

一昔前は「バックグラウンドでアプリが起動していると電池の減りが早い」とか「動作が重くなる」ということが言われていましたが、現在では通常の使用方法をしている限りはそこまで不便なことは起こりません。「それでもアプリをバックグラウンドで起動するのは無駄だ!」と感じる人のために、Andoroid8.0、9.0で停止させていけない類のアプリをご紹介します。
バックグラウンドでのアプリ起動を停止するメリット


ぶっちゃけた話、今はこれを停止するメリットはあまりありません。もちろん、GPS機能がついたアプリがバックグラウンドで起動していると、ずっと位置情報を送信し続けるので当然電池の減りは速くなります。ですのでこうしたアプリは停止したほうが良いでしょう。
また、ゲームの目的でスマホを使用する方が、極限までサクサクヌルヌルを高める場合には、バックグラウンドアプリは停止したほうがいいこともあるでしょう。メモリの消費が抑えられるからです。
バックグラウンドでのアプリ起動を停止するデメリット


しかし、初期状態でAndroidインストールされているアプリは基本的な動作と密接に関わっているものが多く、停止するとスマホ自体に様々な不具合が生じることがあります。
またサードパーティー製のアプリであってもバックグラウンド起動を停止することで、更新通知が届かないなどでデメリットがあります。そもそもアプリをバックグラウンドで起動しないというより、怪しい動きをしそうなアプリはインストールをしないというほうが先です。
バックグラウンドで停止してはいけないアプリ


実際にバックグラウンドで停止してはいけないアプリは、名前の頭に「Google」という名前がついているものです。これはAndroidの基本的な動作に関わっているため、例えば何かゲームをしようとした時に起動ができなくなったり、特定の動作で再起動を繰り返してしまったりという事故が起こりかねません。
ただし、「Google Play開発者サービス」など明らかに電池の減りを早くしているアプリがあるという声もよく聞かれます。ただし、こういったアプリも停止するとGoogleのサービスが使えなくなったり、機種によってはそもそも停止できなかったりします。
とはいえ基本的にはこれらのGoogleがらみのアプリは変にいじらない事が得策です。何か問題があるとしたらサードパーティー製の怪しいアプリという認識でスマホを使用するのが無難です。