ポケモンGO、高齢者プレイヤー急増でブーム再燃のワケ

2016年7月にリリースされて以来、およそ3年経つポケモンGO。リリース当初には約1,000億円を売り上げたポケモンGOも、昨年には800億円台まで減少。このまま、下火になってしまうのかと思いきや…今、人気が再燃してきています。その立役者は、メインターゲットである子どもでも20〜30代の若年層ではありません。一見、ゲームとは無縁というイメージがある50〜60代の高齢者です。実際、日本における50代以上のユーザーは全体のおよそ13%ともいわれています。

高齢者との相性がバツグン?カラダもアタマも運動できる!

孫や老人会の友だちから誘われて始めることが多いという高齢者プレイヤー。想像以上にのめり込んだと感じている人も多く、ある程度自由に使えるお金を所有していることもあり、課金制のアイテムを多少購入することにも抵抗がないそう。このように、一回ハマったものは継続しやすいという高齢者の傾向から、現在のブーム再燃へとつながっています。ポケモンGOを媒介に孫や友達などと話す機会が多くなることにより、脳の活性化にも効果的なようです。

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スマホでアプリをダウンロードして始めるポケモンGO。高齢者にとって、スマホという最新の技術に触れることに抵抗はないのでしょうか。しかし、その点はメイン操作であるポケモンGETのシーンで、ボールを投げるためのワンフリックですむという操作性のカンタンさが解決しています。もしかしたら、自身が子供だった頃に楽しんでいた昆虫採集を思い出すのかもしれません。また、ポケモンを捕まえたり、卵を孵化させたりするには歩く必要があるため、プレイしていない人より1日平均1473歩増えるとも言われています。これらのことから、ポケモンGOがさまざまな面から高齢者と相性がいいということがわかるのではないでしょうか。

イベントやトレーニングへの参加で広がりをみせるネットワーク

ポケモンスポットには、今もポケモンをGETしようと考えている人が集まってきます。イベントやトレーニングにも参加する高齢者も少なくなく、プレイヤー同士のコミュニケーションも生まれているようです。

また、神奈川県では健康アプリ「マイME-BYOカルテ」(未病カルテ)の利用を促進する一環として、ポケモンGOの利用者に向けたウォーキングマップを作成しました。ホームページ上へ掲出したり、県内の観光案内所で配布したりするなどといった施策も実施。マップには、ゲーム内の地図上に配布された施設「ポケストップ」「ジム」などの位置も記載されています。それらの交流に加えLINEなどのSNSのグループやフレンド募集などの掲示板も存在することから、ひとつのネットワークとしてつながれる意義もあるのです。

マイME-BYOカルテ
マイME-BYOカルテ

まだまだ冷めそうにない、高齢者のポケモンGO熱。今後も目が離せません。

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