Android検索窓の拡張機能「Slices」とは?

Androidの機能で注目されている機能がSlicesです。Slicesは検索窓の拡張機能で、アプリや機能の設定画面を呼び出すことができます。2019年4月現在、まだSlicesを使用できる端末には限りがありますが、今後普及していくであろう機能です。

Slicesは昨年のGoogle I/O 2018で発表

SlicesはGoogleが開催する開発者向けのイベントである「Google I/O 2018」で発表されました。

このイベントではAndroidの新しいOSである「Android 9 Pie」の発表とそれに伴う新機能が告知され、Slicesも新機能の一つです。Android 9 PieではAIをフル活用することに焦点を当てられています。

GoogleのAIといえば「OK Google」をイメージする人が多いと思いますが、Android 9 PieではAIの学習能力を活かしたユーザーの行動予測機能が多く盛り込まれました。SlicesはユーザーがAndroidの検索窓に入力した文字からユーザーの行いたい操作を予測して表示する機能です。

Slicesでできること

例えばSlicesではAndroid端末のgoogle検索窓に「天気」と入力をするとスマートフォンにインストールされている天気アプリのポップアップが表示されます。このポップアップにはリアルタイムの情報など最も基本的な情報がリンクカード形式で表示され、タップするとアプリを起動することができるのです。

また、例えばBluetoothの立ち上げや着信音の設定など、Android端末自体の設定をSlicesから行うことも可能になります。検索窓にBluetoothと入力すると、設定用の画面が表示されます。呼び出しにはいくつかパターンが存在するようです。

Slicesを使えるAndroid端末

Slicesが使用できるのはAndroid 9 Pieが搭載されたAndroid端末です。Slicesによるサードパーティーのアプリの呼び出しはAndroid 9 Pieが搭載している端末なら可能ですが、端末の設定変更についてはGoogle Pixelの機種のみで可能となっています。

アプリは機能をスライスする時代へ

これまでアプリとは必要な際にその都度立ち上げるものでしたが、Slicesの登場によって、操作の流れの中でインストールしたアプリの機能を部分的に使用することが可能になります。まさにSlice=切り出すわけです。今はgoogleの検索窓に入力した文字からアプリや設定画面を部分的に切り出すといったスタイルですが、今後入力方式はさらに柔軟になっていくでしょう。

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