TikTokが学生の勉強の場に?若者に向けたプロモーションに活用できるか

TikTokは主に中高生などの10代の若者に大人気のショートムービーアプリです。BGMをつけて短い動画をアップロードすることができ、コマ撮りをすることでコミカルな動きのムービーを作ることもできます。企業としては、拡散力と爆発力のあるティーンエイジャーにプロモーションをするのにうってつけのアプリです。

TikTok教室がスタート

2018年3月28日にTikTok教室が新しいコンテンツとしてTikTok内でリリースされました。これはTikTokのアカウントで講師たちが動画で授業をしてくれるというもので一時限目は英語。5人の講師が洋楽の楽曲を使用したりネイティブ同士の会話を動画で撮影して、英語のワンポイントレッスンをしてくれます。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000052.000030435.html

実際に筆者も見てみましたが、教室というよりは本当にライトな英語に触れるための動画という感じです。これで英語の勉強をするというのはちょっと厳しいかもしれません。一時限目以降のリリースが特にされていないので、このコンテンツが続くかは不明です。ショートムービーでインパクト重視というアプリの性質上、難しいのかもしれません。

TikTokをプロモーションに活用するには

TikTokの特徴は、ユーザーがとにかく若いことです。10代が全体の4割近くを占めます。残りの6割の中では40代が15%程度と多いのが意外ですが、リサーチやプロモーション、見るだけ専門のユーザーであることが予想できます。自分で動画を投稿したり、面白い動画を仲間に拡散するのは圧倒的に10代のユーザーなのです。

10代のTikTokコアユーザーのモチベーションで大きいのが「有名になりたい」というものです。ですので、芸能人や人気商品とのコラボ、可愛い動きがポイントになるTikTok上のキャンペーンはバズる可能性が高まります。

卓球のプロリーグ「Tリーグ」のオフィシャルアプリに

卓球のプロリーグであるTリーグが2018年10月からスタートしましたが、TリーグのオフィシャルアプリにTikTokが採用されています。TリーグでのTikTokは、まずはチェアマンである松下チェアマンによる「全力◯◯」が拡散しました。さらに張本智和選手や石川佳純選手の素振りダンスなども人気です。また選手のコメントや選手へのメッセージ動画としても使われ、ファンと選手とのコミュニケーションツールの役割を果たしています。

サントリーの#ピーカーダンス

2018年8月、サントリーのエナジードリンクである「南アルプス PEAKER」のプロモーションの一環として、TikTokでピーカーダンスを投稿するコンテストが催されました。NMB48の楽曲「ピーク」に合わせてメンバーが踊る姿がまずTikTok上で公開され、Tiktokユーザーはそれを見て自分が踊った動画を投稿します。最終的には運営側の審査員が5名の推しTikTokerを選ぶというものです。これは有名になりたいTiktokユーザーの心理に働きかけた内容と言えます。

Tiktokのキャンペーンはスピード感と若い感性が大事

TikTokのコアユーザーである10代を動かすには、プロモーション自体のわかりやすさが重要です。単純に「かわいい」「面白い」というのがカギになります。ただしトレンドのスピードが速いため、長期的なプロモーションには向いていません。一瞬でドカンとバズらせるために短期集中で資源を投下するのがポイントかもしれません。もしくはTリーグのようにコミュニケーションツールとしての活用もいいでしょう。

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