Yahoo!ユーザーを格付けする「Yahoo!スコア」始まる

2019年7月1日からYahoo!ユーザーの信用情報を格付けし、提携企業に提供する「Yahoo!スコア」が始まります。どのようなサービスなのか、「Yahoo!スコア」の格付けを拒否する方法はあるのかをご紹介します。

物議を醸したYahoo!スコア

Yahoo!スコアの導入が発表されると、ユーザーから「個人情報を勝手に収集されて外部企業に提供される」と行った不安の声が上がり、批判が噴出しました。これに対して、Yahoo!は「お客様の同意なくお客様の情報やスコアを他社に提供することはありません。」と釈明しています。

Yahoo!スコアの仕組み

Yahoo!スコアは、ユーザーがYahoo!JAPANに登録している個人情報、ネットショッピングの利用実績、支払いの滞納状況、予約キャンセル状況などを採点し、900点満点で採点します。

この採点自体は、「Yahoo!スコアの作成・利用」という設定がデフォルトでオンになっているため、全てのYahoo!JAPANユーザーが自動的に行われます。これは設定画面からオフにすることでスコアの作成を解除可能です。

さらにYahoo!スコアの作成がされたユーザーが、Yahoo!IDで外部サービスにログインした場合、Yahoo!スコアの情報が外部サービス、企業に提供されます。提供される前には同意画面に同意することで提供されますが、そもそもYahoo!スコアが作成されていることを知らないユーザーにとっては、個人情報を勝手に抜かれている感覚を覚えるはずです。

Yahoo!スコアのメリットとしては企業がスコアの高いユーザー、つまり優良顧客になる可能性が高いユーザーに対して優待サービスをつけたり、審査を簡略化できるというところです。これだけ聞くと、ユーザーにとってもいいサービスに聞こえますが、自分のYahoo!での行動が採点され、すべて外部企業に流れるというのは気持ちが悪いという人も多いでしょう。

Yahoo!スコアの拒否方法

Yahoo!スコアは前述したように設定画面から「Yahoo!スコアの作成・利用」をオフにすることで、そもそもの採点を拒否することができます。また、「Yahoo!スコアは別に構わないけど、すべての企業に提供されるのは嫌だ」という場合は、Yahoo!IDを使ってログインする外部サービス接続時に、Yahoo!スコアの提供への同意画面で「同意しない」ことが必要になります。

Yahoo!スコアの是非

ネットユーザーの個人情報をスコアリングして企業に提供する、ビッグデータとして保有するというのは、Yahoo!JAPANに限らずGoogleでもFacebookでも行われていることなので、そういう流れだというしかありません。しかし、ネットユーザーに不信感をもたらすような告知方法や、利用規約に書いてあるから問題ないという姿勢は残念に感じるところです。

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