

ゴールデンウィークの予定はもう決まりましたか?
10連休もあるのにまだなにも決まっていない私は「どこ行こうかなー」なんてGoogleで検索している際に見つけてしまったのです……!【羽田からニューヨーク】と検索窓に入れただけで、すべての航空会社の所要時間と料金が出てくるのを!!!!!
今までは、比較サイトや各航空会社のサイトから検索しなければいけなかったものが、いつの間にかGoogle上で検索・比較することが可能になっていました。一体どこまで便利になってしまうんだい、Google……。今回はそんな『Google フライト』の使い方をご紹介します。
検索窓に入れるだけだからとにかく簡単
「簡単って言ってもね〜」と思ったそこのあなた! 今すぐほら、新しいタブを開いて、今いる場所から好きな場所まで検索してみてくださいな。と、サイト離脱を促すようでandronaviライターとしては大変申し訳ないのですが(笑)、本当に簡単なのでやってみてください。
ちなみに、実際にやった画面がこちら。


検索結果の広告サイトの下に「スポンサー」という枠に囲まれ表示されています。これが『Google フライト』なのです。
また『Google フライト』のサイトもあるので、検索窓からじゃなくても飛行機チケットの検索が可能です。


あぁ〜この画面を見ているだけで、旅行に行きたくなってしまう。。
これは嬉しい! いつ安くて、高くなるかが明確にわかる料金グラフ
こちらの『Google フライト』海外のみかと思いきや、国内線も対応しています。また、個人的に一番嬉しかったサービスの「料金グラフ」では、いつ頃どこに行くのがお得なのかが一目瞭然になっていました。本当に便利な機能を作っていただき、Google先生には感謝しかありません。
料金グラフも実際に見ていただくのが早いので、こちらで例を出してご紹介しましょう。
例えば、3泊4日の東京から福岡までの旅行を計画しているとします。できればGW中に福岡に行きたいけど、どれくらい価格が変わるのかいまいち想像がつかないですよね?
そこで、3月29日から4月2日までの3泊4日間を適当に指定して、「東京から福岡」までのフライトを検索しちゃいます。すると、以下のようなグラフが登場します。


3月29日〜4月2日の往復料金が1.97万円〜に対し、GW初日の4月27日〜5月1日の料金は4万円〜!!! 同じ場所に行くだけでもこんなにも料金が変わってくるのです。
そうなってくると、「じゃあもう少し時期をずらして行こう」とか「山口ならもう少し安くなるかな?」とか「新幹線の方がいいな」とか「いっそ海外行くか!」など計画がスムーズにたてられるようになりますよね。
もっと詳しく比較したいな〜という方には、「付近の空港」を検索できたり、同じ泊数で安い日程を教えてくれる「日付グリッド」なんてサービスもあります。


これらは旅行だけじゃなくて、出張する方にも便利なサービスかもしれません。
もちろん直前のフライト状況も確認できるので、「急遽決まった出張をなんとかしないと!」という方にもオススメです。
まだ便利になるの!? AIを使って遅延情報も教えてくれる……
これだけでも十分便利な『Google フライト』ですが、さらに便利な機能が先日追加されました。
それは……AIを使って遅延情報を航空会社が発表するよりも早く通知してくれるサービス。
な、なぜ! なんとGoogleでは、過去のフライト情報から「あーこれ遅れますね」というのを予測して、フラグを立てるそうなんです。詳しいことが以下に書かれてあったのでご紹介します。
過去のデータとAIテクノロジーの組み合わせにより、航空会社の公式発表以前にGoogleフライトが遅延に気づく場合があるという。ただしGoogleは「確信度」が80%以上にならなければアプリに「遅延」のフラグを立てない(もちろんユーザーは遅延があっても定刻に空港に到着している必要がある。しかし遅れることを事前に知っていれば好都合だ)。
またGoogleフライトには「天候」、「到着遅れ」などと出発遅延の理由が示される。
新しいGoogleフライトは出発遅延を予測――AIで航空会社より早く教えてくれる
もうついていけない……!
「あったらいいなぁ〜」が現実になってくるこの世界、本当驚きですよね。
そのうち検索窓に「京都に行く」と打ち込んだらぶわ〜っとどこでもドアが現れて京都に行けちゃったりする日が来るかも??
『Google フライト』のアプリは今の所出ていないので、当分はブラウザでお楽しみいただければと思いますが、もちろんスマホからもアクセスできるので、ぜひ一度使ってみてください。便利さに驚くとともに、Googleよ、どこまで便利になってしまうのだ? と怖くなると思います(笑)。