最大150台?Bluetooth機器の接続数の限界を調べてみた。

Bluetoothはデジタル機器を無線で接続できる便利な規格です。コード無しで接続できるため持ち運びや活動の自由度が増します。今回は複数の機器を接続する上での制限台数や仕組みについて調べてみました。

古くは7台が限界だった

Bluetoothは2009年に発表されたBluetooth3.0の時点では7台の同時接続が限界でした。これは例えば1台のPCからBluetooth対応のワイヤレスのマウス、キーボード、スピーカーに同時に接続できるということになります。

この場合は親機がPC、子機がマウス等のアクセサリということになりますが、1台の親機からは同じカテゴリの子機を2台以上に接続することはできませんでした。どういうことかというと1台のPCを2台のBluetoothキーボードに同時接続することは不可能という意味です。

ただ、ペアリング自体は可能でした。1台のPCに複数のアクセサリのパスワードを入力しておいて、使う方のアクセサリをその都度選択するという方法です。あくまで、同時に動作させるのに制限があると考えれば良いです。

最新のBluetoothは同カテゴリ複数台同時接続も可能?

最新のBluetoothのバージョンは5.0です。2016年に発表されたので去年や今年に発売された機器はBluetooth5.0の製品が多いです。

ここ最近では同カテゴリの子機に複数台同時接続できる製品も増えています。例えば、1台のBluetoothイヤホンで、2台のスマホに来た着信をすぐ取ることができるマルチポイント機能。これは会社の携帯とプライベート用の携帯の2台持ちの方に便利でしょう。

また、Bluetoothスピーカーを同時に複数台に接続することで、音楽を同時にたくさんのスピーカーから流すことが可能な機器も出ています。一例を挙げるとUltimate EarsからリリースされているBOOMシリーズです。

この製品ではまずiPhoneを親機として1台のBOOMに接続します。これでiPhoneのspotifyなどから再生した音楽がこのBOOMで再生できるようになります。

次にiPhone上にインストールしたUltimate Earsのアプリ上で、近くにいるBOOMスピーカーを、先ほどiPhoneに先に接続したBOOMにBluetooth接続します。つまりiPhone→BOOM親機→BOOM子機という順番で接続するのです。

これによって、150台以上のBluetoothスピーカーに同時接続して同じ音楽が鳴らせるということです。1つの会場で150台を同時に鳴らせば、クラブ級の大迫力の音響になりますし、Bluetoothが届く範囲の複数の部屋で同じ音楽を再生することも可能になります。イベント会場でのアナウンス等にも活用できます。100m範囲であれば問題ないようです。

そこまで大量接続でなくても、1台のタブレットにトランスミッターを介して複数台のBluetoothイヤホンを接続することで、家族や恋人と同じ音楽や映画を外部に音を流さずに再生できる製品も登場しています。

結局最大何台接続できるの?

現在確認できたもので最大数は前述したBOOMの150台です。Bluetooth5.0においては特に規格としては接続数に制限がないようなので、製品の仕様によるといったところです。もちろん、接続数が多くなればなるほどペアリングに時間と手間がかかりますし、意図しない不具合が出る可能性も上がるでしょう。大量接続をしたい場合は、何回かテストをしておくべきでしょう。当日いきなり試すのは危険です。

こちらの記事もご覧ください。