

アプリをインストールしようとしたとき「提供元不明アプリのため、許可が必要です」と、警告が出たことはありませんか?
警告が出るということは、インストールは控えた方が良いのだろう。
とはいえ、提供元不明アプリってそもそも何なのか。
インストールの許可をした場合、どうなるのか。
今後のアプリを安全にインストールして活用していくためにも、知っておきたいですよね。
そこで、あなたのために提供元不明アプリについてご紹介します。
提供元不明アプリがどんなものか知ることで、今後のアプリ利用やリスク管理に役立ちますよ。
目次
提供元不明アプリとは


各公式ストアを経由せずに配布されているアプリ
提供元不明アプリはGoogleのPlayストアや、各キャリアやメーカーなどの公式ストアを経由せず、インターネット上で配布されているアプリのことです。
「野良アプリ」や「非正規アプリ」とも呼ばれています。
公式ストアで提供されているアプリは全て、各ストアの審査を通過したアプリ。
そのため、一定の基準をクリアした信頼度の高い安全なアプリなのです。
提供元不明アプリの場合は、審査なくフリーで配布されています。そのため、安全性や信頼に欠けるのです。
危険?提供元不明アプリを許可するとどうなるの?
ウイルス感染や個人情報の抜き取りなどのリスクあり
審査なく自由配布の提供元不明アプリは、悪意に満ちたものもあります。
そのため、インストールしたことにより、端末から個人情報が盗まれたり、流出したりする可能性が生じるのです。
また、端末そのものを内部から壊されてしまうことも。
提供元不明アプリは本当に信頼できる提供元のみから、アプリをインストールしましょう。
大手企業のサービスのなかには、ストアを通さずに提供されているアプリもあります。
その場合は提供元不明アプリとみなされ、許可をしないとダウンロードできないため、お気をつけください。
iPhoneとAndroidのインストール許可の違い
iPhoneでは、Apple Store以外でのアプリインストールができなくなっています。許可の設定もユーザーからはいじれません。(非公式の特殊なインストール方法はあるようです)
Android端末で提供元不明アプリをインストールする場合は、許可を求める警告が表示されます。Androidでは許可の設定をしない限りインストールできない仕様です。
提供元不明アプリは、むやみに入れないのが吉


よほどのことが無い限り、設定を変更してまで提供元不明アプリのインストールは控えることをおすすめします。
警察やIPA(独立行政法人 情報処理推進機構)も注意を促しているほどですので、インストールすべきアプリなのか慎重に判断しましょう。
悪い人たちはあの手この手を使い、素敵な謳い文句で悪意あるアプリをインストールさせようとします。
本当に信頼できる提供元以外でのインストールは、避けるようにしましょうね。