか? と思い、今はただひたすらに研究をしているところです!
Instagramは進化とともに様々な機能も追加されていますが、写真を使ったコミュニケーションという軸はブレず、今後もたくさんの人とのつながりを助けてくれるツールであることは間違い無いと思います。
今回ご紹介した個性派インスタグラマーさんたちだけでなく、今後どんどん面白い人たちが出てくると思いますので、私はお冷を集めながら(笑)、楽しくInstagramを使っていきたいと思いました。